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令和5年9月19日午後1時00から午後5時30分まで
警備部警備第二課警察航空隊
高山警察署 3階大会議室
高山警察署協議会委員 8名
高山警察署長以下幹部 9名
1 視察(於:警察航空隊
警察航空隊概要説明、施設及びヘリコプター見学
2 会議
(1)開会
(2)高山警察署長挨拶
(3)協議会長挨拶
(4)議事
ア 警察署協議会代表者会議における討議事項等の報告
イ 要望・意見に関する回答
問:外国人観光客の交通マナーについて
外国人観光客が増えたのですが、目の前を平気で赤信号にもかかわらず
横断する姿をよく見るが何か対策はあるか?
答:交通課長
赤信号無視での横断については、警察官が確認すれば外国人観光客であ
っても指導を実施しています。
また、信号待ちの滞留や待ち時間の短縮を図るため、横断者の多い信号
交差点では、歩車分離の信号サイクルに切り替えを実施しています。
なお、現在、外国人観光客へ日本の交通ルール周知を目的として、外国
人向け冊子の見直しを進めており、宿泊施設等で配付しようと考えていま
す。
問:高齢者の交通マナーについて
高齢の方が横断歩道の無い国道を散歩等で渡り、車も急停車する姿を見
ることがあるが、とても危険であるため何か対策はできないか?
答:交通課長
パトロール中に目撃した場合は、当事者の方に注意や交通安全指導を実
施するとともに、高齢者宅に対する家庭訪問等により交通安全指導を実施
し、地域課と連携して継続的に対応します。
答:地域課長
地域課では各家庭の安全を守るためや各種要望・意見を吸い上げるため
の巡回連絡を実施しており、その中で特に独居高齢者や高齢者がいる世帯
に対しては、意見要望の吸い上げの他に、交通ルールについても指導して
おります。
問:山岳遭難の現状について
登山者の最近の傾向、高山警察署の対応等を教えてほしい。
答:地域課長
登山者の最近の傾向については、昨年からコロナ禍明けとして、登山者
が一気に増えて、今年も同様に増加傾向にあります。
本年の岐阜県側の登山者数については、盆前まで新穂高ロープウェイが
停止していたこともあり登山者の減少を感じたが、お盆以降も登山者数の
減少幅が少ないことから、登山時期の分散化が進んでいると考えられる。
昨年に比べ転落等の割合が半減し、それに伴い死者・負傷数が減少した
が、酷暑の影響もあり病気(熱中症・脱水症状)・疲労の割合が増加して
いる。
警察署の対応の対応としては、安全対策、遭難防止対策として、登山者
が集中するシーズンには山岳警備体制を強化しており、外国人登山者等に
対しても登山道情報の提供及び、登山指導を実施しています。
また発生した山岳遭難に迅速かつ安全に対応できるよう、警備隊員の訓
練を毎月実施し、技術体力の向上に努めている。
(5)閉会
第3回の協議会は、12月中旬に開催を予定。