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H29陽南中学校

記事ID:0016317 2017年7月31日更新 統計課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

岐阜市立陽南中学校

平成29年6月30日

 陽南中学校の総合的な学習の時間(インテンシブ学習)で、61名(5時間目30名、6時間目31名)の生徒の皆さんに授業を行いました。

授業風景1授業風景2

【1時間目】「データから生活リズムを見つめ直そう!」

当日使用した教材<説明資料>[PDFファイル/1.7MB]<ワークシート>[PDFファイル/287KB]

 初めに生活の基礎である就寝・起床・睡眠時間を確認してもらいました。睡眠時間については、その場で集計して、度数分布表・ヒストグラムを作成しました。その後、全国の結果と比べて、陽南中の方が全国の平均より睡眠時間が短い傾向にあることを確認しました。その後、ふだんの自由時間として、「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の時間」「休養・くつろぎの時間」「趣味・娯楽の時間」を振り返りました。
生徒の感想
 寝る時間は、全国の平均より岐阜県の方が短く、その岐阜県より陽南中の方が短いということだったので、陽南中の寝る時間は全国の平均と比べてもかなり短いということを知ることができた。だから、寝る時間を長くするために、一部の時間を少なくしてその分を寝る時間に使っていきたい。

【2時間目】「熱中症にご用心!」

当日使用した教材<説明資料>[PDFファイル/2.5MB]<ワークシート>[PDFファイル/159KB]

 初めに、「熱中症によって救急搬送された人数(以下:搬送人数)」の多い都道府県を予想してもらいました。47都道府県全体のランキングを紹介し、岐阜県は真ん中あたりであることを確認したのち、「岐阜県は熱中症のリスクが低いと考えていいだろうか?」と問題を提示しました。生徒は、グループごとに最高気温や救急車の到着時間などを視点として分析をしました。「岐阜は、最高気温が高く真夏日も多いからリスクは高い。」「救急車の到着時間や病院までの収容時間が短いからリスクは低い。」などの分析結果が出されました。
生徒の感想
 岐阜県は熱中症になりやすいかどうかを判断するのに気温の高さや真夏日の多さだけでなく、救急車が到着する時間でも判断できることにおもしろさを感じました。自分の意見を述べるのに様々な方法で考えること、相手を説得するのに統計のデータはとても便利だと思いました。

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