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船津大洞湧水群

船津大洞湧水群(ふなつおおぼらゆうすいぐん)

船津大洞湧水群

 まちの正面にそびえる大洞山(1,348m)の山麓からこんこんと湧き出ているのが、船津大洞湧水群です。大洞水に代表される神岡の水は、夏冷たく冬暖かな水で地下水特有の水温(約11℃)を有し、昔から生活用水として親しまれ、各町内には共同水屋が設置されています。言い伝えによれば、弘法大師が全国行脚の途中この地に立ち寄られ、後に湧き出したといわれる由緒ある水で、いつからとなく弘法さまの水と崇められ、大切に保全管理されてきました。今はあまり見られなくなりましたが、11月の霜の降りる頃となると、冬の漬け物にする菜洗いが始まり、共同水屋には、大根やかぶらが山と積まれていたものです。このように、大洞水は共同水屋を通して地区住民の交流の場として地域に密着してきたといえます。

名水所在地

地図
飛騨市神岡町<外部リンク>

問い合わせ先(担当課)

飛騨市神岡振興事務所商工観光係
電話番号:0578-82-2253
FAX:0578-82-5344

交通アクセス

車:
名古屋方面より東海北陸自動車道飛騨清見IC→卯の花街道→R41経由→飛騨神岡
富山方面より富山IC→R41経由→飛騨神岡
電車:名古屋方面よりJR高山本線「飛騨古川駅」下車→バスにて飛騨神岡