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垂井町垂井地区まちづくり協議会

「垂井町垂井地区まちづくり協議会」へのアドバイザー派遣に関する取組

 県では、平成27年3月8日(日曜日)に、同協議会が、垂井町の中央を流れる「相川」両岸に樹齢50年以上の桜ソメイヨシノ200本を保全し、地域の桜として守っていきたいとの視点(さくらプロジェクト)で開催した講習会を応援するためにアドバイザーを派遣しました。
 この講習会では、同協議会会長さんはじめ役員の方々、協議会事務局及び役場職員の方14人の皆さんが参加され、樹木医浅野明浩氏を講師に招きました。
 参加者と浅野氏が相川沿いの堤防沿いにある桜を1時間ほどかけて、延命方法等の助言を得ながら見て回りました。
 その後、浅野氏から「淡墨桜の保全の取り組みについて」をテーマにご講話をいただきました。

講習会の様子

現場指導の様子 講義の様子
見学の様子 講義の様子の画像

講師の浅野氏からは、

・淡墨桜長寿の理由は、1エドヒガン桜という品種であったこと。2日当たりの良い場所にあったこと。
3地下流水の豊富な場所であったこと。4西に連なる山並みが台風からの風を防いでくれるといった地形の大いなる恵みがあったことです。
 そして、最も重要なことは、大切に手入れしてくれること、人々が大きな関心を寄せてくれることであると話されました。
 ここの桜は全体的に調子がいい。桜を地域の宝として守っていきたいという皆さんの熱い気持ちが桜の保全に繋がっていくはずとエールを送られました。

参加された皆さんからは、質問も出され

・手をかければ、それだけ桜は応えてくれる。相川沿いでは、桜の季節には両岸に桜が咲きほこり、こいのぼり350匹が空を泳ぐという町を代表する素晴らしい場所を次世代につなげていきたい。
・町外からも見に来て楽しんでもらえるような場所としていきたい。
・この講習会をきっかけに地域の皆でかかわって、桜の保全活動を盛り上げていきたい。
という意欲的な声が聞かれました。