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定例会(令和3年3月3日)

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記事ID:0148150 2021年3月3日更新

定例会議の開催概要

定例会(令和3年3月3日)

開催内容は、次のとおりです。

岐阜県警察からの報告・説明事項
1 令和2年中の警察安全相談受理状況について

 総務室長は、令和2年中の警察安全相談受理状況について、「昨年中の受理は42,132件で前年比2,045件減少し、部門別では生活安全部門が17,264件(約41%)で最多となり、受理態様では来訪が13,121件(約31%)で最多となった。主な相談内容は、家庭・職場・近隣トラブル、迷惑行為などであった。新型コロナウイルス感染症に関する相談は733件で、主な相談内容は、新型コロナに便乗した詐欺に関するもの、営業自粛に関するものなどであった。」と説明した。

 この報告に関し、佐々木委員は、「相談内容が、家庭・職場・近隣トラブルや迷惑行為などで対応が大変かと思いますが、引き続き適切な対応をお願いします。」旨述べた。

2 令和3年春の定期人事異動の概要について

 警務部長は、令和3年春の定期人事異動の概要について、「本年春の定期人事異動は、警部級以上を3月22日(月曜日)、警部補級以下を3月25日(木曜日)に発令し、聖火リレー警備に従事する一部職員を4月5日(月曜日)に発令・兼務解除する。人事異動の要点は、『少年補導職員の本部集中運用』『特殊詐欺事件捜査の所掌変更』『女性活躍の更なる推進』『長期同一所属の解消による活性化』などである。」と報告した。

 この報告に関し、矢橋委員は、「職員の家庭事情等を異動に配意されていることは大変良いことだと思います。」旨述べた。

3 令和2年中のサイバー犯罪対策について

 生活安全部長は、令和2年中のサイバー犯罪対策について、「昨年中の検挙件数は223件で前年比21件の増加、相談件数は1,619件で前年比470件の増加、インターネットバンキング不正送金事犯は31件で前年比19件の増加となった。サイバー犯罪対策として、県内に本部機能を有する12金融機関に対する対策強化依頼、偽サイト等に対するフィルタリングの実施、学校等に対するサイバー防犯講話などを推進したほか、人材育成として、サイバー犯罪等対処能力検定取得の推進、サイバー犯罪捜査技術支援員研修会等を開催するなどした。」と説明した。

 この報告に関し、林委員長は、「コロナ禍でネット利用が増加し、それに伴ってあらゆるネット犯罪への対応が大変かと思いますが、引き続き適切な対応をお願いします。」旨述べた。

4 令和2年中の機動隊の活動状況について

 警備部長は、令和2年中の機動隊の活動状況について、「昨年の機動隊の出動は、前年と比較して災害救助などは増加したが、捜査支援や治安警備が減少した。その要因は、7月豪雨に伴う災害のほか、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い各種イベントが中止となったことによる影響であると考える。また、コロナ禍での感染防止に配意しつつ、テロ対策部隊において他機関等との合同訓練を実施し、有事に即応出来るよう練度を高めた。今後も、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた更なる専門部隊の対処能力向上を図るため実戦的訓練を実施するとともに、引き続き感染防止に配意した治安警備訓練の充実強化を図っていきたい。」と説明した。

 この報告に関し、佐々木委員は、「コロナ禍で訓練は大変かと思いますが、災害等はいつ発生するか分からないので、引き続き感染防止に配意しつつ各種訓練を実施していただきたいと思います。」旨述べた。

5 令和2年中の情報技術解析業務の活動状況について

 情報通信部長は、令和2年中の情報技術解析業務の活動状況について、「情報技術解析課では、現場でパソコン等を適切に差し押さえるための技術的な助言、押収したパソコン等から証拠情報を取り出す解析、サイバー攻撃対策・サイバー犯罪対策の技術支援を行っている。昨年中の主な活動内容は、現場支援、本部での解析作業のほか、警察学校における講義、県警察との人事交流等を実施した。本年は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたサイバー攻撃対策の実施、幅広い捜査ニーズを捉えた的確な情報技術解析の実施、警察全体の技術的な対処能力向上に向けた人的基盤の強化に努めていく。」と説明した。

 この報告に関し、矢橋委員は、「サイバー犯罪は複雑化する一方ですので、それに適切に対応できるようお願いします。」旨述べた。

<決裁等>

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