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ヤヒコカラスヨトウ_20491
ヤヒコカラスヨトウ | Amphipyrasp. | 準絶滅危惧 |
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チョウ目ヤガ科 |
選定理由 | 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 | |
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形態の特徴 | 翅を広げた大きさ36mm前後の蛾。カラスヨトウの仲間では小型の部類に属する。翅の色は暗褐色。 | |
生息環境 | 丘陵帯〜山地帯の山地に生息。 | |
生態 | 成虫は初夏に羽化するが夏眠して秋に交尾・産卵する。幼虫の食草はツゲ。 | |
分布状況 | 本州に分布。新潟県、東京都、岡山県などに産地が知られる。県内では美濃地方の美山町で確認記録があるのみである。美山町仲越は全国で唯一夏眠場所の知られるところである。 | |
減少要因 | 食草のツゲは石灰岩地、蛇紋岩地など特殊な立地に生育していることが多く、生息場所はもともと少ない。 | |
保全対策 | 生息地はごく狭い範囲に限定されているため可能な限りその場所を保全することが望まれる。 | |
特記事項 |