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令和6年1月23日火曜日、岐阜県警察山岳警備隊飛騨方面隊は、北アルプス穂高平一帯において高山市消防山岳班との冬山合同訓練を実施しました。
訓練では、山岳遭難現場を想定した訓練を主体に実施し、低体温に陥った仮想遭難者に低体温ラッピング(保温や低体温症の予防を行うもの)を施して搬送する訓練、ビーコン(小型発信機)を使用し、雪崩等により行方不明となった遭難者を捜索する訓練を行い、両機関の救助技術及び知識の共有、連携強化を図りました。
参加隊員からは、
「実践的な現場訓練を行うことで、注意点や連携等の確認ができた。今後の遭難現場で迅速に対応できるよう反復して訓練を重ねたい。」
などの感想がありました。
スケッドストレッチャーを使用した搬送訓練状況
ビーコンを使用した捜索訓練状況