ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

後平茶臼古墳金属製品3

遺跡名

後平茶臼古墳

所在地

加茂郡富加町大平賀

時代

古墳時代

種類

金属製品鐙

出土状況

埋葬施設
後平茶臼古墳金属製品3馬具の一つで、鐙(あぶみ)です。木心鉄板張輪鐙(もくしんてついたばりわあぶみ)と呼ばれるもので、鉄製です。県内では中八幡古墳(池田町)からの出土に次いで県内2例目です。5世紀末ころのものに類似しています。盗掘を受けており、埋葬位置からは動いています。平面形は裾が広くなって縦方向につぶれた形をしています。全面が厚さ1〜2mmの鉄板で覆われており、全体に1.2〜1.6cmの間隔で鋲がうってあります。踏込部は幅が広く、滑り止めの鉄鋲が6つ残存しています。一部には織布痕の付着があります。
長さ:24.3cm
幅:17.3cm
質量:(320.0)g

遺物紹介へ戻る

<外部リンク>