ナビゲーションをスキップして本文へ

ここから本文です。

研究課題

研究課題の設定について

 本県では岐阜県科学技術振興方針に基づき、「県民の立場に立った研究開発」及び「質の高い技術支援」を推進し、「希望と誇りのもてるふるさと岐阜県」の実現に向け、研究開発を推進しています。
研究開発課題は以下に示す観点により、大きくプロジェクト研究、重点研究と地域密着研究の3つに分けています。

・プロジェクト研究課題:県の将来を見据え、戦略的に取り組むべき先行投資的研究課題
・重点研究課題:岐阜県科学技術振興方針で定める重点研究方針において、戦略的な視点により実施する研究課題
・地域密着課題:地域のニーズや現場が抱える目の前の課題解決を目的とした研究課題

 プロジェクト研究課題及び重点研究課題は、研究開発目標及び達成年度を明確にして県の重要課題として戦略的に取り組むものであるため、外部有識者等による評価を踏まえて研究課題を決定します。研究推進に当たっては、産業界、大学等との連携を重視し、研究進捗段階での中間評価、研究終了後の事後評価を行い適切な進捗管理をしています。

 地域密着課題については、関係行政機関と連携して研究課題の評価を行い、現場が抱える目の前の課題を効果的に解決することを目的に取り組んでいます。

 

プロジェクト研究課題の概要

2020清流の国ブランド開発プロジェクト(平成27-31年度)

 地場の企業と一体になって商品の高付加価値化および新商品開発を行う研究、および農家・加工品製造業者・組合等とともに、新品種を活用した農産品および商品の開発を行う研究を、部を超えたネットワーク型の研究体制で取り組み、岐阜の魅力を発信(商品化)します。
<期待される効果>
:岐阜の魅力を伝えるための、新商品・新品種等の開発を通じた地域産業・農林業の活性化

 

ヘルスケア機器開発プロジェクト(平成26-30年度)

高齢者や障がい者の自律生活支援、生活の質の維持・向上を図るため、県内企業が持つ優れたモノづくり技術を活用し、産学官連携・医工連携により、リハビリ・介護現場のニーズに基づく福祉・介護関連機器、生活支援機器を開発します。
<期待される効果>
:高齢化社会を背景として、成長が期待される健康増進・予防や生活支援等に資する市場・産業の創出
:福祉・介護関連機器、生活支援機器産業における県内企業の新製品開発と技術普及への貢献

 

ぎふ成長産業強化プロジェクト(平成25-30年度)

今後の成長が期待される次世代自動車・航空機産業分野を対象に、工業系試験研究機関が企業・大学と連携して、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)を用いた軽量化部材開発等の製造技術の確立を目指し、研究開発を行います。
<期待される効果>
:次世代自動車・航空機産業の育成及び県内産業の競争力強化

 

重点研究課題の概要

工業技術研究所

長寿命化に向けた金型への表面処理技術の開発平成25-27年度
チタン合金製品のプレス加工の実用化において課題となる超硬金型の長寿命化を図るため、新たな金型表面の高硬度化処理技術を確立し、金型の耐摩耗性の向上や焼き付き防止し、成形回数の向上を図ります。

鋳物製品の内部欠陥の低減に関する研究平成25-27年度
鋳物製品を鋳造する際に砂型から発生するガスは製品の内部欠陥原因であるため、発生ガスの特性(種類や量など)と内部欠陥の相関を解明し、ガス発生の低減を図ります。

刃物ブランドの維持・向上に資する計測・評価装置の開発研究平成26-28年度
日本製・関ブランドの包丁の更なる品質の向上及び維持に資するため、刃物の切れ味耐久試験に利用可能な評価試験機を開発します。
 

産業技術センター

「揖斐川よもぎ」を使った機能性食品の開発平成25-27年度
「揖斐川よもぎ」のブランド力向上と利用拡大を目的とし、機能性成分の消失が少なく、安全性にすぐれた「よもぎ」生葉の加工技術の開発と、加工食品や美容製品など「揖斐川よもぎ製品」を開発します。

未利用資源を利用した快適機能性繊維素材の開発平成25-27年度
竹繊維など未利用の資源を活用した抗菌性や吸音断熱機能を有する糸、生地、不織布を開発し次世代住宅用の内装材、自動車内装材など産業資材へ応用を図ります。

岐阜県の水、米、酵母で造るぎふトップブランド清酒の開発平成26-28年度
岐阜県の清酒のブランド力向上を目指し、県産の原材料(水、米、酵母)を用いて、岐阜県を代表する純米大吟醸酒の開発を行います。

セルロースナノファイバーを活用した複合材料の特性向上と地場産品への用途展開平成26-28年度
鋼の1/5の軽さで5倍の高強度を有するセルロースナノファイバーを利用し、強度や耐熱性を飛躍的に向上させた、日用品、キッチン用品、高強度ヘルスケア製品、高機能性マスク・フィルター等への展開を図ります。

 

情報技術研究所

運動器機能のリハビリ支援を目的としたゆらぎ解析技術に関する研究開発平成25-27年度
3軸加速度センサ等を用いて、高齢者の運動機能を評価する簡便な計測・解析技術を確立し、リハビリ時における運動療法の計画策定のための指標とします。

 

セラミックス研究所

使用済み廃材を使った陶磁器の作製技術に関する研究平成25-27年度
液晶ディスプレイ用ガラスを陶磁器原料として活用するための技術開発及び、使用済み窯道具を加熱後、粉砕し得られる耐火粘土加熱粉砕物(シャモット)を用いて保水性・通気性など機能性を付加した製品を開発します。

高潤滑性セラミックス素材の開発平成26-28年度
セラミックスと潤滑性に優れた粒子との複合化技術や、熱処理による表面改質により、高強度・低摩擦のセラミックス素材開発を行い、金属プレス成形に使用するダイスや機械摺動部品に応用します。

 

生活技術研究所

気相エステル化による木製エクステリア家具の開発平成26-28年度
屋外に使用するエクステリア家具について、寸法安定性、耐朽性、耐候性を向上させる技術開発を行います。特に、製造工場現場で実施可能な簡易な気相エステル化処理法を確立することで、10年保証の木製エクステリア家具の開発を行います。

低環境負荷素材を用いた建築用断熱材の開発平成27-29年度
住宅の省エネルギー性能の向上を目的とし、地産地消が可能である木質系材料を用いて建築用断熱材の開発を行います。住宅用天然断熱材として用いられるセルロースファイバーは施工後に沈下する問題を抱えているため、これを解消するための研究開発を行います。