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懸仏[かけぼとけ]

分類 重要文化財
指定別
所在地 養老郡養老町三神
所有者 多岐神社
指定年月日 昭和45年8月11日

懸仏

 多岐神社は、式内社として由緒深く、和銅元年(708)の鎮座と伝える。
懸仏は、正中2年(1325)銘の阿弥陀如来像が最も古く、天文13年(1544)銘の阿弥陀如来像が最も新しい。阿弥陀如来像が大半を占めており、ほかには観音菩薩像、大日如来像、釈迦如来像が一体ずつあるだけである。ほとんどが完全な形で残り、一面一面に紀年銘が記されているので、それぞれの由緒を知ることができる。