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新型コロナウイルス感染症~オミクロン株拡大中 年末年始も油断なく~

「オミクロン株」と年末年始の感染リスク

現在、新たな変異株「オミクロン株」による感染が世界各国で拡大しています。この夏の第5波において、わずか6日間で本県を感染爆発状態にしたデルタ株と比べて、感染力が約3倍という推計もあり、アフリカや欧米各国などでは、かつてない速度で置き換わりが進み感染者が急増しています。

加えて、これからの時期は、一層寒くなり屋内に留まる機会が増えること、クリスマス、忘年会、新年会など飲食の機会が増えること、大晦日、初詣といった年末年始の行事により人流が活発化すること、帰省や成人式など普段会わない人と会う機会が増えることなど、感染リスクが高まる時期となります。

今後の私達の行動次第では、オミクロン株の脅威と相まって、再び大きな感染拡大の波が生じる可能性があります。

感染防止対策の徹底、継続

このため、県としては、引き続き、県民の暮らしと命を守るため、「自宅療養者ゼロ」堅持に向けて、オミクロン株への対応やワクチンの3回目接種などを進め、感染拡大の予兆が見られる場合には、速やかに対策を強化してまいります。

オミクロン株でも、これまで同様マスク着用や手指衛生といった一人ひとりの基本的な感染防止対策が重要であることに変わりはありません。

県民の皆様におかれましても、自分自身や大切な人を守るため、新たな変異株を正しく警戒しながら基本的な感染防止対策を油断なく継続いただき、年末年始の感染リスクへの備えを徹底し、新しい年を迎えましょう。

【オミクロン株に対する各機関の見解】
○世界保健機構(WHO)
・デルタ株をしのぐ速さで拡がっており、感染者が1.5~3日で倍増している。
・新たな嵐が来ている。欧州各国の医療制度が瀬戸際まで追い込まれることになる。

○アメリカ疾病対策センター(米CDC)
・12月18日までの1週間の感染者のうちオミクロン株が73.2%と推定され、前の週の12.6%からおよそ6倍に増えた。

○欧州疾病予防管理センター(ECDC)
・2月末までに欧州で主流の変異株になるだろう。デルタ株だけを考慮した場合よりも、入院や死亡例が増えると考えられる。

○国立感染症研究所(NIID)
・南アフリカでは10月に解析された検体の84%がデルタ株であったが、11月には73%がオミクロン株であった。

【参考】イングランドにおける変異株毎の累積感染者数(12月20日時点) [PDFファイル/332KB]

年末年始の県の追加対策

令和3年12月1日から実施中の対策「新型コロナウイルス感染症対策~感染拡大防止と社会経済活動の両立~」については、こちらのページをご覧ください。

○ 新たな変異株「オミクロン株」への対応
・全ての陽性者に対し、変異株スクリーニング検査を実施。その結果、デルタ株でないことが判明した場合、速やかにゲノム解析を実施しオミクロン株を特定。
・オミクロン株への感染可能性のある県内在住の濃厚接触者について、判明後、宿泊療養施設への入所を促すなど、適切に健康観察を実施。

○ ワクチン追加接種(3回目)
・新たな変異株の発生の状況等を踏まえ、初回接種の完了から8か月以上の経過を待たず、追加接種を実施。

医療従事者:令和3年12月~(接種間隔6か月)
高齢者施設等の入所者・従事者等:令和4年1月~(接種間隔6か月)
病院又は有床診療所の入院患者:令和4年1月~(接種間隔6か月)
その他の高齢者:令和4年2月~(接種間隔7か月)
一般県民:令和4年3月~(接種間隔8か月)

※県民に対し、交互接種の効果や安全性など正しい情報を丁寧に説明。

・都市部での接種を補完するため、2月を目途に岐阜・西濃圏域に県大規模接種会場を開設。その他の圏域についても、必要に応じ、順次開設を検討。

○ 飲食店、福祉施設に対する支援
・飲食店及び高齢者・障がい者施設に対し、二酸化炭素濃度測定器(CO2センサー)の導入を支援。(二酸化炭素濃度が1000ppmを超えた場合は速やかに換気)

○ 「ワクチン・検査パッケージ」に伴う無料検査体制の構築
・ドラッグストアにおいて無料検査を開始。(12月23日~)
・今後も薬局や事業者等を対象に体制を順次拡大。

○ 基本的な感染防止対策の呼びかけ徹底
・ワクチン接種済みの方も含めて、「マスク着用」「手指衛生」「密の回避」「こまめな換気」「体調不良時(咳や倦怠感など)の行動ストップ」を徹底。
・クリスマス、忘年会、新年会、成人式の2次会などで飲食する際には、第三者認証店を利用し、マスク会食を徹底するとともに長時間の飲食を回避。
・大晦日、初詣など年末年始の行事、イベントにおいては、人との距離を確保し密を回避するなど感染防止対策を徹底。

 

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