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住宅地等での農薬の使用

住宅地等における農薬の使用について

 農薬は、農産物などの病気や害虫の防除において有効な手段であり、適切に使用すれば安全な資材です。
しかし、周囲に飛散することで、人の健康や畜産動物、周辺の生活環境などに影響を及ぼす場合があります。そこで、学校や保育所、病院、公園など、住宅地やその周辺で病害虫や雑草の防除を行う場合は、まず「農薬を使用しない方法」を考えましょう。
また、病害虫や雑草の発生状況から、やむを得ず農薬を使用する場合には、周辺の方への事前周知や、飛散の防止措置をお願いします。
住宅地等における農薬使用について<外部リンク>(平成25年4月26日国通知)
農林水産省の作成したリーフレット(PDF:1.3KB)
岐阜県の作成したリーフレット令和5年4月作成 [PDFファイル/1.24MB]
 使用を希望される場合は、県農産園芸課までご連絡ください。

農薬使用の回数と量を減らすために

  • 栽培前に、病害虫に強い作物や品種について検討しましょう
  • 病害虫や雑草の早期発見に努めましょう
  • 公園・街路樹等では、定期散布はやめましょう
    「毎年この時期に散布しているから」といった、病害虫の発生や被害を確認せずに定期的に農薬を散布することはやめましょう。業者に作業を依頼している場合も同様です。
  • 物理的防除を優先しましょう
    除草剤を使用しない緑地管理の例チップや砂利、クローバー等による空き地管理、ヤギによる除草管理、草刈り・草抜きなど

やむを得ず農薬を使用する場合には・・・

  • 事前に十分な周知を行いましょう
     農薬を散布する場合は、事前に周囲に住んでいる方等へ十分な時間的余裕をもって幅広く周知しましょう。
     化学物質に過敏な方が居住している場合は、必ず事前周知他十分な配慮が必要です。
     周知内容には、農薬の使用目的、散布日時、使用予定の農薬の種類を含めましょう。
     近隣に学校・通学路がある場合は、学校や保護者等にも連絡しましょう。
  • 散布区域に人が入らないよう対策を講じましょう
     
    公園等では看板による表示などを行い、散布区域に気づかず人が立ち入ることがないよう配慮しましょう。
  • 飛散しない農薬(剤型)を選びましょう
     
    フェロモン剤による誘引、塗布、樹幹注入、粒剤の株元散布など
  • 農薬はラベルに記載された内容を必ず守って使いましょう
  • 農薬の飛散防止に最大限の配慮をしましょう
     農薬を散布する場合は、風が無風か弱いときに行うなど、天候や時間帯を選んで行いましょう。特に、近くに学校・通学路がある場合は子どもに影響の出ないよう注意しましょう。
    粒剤等飛散が少ない農薬や、飛散を抑制するノズルを使用したり、動力噴霧器の圧力を上げすぎないなど農薬の飛散防止を行うとともに、散布作業中は、風向きやノズルの向き等に注意しましょう。
  • 農薬の使用履歴を記録し、保管しましょう
  • むやみな農薬の現地混用はやめましょう
    農薬ラベルに混用についての注意事項がある場合は必ず守りましょう。
    混用の安全性についての情報がない組み合わせや有機リン系農薬同士の混用はやめましょう。

農薬により健康被害を受けることがあります

 農薬は、使い方を誤れば自らの健康を損なうばかりでなく、周辺の住民に健康被害を与えることがあります。
農薬を使用するときは、保護メガネ、マスク等を着用し、自らの被害防止を徹底することはもちろん、周囲への影響についても十分配慮しましょう。

お問い合わせ先

岐阜県 農政部農産園芸課ぎふ清流GAP推進係 058-272-1111(内線4115)
環境生活部環境管理課土壌環境係 058-272-1111(内線2991)
農林水産省 農産安全管理課農薬対策室 03-3502-8111(代表)
環境省 環境管理課農薬環境管理室 03-3581-3351(代表)

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