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県内の特殊詐欺について、8月末現在で
・認知件数90件(昨年比+10件)
・被害額1億3024万円(昨年比ー5828万円)
と、被害額は減少しているものの認知件数については増加しています。
また、揖斐郡三町におけるニセ電話詐欺被害については、今年は発生していませんが、昨年は大野町と池田町でそれぞれ1件の発生があり、合わせて約400万円の被害が発生しています。
被害の特徴としては、
・年齢65歳以上が、全体の77%
・女性が、75%
・要求方法は、電話が81%
となっており、これらの被害は、固定電話への着信が被害の入り口となっており、全体の8割以上を占めています。
そこで、
・着信前に相手へ警告メッセージをアナウンスする機能を有する「自動電話録音警告機」の設置
・在宅中でも留守番電話にする
等で対策をしてください。
しかし、電話に出て被害に遭う高齢者が多いことから、
・「オレオレ、だけど…」→あなたと無関係な名前「あー●●か?」と言ってみる
・「キャッシュカード預かります」→「キャッシュカードは息子が持っています」
・「有料サイト料金が未納です」→「パソコンもスマホも持っていません」
などと言うと、犯人が電話を切断するケースがありますので、是非ご活用していただきたいと思います。