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大学1年生の時、知人女性がバイト帰りに、見知らぬ男性にしつこく声を掛けられ怖い思いをしたことがありました。私は彼女に二度とそんな思いをさせたくないと思い、男女問わず同じような被害者を減らしたいと考えて警察官を目指しました。
また、学生時代にレンタカー会社でアルバイトをしており、交通事故の現場を目撃することが多くありました。痛ましい現場を見る度に、どうにかして事故を減らすことはできないかと思っていました。
白バイ隊員という存在にあこがれていましたので、今は交通機動隊の白バイ隊員を目指しています。
困っている人や助けを求めている方と接し、無事解決した際に「ありがとう」と言っていただけたときは、「警察官になってよかった」と特に感じます。
また、交番に小さな子供が来所したときに、「かっこいい」と言ってくれた時や、警ら中にパトカーに向かって敬礼をしてくれたり手を振ってくれた時は、子供たちにとって警察官という職業はあこがれや注目の的であると実感し、気を引き締めなおす刺激になるほか、日々の勤務のモチベーションにもなります。
警察官の仕事は、様々な事案を取り扱うほか、特殊な勤務もたくさんあります。警察官を志す上で、「果たして自分にできるだろうか」等の不安は多々あると思います。
しかし、 そんな心配事も、上司や先輩方、同期生の存在のおかけで乗り越えることができます。大変なことや辛いことはありますが、それ以上にやりがいが得られる職業だと私は誇りに思っています。
「警察官になりたい」という確固たる意志がある方はその決意を貫き、「誰かの役に立ちたい」というような漠然とした目標をもっている方でも、ぜひ警察官を選択し、最後まであきらめずに目指していただきたいと思います。