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南宮神社経塚群附出土品一括

南宮神社経塚群附出土品一括[なんぐうじんじゃきょうづかぐんつけたりしゅつどひんいっかつ]

分類 史跡
指定別
所在地 不破郡垂井町宮代
所有者 南宮大社
指定年月日 昭和43年11月11日

南宮神社経塚群附出土品一括

 南宮大社背後にそびえ立つ俗称南宮山は別名「美濃の中山」ともよばれている。海抜は、約400mで、眼下に広がる濃尾平野を一望することができる景勝地である。山頂付近に南宮大社の末社高山神社、子安神社があり、その境内一帯に石が敷きつめられており、「如法経」と自然石に彫られた石柱が存在する。
昭和34年(1959)の伊勢湾台風により山頂の樹木が数多く倒れた際に、地下1m程のところから経筒及びその外容器が出土した。経筒外容器には常滑焼かと思われる甕を用い、蓋として片口鉢をかぶせている。甕の高さは41cm、胴まわり110cm、口部直径22cmである。高山神社東側一帯には、一大経塚群が形成されている。