ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 岐阜県警察 > くらしの安全 > 犯罪の抑止 > サイバー犯罪及びネットワーク上のトラブルの防犯対策

本文

サイバー犯罪及びネットワーク上のトラブルの防犯対策

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示
<外部リンク>
記事ID:0000827 2022年7月15日更新

ネットショップ詐欺

商品の購入代金を騙し取ることが目的の詐欺サイトが横行しています。

 「商品を注文したが商品が届かない。」「連絡したが音信不通になってしまった。」などといった相談が多く寄せられており、中には、本物のインターネット通販サイトをコピーした偽サイトに騙されて、被害に遭うケースが発生しています。

 対策のポイントとしては、

  • 見た目、日本語が不自然なサイトには注意する。
    →海外の詐欺グループがショップサイトを作成している場合があります。
  • 販売会社や連絡先を確認する。
    →販売会社の連絡先が架空の場合があります。また、インターネットで販売会社の名前などを検索すると詐欺被害の事例が見つかる場合もあります。
  • 振込先口座に注意する。
    →代金の振込先名義が企業名などではなく、個人名でサイトの会社概要とは関係のない場合は注意が必要です。また振込先として外国人名義の口座が悪用されることもあります。

インターネットバンキング不正送金事案

パソコンやスマートフォン等の通信機器のウイルス感染により、インターネットバンキング用のID・パスワードが第三者に流出し、それらのID・パスワードが不正に利用され、他人名義の銀行口座に資金が不正に送金されるといった事案が多発しています。
 被害防止のために、次の事項を実施してください。

  • インターネットバンキング利用端末へのセキュリティ対策ソフトの導入と最新の状態に更新
  • 基本ソフト(OS)、ウェブブラウザ等、インストールされているソフトウェアを常に最新の状態に更新
  • 不審な入力画面等が表示された場合はID・パスワードは入力せず、金融機関等に通報
  • ワンタイムパスワードは携帯電話のメールアドレスで受信
  • 不正送金対策ソフトを使用する
  • 身に覚えのない取引メールが届いてないか定期的に確認する
  • ID・パスワードには、他のサイトで使用しているものや生年月日や電話番号、名前に関した英数字など他人に類推されやすいものを使用しない(英字と数字を組み合わせることをお勧めします)
  • 万一、不正利用の被害に遭った場合に被害を最小限に抑えられるよう、振込限度額をできるだけ低く設定する

オンラインゲーム

オンラインゲームにてアカウントハックと呼ばれる行為が行われる原因は大きく分けて二つあります。一つ目はゲーム運営会社のセキュリティの不備を突かれて、直接不正アクセスされる行為です。
もう一つは、ユーザーが何らかの方法でID・パスワードを第三者に取られてしまうことです。ここでは、後者のユーザーが対処出来る防犯対策を掲載します。

  1. 定期的にウイルス及びスパイウェアのチェックを掛ける
    ​→パソコンがウイルスに感染していませんか
  2. OSおよびウイルス対策ソフトの状態を常に最新にする
    ​→パソコンにウイルスが入ってこない環境を作りましょう
  3. ゲーム運営会社公式以外のソフトウェア(外部ソフトウェア)をゲーム使用時に利用しない
    ​→こういったソフトにスパイウェアが入れられていて、IDパスワードを盗まれます
  4. 不明なサイトにログインしたり、不審なソフトウェアをインストールしない
    ​→ブラウザの設定で変な操作をされないようにしましょう
  5. ホームページ閲覧とオンラインゲームのプレイを同じパソコンで行わない
    ​→偽の攻略サイト等に悪意のあるソフトウェアが組み込まれていることがあります

オークション

オークションでは、
料金を支払ったが商品が届かない
落札した商品と違うものが送られてきた
不良品が送られてきた
などのトラブルが多く発生しています

  1. エスクローサービスを利用する
    ​→エスクローサービスとはお金を支払う側と商品を送る側の中間に立ち、一時的にお金を預かり、商品が届いた後にお金を支払うサービスです。
    オークションでのトラブルを防ぐため、こういった仲介業者を利用することをお勧めします。
  2. 評価を確認する
    ​→オークションサイトを利用している人には「評価」などのトラブルを避けるための措置があります。
    評価の高い人は良い出品者・落札者、評価の低い人はトラブルばかりの人、などの判断材料になります。
  3. オークションサイト外での取引に注意
    ​→詐欺などの場合、多くは電子メールで直接取引をもちかけてくるので注意が必要です。
    また、料金の支払いも銀行振り込みなどは極力避け、代引き支払オークションシステムが仲介に入るような支払い方法を利用しましょう。

出会い系サイト

出会い系サイトやSNS等のコミュニティサイトを利用した際に
 知り合った異性から有料サイトに誘導され、高額な料金を支払ってしまった
 多額の金銭や遺産を譲る名目で相談をしてきた相手にお金を騙し取られた
などといった相談が寄せられています。

  1. お金は支払わない
    ​→覚えのない料金請求や自分の購入したもの・サービス以外では料金を支払わないようにしてください
  2. 内容証明郵便を送付する
    ​→万が一お金を支払ってしまった場合は、内容証明郵便を送付して料金の返還請求を行ってください
    また、支払ってすぐであれば組戻し手続き等により金銭を戻す事が出来る場合があります

迷惑メール

  1. メールアドレスを8文字以上にし、英数記号を混ぜる
  2. 各種携帯電話会社提供のフィルタリングサービスを利用する
  3. URL付きメールを拒否する                                                                            

ウイルス(Emotet)感染を疑ったら

Emotetと呼ばれるウイルスは、情報搾取に加え、他のウイルス感染のために悪用されるウイルスで、不正なメールに添付されるなどして感染拡大の意図するウイルス。

感染を防止するには、

  • 不審なメールは組織内へ情報共有する
  • たとえ取引企業からのメールであっても、送信元アドレスを確認する
  • 迷った時は、取引先へ問い合わせ確認する
  • 最新のセキュリティ対策ソフトを導入する
  • アップデートを定期的に実行する
  • マクロを無効化に設定し、必要時は有効化にする
  • エモチェックを実行する

Emotetについて [PDFファイル/697KB]

暗号資産の取引に注意!

 SNSや出会い系サイト、マッチングアプリ等で知り合った者から、投資話を持ちかけられ、インターネットを通じて取引される暗号資産(仮想通貨)を投資した結果、返金してくれないなどといったトラブルが増加しています。

 対策のポイントとしては、

  • 金融庁・財務局での登録の有無など、これらの省庁のホームページで暗号資産交換業者の情報を確認しましょう。
  • マッチングアプリ等で知り合った人からの勧誘を受けても安易に投資しないようにしましょう。
  • 暗号資産は、価格が大きく変動することがあり、価格が急落して損をする可能性があります。
  • その価値を日本の「円」のように国が保証しているものではありません。
  • 未成年の方が保護者の同意を得ずに契約した場合は、未成年者取消権が行使できますが、18歳以上の成人が契約した場合は行使できません。

サイバー犯罪対策課TOPページへ

 

 

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)