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カグヤコウモリ_18598

カグヤコウモリ MyotisfraterG.M.Allen 絶滅危惧II類
(環境省:絶滅危惧II類) コウモリ目ヒナコウモリ科
選定理由 大部分の生息地で生息条件が明から悪化しつつあり、個体数が大幅に減少している。 写真を拡大表示します
形態の特徴 頭胴長44〜56mmで体重6〜11gの小さなコウモリ。体毛は黒褐色である。
生息環境 山地帯〜亜高山帯付近の樹林に生息する。樹洞を昼間の「ねぐら」にするが、洞穴で確認された例もある。夜間活動して昆虫類を食べる。
生態 繁殖期は7月〜9月頃と考えられる。繁殖は集団で行われ、家屋内で100頭を越えるものが確認された例もある。
分布状況 本県及び石川県以北の本州及び北海道に分布。国外では中国東南部、シベリア東部などに分布。本県では飛騨地方の神岡町、白川村、小坂町などで確認されている。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 生息するためには樹洞が形成されるような大径木のある自然の壮齢林が必要。したがって自然林の伐採により生息環境が消失しやすい。また、県内では亜高山帯に生息し、生息立地が飛騨地方の山地に限定されている。
保全対策 大径木のあるような自然林は可能な限り保全に配慮が望まれる。
特記事項 本来、樹林に生息する種が、家屋などの人工的な場所で繁殖する傾向は、繁殖場となる環境が消失していることを伺わせる。本種のように大きな繁殖集団を形成する種では、利用可能な樹洞は樹齢の高い巨木のものに限定していることが考えられる。