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令和3年度警察署協議会代表者会議概要

記事ID:0189436 2021年10月27日更新 総務課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

1 開催日時

   令和3年10月27日(水曜日) 午後1時30分から午後3時30分まで

2 開催場所

   岐阜県警察本部 大会議室

3 出席者

  (1)  警察署協議会

     県下警察署協議会代表者 22名

  (2)  公安委員会

     林正子公安委員長、矢橋龍宜公安委員、佐々木裕茂公安委員

  (3)  警察本部

     警察本部長、関係幹部

4 開催状況

  (1)  開会式

   ア 公安委員長挨拶

   イ 警察本部長挨拶

  (2)  全体討議

     討議テーマ『各警察署協議会の意見を反映した取組・改善事項等について』

   ア 交通事故防止

   【発表した警察署協議会】

    ◆ 大垣警察署協議会

 『横断歩道上のマナー向上』について要望したところ、大垣警察署は、管内市町の首長と共に『横断歩道マナー日本一宣言』をし、行政や民間を巻き込んだマナー向上活動を展開した。

    ◆ 岐阜中警察署協議会

 『交通事故抑止対策』について提言したところ、岐阜中警察署は、MSリーダーズと連携した通学路等における自転車への反射材の貼付活動、警察官・地域交通安全推進委員による付添い登校、見守り活動を強化したほか、通勤時間帯における速度取締りの実施及び歩行者・自転車に対する警告書を交付するなどした。

    ◆ 下呂警察署協議会

 『通学路における歩行者の交通安全対策』について提言したところ、下呂警察署は、行政、道路管理者等と協議の上、新たに『ゾーン30』を設置し、本年1月26日から運用を開始した。

    ◆ 岐阜北警察署協議会

 『夕暮れから夜にかけての歩行者、自転車への対策』について要望したところ、岐阜北警察署は、高齢者の靴や自転車への反射材直接貼付活動を実施したほか、学習塾や宅配ヤクルト販売店にも反射材を配布し、利用者等への直接貼付等を依頼した。

   イ 犯罪抑止対策等

   【発表した警察署協議会】

    ◆ 多治見警察署協議会

 『詐欺被害防止対策の強化』について要望したところ、多治見警察署は、建替予定の駐在所を使用した高齢者による詐欺電話の模擬体験を実施したほか、地元の戦国武将隊やケーブルテレビの協力を得て、広報啓発DVDを制作した。

    ◆ 関警察署協議会

 『犯罪抑止のための防犯カメラの設置』について提言したところ、関警察署は、署に「防犯カメラ設置プロジェクトチーム」を設置し、同チームの働き掛けにより、1年間で防犯カメラを25箇所増設した。

    ◆ 各務原警察署協議会

 『学校等の団体と連携した子ども・高齢者に対する犯罪被害・交通事故抑止対策』について提言したところ、各務原警察署は、管内の不審者情報等に関する分析資料を教育委員会や学校に配布し、下校時間帯における見守り活動を依頼したほか、移動販売車を利用する高齢の買い物客等に対し、ニセ電話詐欺被害防止や夜間の交通事故防止を呼び掛けた。

    ◆ 中津川警察署協議会

 『警察活動の積極的な情報発信』について要望したところ、中津川警察署は、地元の関係機関や団体に対して同署ホームページの案内文を送付したほか、ホームページ作成担当者を配置して情報発信を積極的に展開したところ、アクセス件数が急増した。

   ウ 地域活動

   【発表した警察署協議会】

    ◆ 恵那警察署協議会

 『警察官の姿を見せるなどの積極的な広報』について要望したところ、恵那警察署は、警察署協議会委員が勤務する地元ケーブルテレビの協力を得て、駐在所勤務員の夫婦による警察官募集や警察活動に関する広報動画を制作し、同ケーブルテレビで放映した。

    ◆ 郡上警察署協議会

 『管内で多発する水難事故の未然防止対策』について要望したところ、郡上警察署は、管内発生の水難事故の原因が、ライフジャケットの非着用にあることを踏まえ、釣り客に対してライフジャケットの着用啓発活動を実施したほか、小中学校の生徒を対象に『おぼれま川柳』と題した水難事故防止川柳を募集し、水難事故防止の意識を醸成した。

    ◆ 可児警察署協議会

 『在留外国人に対する防犯指導』について提言したところ、可児警察署は、外国語版の交通事故防止、防犯に関する広報啓発チラシを外国人世帯にポスティングしたほか、パトカーで防犯等に関する録音テープを流し、広報啓発活動を実施した。

  (3)  講話

     演題『災害発生時における警察の対応について』 ~ 講師 警備第二課長

  (4)  閉会式

   ア 林公安委員長総括

 警察署協議会は、様々な職業、立場、外国籍の方が参加し、文字通りのダイバーシティーであり、多様な視点から地域住民の安全・安心のために、警察や行政、地元の企業等と良好な関係を築き、一生懸命取り組んでいる様子が大変よく分かりました。これからも皆さんで、警察の活動を応援し、今後の各警察署協議会での活動に繋げていただきたいと思います。

   イ 矢橋公安委員講評

 駐在所夫婦による広報動画は、地域住民が警察をより身近に感じることに繋がったと思います。このような警察官の姿を見せることによって、地域住民も「警察活動に参加できる」、「協力できる」という機運が高まるかと思います。

   ウ 佐々木公安委員講評

 「交通事故防止」というのは、ドライバーはもちろん、歩行者、自転車側にも事故防止という自覚を持つことが大切であり、そこに警察・行政がいかに協力して対応していくかということがポイントになります。「犯罪抑止対策等」については、ニセ電話詐欺が大きな話題となっており、警察署において制作したDVDを、特にお年寄りが集まる場所、公共施設はもちろんのこと、病院、介護施設等でも放映すると各家庭等に広まると思います。

   エ 本部長講評

 「交通事故防止」について、横断歩道で止まることが当たり前だと思って育った子どもたちが、大人になっても横断歩道でしっかりと止まる社会となるように、長期にわたってマナー運動を続けていかなければなりません。「犯罪抑止対策等」について、防犯カメラの設置は、犯罪抑止、犯罪検挙に役立つほか、誤認逮捕やえん罪の防止に繋がり、刑事手続き、刑事手法において非常に重要な効果があります。「地域活動」について、志の高い外国籍の方が防犯ボランティアとして活躍できるよう、日本に住む外国籍の方にも日本人と同じように警察活動を提供していきます。

      林委員長挨拶    全体の様子

         【林公安委員長 挨拶】               【会議の様子】