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少年の福祉を害する犯罪

 少年の福祉を害する犯罪とは、少年の心身に有害な影響を与え、少年の福祉を害する犯罪をいいます。少年が被害に遭いやすいインターネットに関係するものは、出会い系サイト規制法、児童買春、児童ポルノに関わる行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(児童買春・児童ポルノ禁止法)などに関わる犯罪です。

○インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律(出会い系サイト規制法)

(目的)

 この法律は、インターネット異性紹介事業(いわゆる出会い系サイト)を利用して児童(18歳未満)を性交等の相手方となるように誘引する行為等を禁止するとともに、出会い系サイトについて必要な規制を行うこと等により、これらの利用に起因する児童買春その他の犯罪から児童を保護し、もって児童の健全な育成に資することを目的としています。

保護者の方には・・・

 児童による出会い系サイトを利用させないための必要な措置(フィルタリングソフトの活用等)を講ずることが求められます。

児童の皆さんには・・・

 「出会い系サイト」は危険がいっぱいです。「出会い系サイト」を利用しないようにしましょう。また、「出会い系サイト」を利用して援助交際に誘うと犯罪になり、処罰の対象となります。

インターネット異性紹介事業者には・・・

 事業の本拠となる事務所の所在地を管轄する都道府県公安委員会に、所轄警察署長を経由して届出をしなければなりません(欠格事由が明示されました)。

 事業を廃止したとき、又は届出事項に変更があったときは、その旨の届出をしなければなりません。

 届出をした者は、自己の名義をもって、他人にインターネット異性紹介事業を行わせてはなりません。

 また、次のことも義務づけられています。

 ・児童による利用の禁止の明示(広告又は宣伝をするとき)

 ・児童による利用の禁止の伝達(児童でないことを確認するとき)

 ・児童でないことの確認

 ・公衆閲覧防止措置(禁止誘引行為が行われることを知ったとき)

このような書き込みは禁止されています。

 1児童を性交等の相手方となるように誘引する書き込み

 2人を児童との性交等の相手方となるように誘引する書き込み

 3対償を供与することを示して、児童を異性交際の相手方となるように誘引する書き込み

 4対償を受けることを示して、人を児童との異性交際の相手方となるように誘引する書き込み

 5「性交」や「対償の供与」が含まれない児童にかかわる異性交際を誘引する書き込み

 (対償とは~現金のみならず、被服、バック等の物品、その他財産上の利益も含む)

1から4の書き込みをした者は、大人でも児童でも処罰の対象となります。

違反した場合は100万円以下の罰金です。

○児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(児童買春・児童ポルノ禁止法)

NO!!児童ポルノ

児童ポルノは児童の人権を踏みにじる重大な犯罪です。

 児童ポルノは、児童(18歳未満の者)に深刻なダメージを与えるばかりでなく、一旦、インターネット上にその画像が流出すると、回収は大変難しくなり、児童は将来にわたって苦しむことになります。

 警察では、児童の権利を守るために、児童ポルノの根絶に向けた対策を強化しています。児童ポルノの根絶のためには、社会全体の取り組みが大切ですので、皆さんのご協力をお願いします。

児童買春・児童ポルノ禁止法が改正されました

 平成26年7月15日から法律名が「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」(以下「法」という。)に改められました。

 改正により、従来からの

 〇児童ポルノを提供、製造する行為

 〇児童ポルノを公然陳列する行為

 〇児童ポルノを提供目的で製造・所持等する行為

 に加え、新たに禁止行為として、

 〇自己の性的好奇心を満たす目的で児童ポルノを所持する行為

 〇盗撮により児童ポルノを製造する行為

 が追加されました。

 なお、自己の性的好奇心を満たす目的での児童ポルノ所持については、平成27年7月15日から1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。(法第7条第1項)

児童ポルノとは

 写真、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。)に係る記録媒体その他の物であって、次のような児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したものをいいます。(法第2条第3項)

1児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態

2他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は

 刺激するもの

3衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位(性器等若しくはその周辺部、臀部又は

 胸部をいう。)が露出又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの

 ○「児童」とは18歳未満の者

 ○視覚に訴えない小説や音声を録音したテープなどは児童ポルノに非該当

 ○性器等が隠れていたり、ぼかしが施されているようなものであっても児童ポルノに該当する場合がある

 ○一般的に性欲を興奮させ又は刺激するような物が児童ポルノとして規制されるもので、芸術的な作品等

 は含まれない

岐阜県警で検挙した主な事例

1児童買春、児童ポルノ禁止法違反事件

 男は、少女(高校生16歳)が18歳未満の児童であることを知りながら、SNSを使用して、裸の画像を送るよう申し向け、少女の自宅において、携帯電話のカメラ機能を用いて、全裸及び下着姿の姿態を撮影させ、この画像データを男に送信させるなどして、児童ポルノを製造したものである。

2ファイル共有ソフトを利用した児童ポルノ公然陳列事件

 男は、自宅において、ファイル共有ソフト「BitSpirit」を利用して自己のパソコンに記録された児童ポルノ画像を前記「BitSpirit」を利用する不特定多数の利用者が閲覧できる状態に設定し、公然と陳列したものである。

児童ポルノの被害に遭わないために

 インターネット上では簡単に身分を偽ることができます。相手にだまされ、児童ポルノの被写体になってしまうケースが増えています。

 児童が児童ポルノ製造の被害に遭うケースとしては、

 ・児童買春の相手方に裸の写真を撮影された

 ・インターネット上のサイトで知り合った人に言葉たくみにだまされたり脅されたりして、自分の裸の写真を撮影して携帯メールで送信してしまっ

 た

 ・同性であるふりをして裸の写真を交換しようと言ってくる

 ・気軽にやり取りしていたメールでの発言を学校や友人にばらすと脅して裸の写真を送らせる

 等の事例があります。

 

◎児童の皆さんへ

 誰かに裸の写真を送るように言われても、たとえそれが親しい間柄であっても、自分の裸の写真などを撮影して送ったり、インターネット上に掲

 載しないでください。

 また、脅迫や強要に及ぶような場合は最寄りのサポートセンターや警察署に相談してください。

 インターネット上に流出した画像は、回収することができないばかりか、さまざまなところで半永久的に残ります。

 児童買春の相手になった際に、気づかない間に性行為等の場面を撮影されるという場合もあります。

 児童買春はそれ自体、児童の心身にダメージを与えるものですが、それだけでは無く、児童ポルノを撮影されるといった様々な危険があります

 絶対に児童買春の相手方にならないでください。

 

◎児童ポルノは絶対許さない!

◎下着姿や裸の写真は絶対に「撮影しない、撮影させない、送信しない」

 

保護者としてなすべきこと

 児童ポルノ事犯の大部分はインターネットに関連しています。子どもの未来を守るためには、

◎インターネットの危険性に関する教育◎フィルタリングの利用

 などが大切です。

 「うちの子は大丈夫!」とは思わずに、ご家庭でも指導していただきますようにお願いします。

詳しくは、【警察庁児童ポルノ対策「NO!!児童ポルノ」:外部サイトへリンク】をご覧ください。

 

保護者自身が出会い系サイト等インターネットについて理解をする

 インターネットには、すばらしい情報が多数存在し、日常生活を豊かで便利にするという利点がある一方、有害で危険な情報も存在するという一面も持ち合わせています。大人はそれらの情報から少年を守る必要があります。

 保護者のみなさんは、インターネットを導入したり、お子さんに携帯電話を持たせる際には、子どもだけではなく保護者自身がインターネットの特質や危険性について、正しい知識を持つことが大切です。

インターネットを安全に利用するための考え方や基本的な心構え、ルールやマナー、トラブルの事例等を掲載しているサイトを紹介します。

・【警察庁サイバー犯罪対策:外部サイトへリンク

・【「ネット社会の歩き方」財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC):外部サイトへリンク)

・【財団法人インターネット協会(IAjapan):外部サイトへリンク

 

親子の良好なコミュニケーションの保持とフィルタリングの利用

 家庭で、保護者とお子さんがインターネットを利用したり、携帯電話やスマートフォンを使う際のルールについて話し合うことをお勧めします。もし、何か心配なことや不安が生じたら、すぐ親子間で相談できるよう良好なコミュニケーションづくりに努めましょう。

 また、岐阜県青少年健全育成条例により、18歳未満の児童が使用する携帯電話、スマートフォンの契約の際に、フィルタリングサービスを利用しない場合は、その正当な理由を記載した書面の提出が義務付けられています。保護者の方は、お子さんが利用する携帯電話等にはフィルタリングを利用して頂くようにお願いします。

フィルタリングソフト等の活用

 フィルタリングソフトは、少年にとって好ましくないインターネット上の情報を自動的に遮断するソフトです。これまで、有害サイトから身を守るには経験と知識が必要でしたが、フィルタリングソフトは、自動的に有害・危険サイトを遮断し、安全なインターネット空間を作り出すことができます。
フィルタリングソフトは、無料のものから、プロバイダが提供するものまで、さまざまな種類のものがありますので、それぞれの用途にあったものが選択できます。

その使い方は、マニュアルを見れば誰でも自分でセットできます。
詳しくは、【財団法人インターネット協会:外部サイトへリンク】で説明されています。

 携帯電話からのアクセスの制限とフィルタリングソフトについては、会社や機種によって違いがあります。それぞれの契約会社の「お客様窓口」等へお問い合わせください。

このほかにも、警察ではインターネットのセキュリティーに関して、ホームページ【(@police):外部サイトへリンク】でも各種情報を提供しています。
早速アクセスしてみましょう。

フィルタリング広報啓発リーフレット(手の中の大きな危険)

県警では、児童が使用する携帯電話・スマートフォンに係るフィルタリング普及を目指した取り組みを推進しています。

手の中の危険 少年向け 保護者向け 我が家のルール
PDFファイル:171.7KB PDFファイル:396.4KB PDFファイル:364.1KB PDFファイル:304.5KB

ご覧になりたい方はクリックしてください。

 

出会い系サイト等利用による児童の福祉を害する犯罪(性的犯罪等)

検挙件数

被害児童(人)

児童買春

児童ポルノ

条例違反等

小学生

中学生

高校生

有職少年

無職少年

平成27年中 47 7 13 27 29 0 14 11 3 1

平成26年中

30

3

3

24

14

1

5

8

0

0

平成25年中

74

4

14

56

22

1

7

11

0

3

平成24年中

40

12

9

19

25

15

7

1

2

平成23年中

47

5

4

38

17

9

7

0

1

※出会い系サイト、コミュニティサイト、プロフィールサイト、ゲームサイト等が利用され18歳未満の児童が性的害を受けた犯罪(出会い系サイトに対する不正な書き込みも含む)

※()は、児童ポルノで検挙した件数を含む