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砂行遺跡土師器7

遺跡名

砂行遺跡

所在地

関市下有知字砂行

時代

古墳時代

種類

土師器

出土状況

竪穴住居跡(SBA35)
砂行遺跡土師器7左の土器はSBA35から出土した古墳時代初頭の土器です。器面には櫛状工具を引っ掻(か)いた痕跡がみられます。この痕跡は条痕文と呼ばれ弥生時代前期の手法でその起源は縄文時代晩期終末にあります。こうした条痕文の手法が古墳時代まで残ることが砂行遺跡出土の資料によって明らかになりました。また、こうした古墳時代にまで条痕文が残る土器がみられる地域は関市周辺の限られることから、そうした小さな地域のまとまりを示す資料として注目されます。

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