本文
登山の前に
記事ID:0019367
2019年2月12日更新
安全登山のために
適切な登山計画を立てましょう
〜登りたい山より登れる山〜
- 自分の体力、技術、経験に見合ったコースを選びましょう
- 最新の気象情報を確認しましょう
※登山届を提出しましょう - いつどのコースに行っているのか、警察、登山口などへ届けるとともに、
友人、家族等大切な人と情報を共有しましょう
装備品を確認しましょう
〜絶対に忘れてはならない装備品〜
- 雨具、防寒具…急変する山の天候に備えて
- ヘッドランプ…アクシデントによる夜間の行動に備えて
- 救急用品…万が一のために
- 地図、コンパス…現在地の確認のために
- 携帯電話と予備電池…バッテリー切れに注意
登山の心がまえ
〜せっかく来たんだからは×〜
視界不良・体調不良の時は、せっかく来たんだからと無理をすることなく、
また来られるんだからと登山を中止する勇気を持ちましょう
下山時こそ細心の注意を
- ガレ場や木の根などで転倒、滑落につながる危険も
- 地図や道標を見ずに下ばかり見ていると道迷いの危険も
- 足元に注意しながら、「ゆっくり慎重に」を心がけましょう
道に迷ったら…
- もし道に迷ったら、位置が分かるところまで引き返しましょう
- 正規の登山道に戻れない場合は、木々のない開けた場所や尾根など、
救助隊の見つけやすい場所で待ち、むやみに動かず体力を温存しましょう
応急処置の知識
体調に不安を感じたら、無理はやめましょう。
高山病(標高に対応して酸素濃度が低くなることで発症)
- 原因…順応不足(早すぎる登高)など
- 症状…頭痛、吐き気、倦怠感、立ちくらみなど
- 処置…無理をせず、すぐに下山する
脱水症、熱中症(体液バランス、体温調整機能バランスの崩れで発症)
- 原因…大量に汗をかき、水分補給を怠るなど
- 症状…めまい、足がつる、頭が重い、まっすぐ歩けないなど
- 処置…水分(塩分)補給(塩分、糖質が入った経口補水液やスポーツ飲料水)と冷却(涼しい場所へ移動)を行う
低体温症(長時間の低温や風雨等で、体温が異常に低下することで発症)
- 原因…寒暖変化への対応不足、汗や雨などで濡れる、風にさらされる、カロリー不足、消耗など
- 症状…全身のふるえ、思考能力の低下、意識障害、と症状が進む
- 処置…風雨をしのげる場所に移動し、体温を上げる(温かいものを飲む、乾いた衣類に着替える、レスキューシートで包むなど)
山岳遭難した時は…
- 焦って動き回らない…遭難した可能性がある時は、まずは冷静になること
- むやみに下を目指さない…下に降りて行けば帰還できると考えるのは危険
- 暗くなってからの行動は避ける…天気が悪くても、焦りは禁物
- 自力(たち)で対処しきれないと判断した時は救助要請…110番通報、119番通報で救助要請を
(電話による110番通報が困難な方は、メール110番システムを活用して下さい)
メール110番システム(岐阜県警察)
自分の位置情報を正確に伝えることができます。
http://www.gifu110.jp<外部リンク>
- インターネットから迅速に位置情報付のメールを送信できます。
- QRコードからもアクセス可能です。