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林道の整備
林道は、効率的な森林施業を実現するために必要な基幹的な施設です。また、集落間を結び、山間地域の交通の改善、地域産業の振興等重要な役割を果たしています。
このため、林道網の整備を積極的に推進しています。
また、平成5年度から「ふるさと林道緊急整備事業」により高規格な林道整備を促進しています。
県営林道事業
骨格となる林道の開設を行っています。
大谷〜大栃線
昭和48年度から開設を始めました。
この林道は、関市板取橋向から郡上市八幡町相生を連絡する延長22.1kmの林道です。
郡上市八幡町地内では昭和49年度から開設と改築を始め、現在は幅員の狭い区間の改築を行っています。
白尾〜鷲見線
平成2年度から開設を始め、平成7年度から県営で行っています。
この林道は、郡上市白鳥町六ノ里から郡上市高鷲町鷲見を連絡する延長17.9kmの林道です。
中美濃線
平成元年度から開設を始めました。平成26年度の完成を予定しています。
この林道は、美濃市片知から関市洞戸、郡上市美並町及び郡上市八幡町を経由して関市板取タラガ谷を連絡する延長20.2kmの林道です。
郡上市地内は平成5年度から開設を始めました。
二間手〜水沢上線
平成5年度から開設を始めました。平成30年度の完成を予定しています。
この林道は、郡上市明宝気良から郡上市明宝奥住を連絡する延長18.3kmの林道です。
相生〜落部線
平成8年度から開設を始めました。平成30年度の完成を予定しています。
この林道は、郡上市八幡町有坂から郡上市大和町落部を連絡する延長13.0kmの林道です。
和良〜明宝線
平成8年度から開設を始め、平成24年度に完成し供用を開始しました。
この林道は、郡上市和良町鹿倉から郡上市明宝畑佐を連絡する延長4.6kmの2車線林道です。
県内の国・県道、市町村道、農道、林道が一体となって県内道路網の整備を進めていく必要があることから、各種道路の計画を調整する「道路計画連絡調整会議」が設置されていますので、他の道路との調整を図りながら「ふるさと林道緊急整備事業」により、県内道路網の整備を進めて、平成24年度に完成しました。
この林道には、延長2,722mの「相谷トンネル」があります。
平成15年3月から平成17年12月にかけて、明宝側から1,684mを掘削し、平成18年10月に和良側から1,038mの掘削工事を行い、平成20年2月22日に貫通しました。
その後、トンネル内の舗装、照明設備工事及び防災設備工事を進めて、平成23年度に工事完成しました。