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岐阜県警察山岳警備隊飛騨方面隊は、令和6年4月26日金曜日から同年5月7日火曜日までの12日間、令和6年北アルプス春山警備に従事し、穂高岳山荘で常駐警戒、西穂高岳一帯において山岳パトロール、新穂高登山指導センターにて登山指導活動を実施しました。
上記期間中、北アルプスの岐阜県側では、奥穂高岳付近において転倒し負傷する山岳遭難が発生しました。
期間中の発生件数としては、昨年より1件減少しましたが、技量・装備品不足にも関わらず安易に急峻な山域に入山する方が一定数おり、一つ間違えば山岳遭難に発展するおそれがあった事案もありました。
北アルプスでも日増しに雪解けを迎えていますが、例年8月頭まで部分的に雪が残るところがありますので自身の体力・技量に見合った登山計画を立てるとともに登山前の情報収集、装備品の準備・点検を確実に行い、山岳事故防止に努めるようお願いします。
穂高常駐隊員によるパトロール状況
ジャンダルム方面の状況