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令和6年6月20日(木曜日)午後2時00分から午後3時58分まで
揖斐警察署 3階会議室
揖斐警察署協議会委員6名
揖斐警察署長以下7名
1.開会
2.委嘱状交付
3.揖斐警察署長あいさつ
4.警察署幹部紹介
5.委員自己紹介
6.警察署協議会役員選出
7.議事
(1)第1号議案
管内の治安情勢等説明
・警察署協議会の趣旨及び開催計画
・揖斐警察署の組織説明
・岐阜県警察交番・駐在所の整備指針について
・揖斐警察署管内の治安情勢
・揖斐警察署管内の交通事故発生状況
・令和5年中の110番受理件数
・災害・山岳訓練の状況
・令和6年能登半島地震の岐阜県警の活動紹介
・令和5年中の遺失・拾得物の説明
・令和5年中の警務課の活動状況説明
上記説明を受けての委員からのご意見・ご質問
◇意見・質問
交番・駐在所の整備指針について、駐在所の方は警察官としてではなく住民として地域住民
との繋がりを持っています。私の住む地域も人口が減り高齢化が進んでいますが、そのよう
な地域で駐在所が無くなる喪失感は大きいと思います。それからの安全・安心の担保につい
て、住民に説明して欲しいと思います。
◆回答
廃止する駐在所は最も近くにある駐在所と統合ということになり、これまでどおり制服警察
官による立ち寄りやパトロール等については、これまでと遜色なく実施していきます。住民
の代表する方への説明は行っている段階ですが、理解を得ていきます。
◇意見・質問
・交番・駐在所の統合案での揖斐署の人員数の変更について知りたいです。
・事故の多い三町大橋東交差点の交通量が「信号機を設置しなければ対処できないレベル」
だと思いますが、信号機を設置して欲しいと思います。
・揖斐警察署の110番件数が同規模警察署よりも多いと説明を受けましたが、不要不急の通
報が多い等の理由はあるのか知りたいです。
◆回答
・岐阜県警察官の人員数は法令等で決められており、その中で人口情勢や警察事象の多寡に
応じて揖斐警察署の人員数が決められます。当署としては、現状以上の職員を確保したい
意向です。
・同交差点の危険性は認識しております。一般に信号設置には予算計画と交通規制の意思決
定など手順を作るので、順を追って事故防止のための措置を講じていく所存です。
・不要不急の110番通報が多いわけではありません。純粋に事件・事故の発生が多いことが
原因です。
(2)第2号議案
警察に対するご意見、ご要望
◇意見・要望
2026年に生活道路の道路交通法の一部改正があると聞きましたが、具体的にどのような事
なのか教えてください。
◆回答
本年5月30日、中央線や車線がなく、指定速度規制のない一般道の法定速度60km/hから
30km/hに引き下げる案を警察庁が発表したというものです。これは、生活道路において
歩行者が被害者となる交通事故を防止するのが狙いです。対象となるのは、中央線や分離帯
など車両通行帯がない道路のほか、複数の車線がない道路が対象で、幹線道路ではく住宅街
などの生活道路とされています。施行は2026年9月予定とされていますが、現時点において、
正式な通達はありません。
◇意見・要望
通学道路のゾーン30プラスとはどのような内容か教えてください。
◆回答
ゾーン30プラスとは、生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備の更なる推
進を図るため、最高速度30km/hの区域規制のほかに、交通実態に応じて区域内における
大型通行禁止、一方通行等の交通規制を実施するとともに、ハンプやスムース横断歩道な
どのデバイスを適切に組み合わせて交通安全の向上を図ろうとするものです。
具体的には、警察による30km/hの速度規制に道路管理者の物理的デバイスをプラスした
もので、例えば、
・ハンプ
路面をなめらかに盛り上げ30km/h以上の速度で走行する車両の運転者に不快感を与える
構造物
・スムース横断歩道
車両の運転者に減速と横断歩行者優先の遵守を促す、ハンプと横断歩道を組み合わせた構
造物
・狭窄
車道の通行部分を局所的に狭くし、車両の速度を抑制する構造物
・クランク
一定区間の道路を直線的に屈曲させ、車両の速度を抑制する構造物
があります。
◇意見・要望
冠山トンネルが開通した関係からか、揖斐川町徳山地内の交通量、とりわけオートバイが多
いと感じます。オートバイが違反をしているわけではないですが、交通事故等の発生も予想
されるため、パトロールをして欲しいです。
◆回答
当署でも冠山トンネル開通による交通量の増加は把握しています。幹線道路を中心とした
パトカーによる見せる活動や、オートバイ乗りを対象とした交通安全啓発活動の実施に努
めます。
8. 閉会