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(1) 山県警察署管内の犯罪情勢等
管内の情勢について
・ 刑法犯認知件数及び検挙人員(令和6年11月末)
・ 特殊詐欺発生件数(令和6年10月末)
・ 交通事故発生状況(令和6年11月末)
について署長から説明した。
(2) 令和6年度岐阜県警察署協議会代表者会議の伝達
令和6年度岐阜県警察署協議会代表者会議について次長から伝達を行った。
(3) 山県警察署速度取締指針について
次長から令和6年山県警察署速度取締指針について説明した。
(4) 協議会委員による助言・提言(意見交換)
ア 子どもの見守り活動について
伊自良駐在所の活動については、特に子どもを持つ家庭からは感謝の声を聞いている。
先日、伊自良地内で登校中の小学生が横断歩道ではねられる交通事故が発生した。子どもたちは「旗を出せば車は止まってくれるもの」と思い込んでいる部分がある。しかし、運転手からは朝日がまぶしくて横断者が見えなかったと思うので、子どもたちが事故被害に遭わないために「車は止まってくれる」という意識を変える必要がある。
イ 特殊詐欺防止について
先日、金融機関で大きなお金を引き出そうとしたら、しつこいくらいに利用先を聞かれ、大変だった。家族に話したら、「それだけ特殊詐欺が多いということだろう」と言われ、確かにそうだと思うがそれにしても大変だった。
回答:警察が銀行にお願いしてやっていることでもあるのでご理解いただきたい。
ウ 信号交差点の停止線移設について
第1回の協議会で検討をお願いした停止線移設の進捗状況を教えていただきたい。現在、付近で建設工事等もやっているために車両の通行も多く、事故は起きていないが、譲り合いながら走行している状態が続いている。
(後日確認回答)早ければ今月中に工事完了予定
エ 技能実習生のマナーについて
市内に居住する技能実習生と思われる外国人について、自転車で買い物などに出かけているが、ヘルメットをかぶっていないことなどが気になる。国の違いなどもあるとは思うが、マナー講習が大事なので、企業からの教育も必要である。
回答:警察も企業と協力して、防犯、交通安全等の各種講話を実施する。
オ 夜間の交通事故防止について
先日、山県市神崎地内で死亡事故が発生した。私は多くの従業員に朝早くから車やバイクを運転してもらっており、暗いときに事故に遭わないよう夜光チョッキなどを使用させて視認性を高める工夫をしている。そういったことが事故防止につながると考える。
カ 通学時の見守りについて
地元の通学の見守り隊はボランティアを募って実施しているが、今後も継続してボランティアを確保できるかは難しいところもある。警察官には取締りやパトカーでの駐留警戒を通学の前後の時間帯にお願いしたい。