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ゴールデンウィーク前半の三連休、岐阜県警察山岳警備隊飛騨方面隊及び北飛山岳救助隊は、西穂高岳一帯における山岳パトロール、新穂高登山指導センターにて登山者指導活動に従事しました。
三連休中、北アルプスの岐阜県側においては、山岳遭難の発生はありませんでしたが、各地では山岳遭難が発生しており、ゴールデンウィーク後半も油断はできない状況です。
北アルプスにおいては、例年と比べると雪解けが進んでいますが、今までとは違う雪の付き方となっている箇所もあり、アイゼン・ピッケルの携行は必須です。
また、春は天候が変化しやすく、突如として冬山のように厳しい天候に変化することがあるため、防寒具等、冬山登山と同じく必要な装備品を携行するようにしてください。
更に、入山する前には、装備品の点検・確認、自身が登る山の情報や正しい気象情報の収集を行い、悪天候が予想される際には、行動を控える、早めに引き返すなど無理のない余裕を持った登山をするようお願いします。
西穂山荘までの積雪状況
西穂丸山からの西穂高岳独標方向の状況