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『ひまわりの絆プロジェクト』とは、
平成23年に京都府内において交通事故で亡くなった男の子(当時4歳)の御遺族から、生前男の子が幼稚園で大切に育てていたひまわりの種を引き継ぎ、その種を育てて、ひまわりを開花させることで、命の大切さを学び、被害者支援への理解を深めることを目的として実施している活動です。
この「ひまわりの種」は、平成25年の春、この交通事故を担当していた警察官が御遺族宅を訪問した際、御両親から
私たちの子どもが生きた証を残したい。このひまわりがあちらこちらで咲けば、この子もいろんなところへ行けると思う。もう、交通事故は嫌です。
と託され、京都府内の警察署等から全国へ広がりを見せ、平成29年に海津警察署にも、この「ひまわりの種」が届いたものです。
海津警察署では、「ひまわりの絆プロジェクト」に基づき、毎年、警察署前の花壇で、ひまわりを育ててきました。
今年も花壇に種を蒔き、花はまだ咲いていませんが、元気に育っている最中です。
今後も、ひまわりを育てることを通じて、命の大切さを学び、被害者支援への理解を深めてまいります。
今年のひまわりも、元気に大輪の花を咲かせることを願っています。
天気が良く日差しの強かった日のひまわりの様子です。
本年もひまわりの種をまき、約1ヶ月半が経過しました。
ひまわりは、順調にすくすくと育っていますが、油断すると周りには雑草がひまわりの栄養を奪おうとどんどん生えてくるので、油断大敵です。
警察署前の道路に面した花壇で成長中です。ぜひ、ご覧ください。
茎が曲がっていても、その後は、ほかのひまわりと同じように真っすぐ上に向かって成長しています。
ほかのひまわりが大きく育つ中、あまり成長していませんが、元気に花を咲かせてくれることを願っています。
西側の花壇のひまわりに、つぼみができました。
台風接近の情報がありますが、無事に大輪の花を咲かせて欲しいものです。
ひまわりが元気に大輪の花を咲かせました。
そのほかにも、今にも開花しそうなひまわりたちが、「次は自分の順番だ」と言わんばかりに控えています。
そんなひまわりが、花壇一面に花を咲かせるのが楽しみです。
このひまわりたちを見て、一人でも多くの方が交通安全への意識が高くなっていただけることを願います。
東西双方の花壇一面にひまわりが元気に大輪の花を咲かせました。
今が一番の見ごろですので、海津警察署の近くに来られた際には、ぜひともご覧になってください。