岐阜県警察山岳警備隊新隊員訓練の実施

山岳警備隊新隊員訓練の実施について

　令和7年6月9日月曜日から同月11日水曜日までの3日間、岐阜県警察山岳警備隊の新隊員訓練を行いました。

　岐阜県下の全新隊員が対象で、岐阜県警察本部、飛騨方面隊、恵那山方面隊、能郷白山方面隊から15名が参加、高山市消防からも2名の隊員が参加しました。

　訓練は、飛騨警察署神岡警部交番を拠点に、付近近郊の山である観音山や福地山で行いました。

　訓練では、山岳装備品の資機材を活用し、急斜面での懸垂降下や引き上げ訓練やレスキューハーネスを使用した搬送訓練等、救助活動を行う上で基本となる技術訓練を行いました。

　最終日は想定訓練で、3日間で習った技術を生かし、要救助者の発見から現場への効果、引き上げから搬送まで一連の流れを実際に行ってもらいました。

　岐阜県の管内は広く、各方面隊、別々に活動することが多いですが、この3日間を通じて、技術の向上のみならず、隊員相互の結束がより強くなりました。

　参加した新隊員も

　　「迅速、安全な救助活動をしていくため、訓練で得た技術を活用していきたい。」

と意気込みを語っていました。

懸垂降下の基本訓練の様子（神岡警部交番敷地内）

背負い搬送訓練の様子（観音山）