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国際テロ対策

記事ID:0021454 2024年9月5日更新

テロの未然防止

 テロ対策で一番重要なことは「テロの未然防止」です。テロ未然防止啓発ポスター
 テロの発生を許せば、過去の事例からも多くの犠牲を生むことになります。
 岐阜県警察では、テロを未然に防止するため、情報収集、警戒警備、違法行為の取締りといった
各種対策を推進しています。​​

 

 

 

 

 

 

 

国際テロ情勢

 平成26年にカリフ制国家の樹立を宣言したISILは、一時は支配地域をイラク及びシリアにまで拡大しましたが、諸外国の支援を受けたイラク軍等の攻撃により支配地域を失いました。その後、指導者の相次ぐ死亡による組織の弱体化、求心力の低下も指摘されていますが、アフガニスタン及びアフリカ地域においては、関連組織がテロの実行及びプロパガンダの発信を継続しており、これら事情に鑑みれば、国際テロ情勢は依然として厳しい情勢にあるといえます。
 このような情勢下、平成25年1月、在アルジェリア邦人に対するテロ事件、平成31年4月、スリランカにおける連続爆破テロ事件等、邦人や我が国の権益がテロの標的となる事案が現実に発生しており、今後も邦人が被害に遭うことが懸念されます。

官民一体となったテロ対策

 岐阜県警では、テロの未然防止に向けて、「テロ対策ネットワーク岐阜」を設立し、関係機関、重要インフラに関わる事業者、大規模収容施設を営む事業者等の協力を得て、官民一体となったテロ対策を推進しています。

「テロ対策ネットワーク岐阜」について
テロ対策ネットワーク岐阜通信について

管理者対策

 国内では、薬局・ホームセンター等で購入した化学物質から爆発物を製造する事件が発生しています。
 警察では、爆発物の原料となり得る11品目(注)の化学物質を指定し、販売事業者を個別訪問するなどして、販売時の本人確認を徹底するよう要請したり、不審な購入者への対処要領を教示しています。
 このほか、旅館、インターネットカフェ、レンタカーなどの事業を営む者、住宅宿泊事業者(民泊)等に対して、本人確認の徹底等の働きかけを行い、テロリストによる悪用防止を図っています。
    (注) 硫酸、塩酸、過酸化水素、硝酸、塩素酸カリウム、塩素酸ナトリウム、尿素、硝酸アンモニウム、アセトン、
                     ヘキサミン、硝酸カリウムの11品目
        なお、警察では、これら11品目に準じ、硝酸カルシウム、硫酸カリウム、炭酸カリウム、硫黄、
                     過炭酸ナトリウムの5品目についても注視しています。

確認

皆様へのお願い

 テロを未然に防止するためには、県民の皆様のご協力が不可欠です。
 公共機関や、人が多く集まる施設やその付近で

  • 見慣れないものが置き去りにされている
  • 見かけない車が長時間停まっている
  • 見かけない人が、地図を見ながら写真やビデオを撮影したり、何度も行ったり来たりする

など、少しでも「おかしいな」「不審だな」と感じたときは、警察に通報をお願いします。

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  不審な人・物を見かけたときは、すぐに110番またはお近くの警察署に通報してください。

110番