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令和2年度第2回岐阜県養老警察署協議会

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記事ID:0112898 2020年12月1日更新

 開催日時

令和2年11月17日 火曜日 午後2時15分から午後3時40分まで

開催場所

岐阜県警察航空隊(視察)

出席者

養老警察署協議会員(3名)

野村真由美 川添亮介 林田美幸

養老警察署 (2名)

次長 警務係長

警察航空隊(2名)

近藤補佐 泉田係長

議事概要

1 警察航空隊の活動概要(泉田係長)

 (1)警察航空隊の沿革

   ・昭和58年7月 警察航空隊発足(全国24番目)

   ・平成17年3月 更新ヘリコプターらいちょう2号運航開始

   ・平成24年4月 老朽化により高性能ヘリテレへ更新

   など。

 (2)警察航空隊の体制

   ・操縦士6名、整備士5名、特務係2名の合計13名体制

   ・勤務は日勤制通常勤務

 (3) 使用航空機

   ・らいちょう2号(ベル式412EP型、カナダ製)

   ・若鮎3号(県防災との共同運航機)

 (4)活動状況

   ・救難、救助が多い(活動の役3割、全国比4番から6番目)

   ・2番目、3番目は他所属からの要請支援、機動隊等との合同訓練・自隊訓練等が全体の約3割。

    令和2年10月まで無事故で運行

 (5)主な活動内容

   ・警動警ら 空を飛ぶパトカーとして初動・緊急配備活動に即応

   ・地域 管内実態把握、山岳、水難危険個所の調査 

   ・生活安全 産業廃棄物不法投棄事件、密漁事件等

   ・刑事 窃盗事件内偵捜査、組織犯罪捜査、実況見分等

   ・交通 あおり運転悪質交通違反取締、交通危険個所調査、渋滞調査等

   ・警備 災害対応、警衛・警備等

 (6)救難救助活動

   ・山岳遭難者の捜索救助等

   ・令和元年69件の救難救助に出動

   ・救難救助活動として、令和2年10月末現在までに1169人(遺体254人)を救助

 (7)令和元年の主な活動事例

   ・交通違反逃走車両の検索と発見・検挙

   ・認知症行方不明者の発見

   ・空陸一体あおり運転等取締り

   ・覚せい剤密売事件内偵捜査

   ・連続窃盗事件捜査

   ・台風19号による被災状況把握、行方不明者捜索

 (8)ビデオ視聴

   ・山岳救助、緊急配備対応時のビデオ、各種活動の活動状況画像を視聴

航空隊視察

委員からの質問

  協議会委員から以下の質問がありました。

 質問 野村委員

   ヘリテレは、何の略ですか?

 答え 泉田係長

   ヘリコプターテレビシステムの略で、航空機からの映像をリアルタイムに地上に送信する

  システムです。

 質問 野村委員

   近くに工場がありますが、航空隊と関係はありますか?

 答え 泉田係長 

   川崎重工の敷地内にあるためで、直接関係はありません。

 質問 野村委員

   若鮎2の事故を受けて、何か変わったことありますか?

 答え 泉田係長

   防災航空隊が運航中の事故であり、その後機体が更新された他、警察航空隊の体制は、特に

  変わっていません。

 質問 川添委員

   山岳警備隊と航空隊の違いは何ですか?

 答え 泉田係長

   山岳警備隊には専務員がいないということです。但し、救難救助の現場では、地上と共同で

  活動しています。

らいちょう2号の見学(近藤補佐)

  活動概要の説明を聞いた後は、野外に駐機された「らいちょう2号」の見学を実施しました。

 委員には、実際に搭乗していだだき、ヘリテレの映像(どこまで見えるのか)や操作、機内のエ

 アコン設備や機内でも会話ができるヘッドセットについての説明のほか、山岳救助等で使用する

 ホイスト装置の説明を受けました。

 また機体の前に委員の方に並んでいただき、記念撮影を行いました。

航空隊へり

航空隊のヘリコプター視察

 

出席された委員の感想

  視察終了後、委員からは、

 「県警ヘリを真近に見ることが出来て感動した。」

 「航空隊が県警の様々な業務に携わっていることが分かった。」

 「訓練に訓練を重ねて事故防止に努めていることが分かった。」

 等とする感想が聞かれた。

協議会意見・要望

 意見(野村会長) 

  源氏橋交差点

   道路が大きくカーブしており、四方向どこから出ても見通しが悪く危険である。

 回答(交通)

   当該交差点は、南北に一時停止規制がかかっているものの、西進する場合は、県道(養老平田線)

  は右に大きくカーブしている変形の四差路交差点となっています。この交差点を北進する場合、非常

  に見通しが悪く、今まで各方面から交差点改良要望や信号機の設置要望がありました。当署では警察

  本部(公安委員)と数年にわたり協議してきた結果、本年度中に信号機が設置される運びとなってい

  ます。

 意見(野村会長) 

  明徳地区の踏切

   通学路であるが、歩道がなく、歩行者・自転車が渡る時危険である。

 回答(交通)

   当該踏切は、養老町石畑地内の県道(養老平田線)を横断する養老踏切(名称美濃高田第10号踏

  切)ですが、県道を管理する大垣土木事務所や養老鉄道に問い合わせたところ、本年度中に踏切を

  拡張し、歩道が設置される運びとなっています。

 意見(野村会長)

  養老橋(大垣側)の堤防の横切り

   特に朝のラッシュ時に高校生が横切ろうと待機している。横断歩道を設置して欲しい。

 回答(交通)

   養老橋の北側の堤防上の交差点については、大垣警察署の管轄となります。大垣警察署に連絡し、

  過去の交通事故発生状況を依頼した結果、平成27年に車両単独の交通事故があったのみで、以後

  交通事故の発生は認められませんでした。また、朝の交通状況を調査した結果は、高校生の自転車

  が県道を横断する状況がありましたが、

  「交差点が狭く歩行者が横断する際の待場の確保が困難であること」

  「県道を西進(大垣から養老方向)する場合、右カーブとなっており、横断歩道を設置して横断さ

   せることがかえって危険であること。」等

  から現状においては、横断歩道の設置は出来ないとの回答です。

   当該交差点の南東側の県道には、歩道が設置されていることから、ここを東に進み、綾野5丁目

  南交差点まで行き、そこの横断歩道を渡っていただくことが一番安全です。

 意見(川添委員)

   国道365号線でのバイクの走行について

  土曜日、日曜日、祭日になると、スポーツバイクなどが国道365号線の信号の少ない部分を猛ス

  ピードで走るため、大変危険です。また、何台ものツーリングでは2台が道の左右に広がるため、

  地元の方が危険を感じる場面が増えています。

 回答(交通)

   国道365号線については、平日の交通量は少ないですが、土曜日、日曜日、祝日になると滋賀方

  面からのマイカーやツーリングのためのオートバイが多数県内に流入して参ります。この秋、新た

  に速度違反取締場所を設定し速度取締りを実施したところであり、引き続き、この場所における速

  度取締りを行ってまいります。また、上石津駐在所のパトカーによる巡回により、運転者に注意喚

  起を行い交通事故の抑止に努めます。

 意見(林田委員)

   養老公園東、こどもの国前の信号機が強風のたびに少し方向が変わります。信号機が見にくくな

  るので、対応をお願いします。

 回答(交通)

   こどもの国前の信号機については、信号機の設置状況を確認したところ異常は認められませんで

  した。台風や強風時には、署員による交通安全施設の点検を指示しており、異常発見時には、直ち

  に業者に修繕依頼をしているところです。異常を発見した場合には、直ちに修繕いたしますので今

  後とも情報提供をよろしくお願いします。

 質問(林田委員)

   最近、固定電話に不審な電話がかかってきています。家族がいる場合は、話し合いで解決出来ま

  すが、一人暮らしの年配者が心配です。また、スマホ等にSNSで不審なメールが届いて詐欺が増え

  ています。常に不安に思っています。

 回答(生活安全)

   県警では、ニセ電話詐欺の防止対策として「自動通話録音機」の設置を推奨しています。アンケ

  ートでは、9割の方が効果を実感されていますので、お一人暮らしの方にぜひ勧めていただきたいと

  思います。また同機器がなくても、常に留守番電話にするだけでも効果がありますので、併せて勧め

  ていただきたいと思います。

 


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