ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > 教育・文化・スポーツ・青少年 > 文化・芸術 > 文化財 > 土岐頼忠並びに一族之墓[ときよりだたならびにいちぞくのはか]

本文

土岐頼忠並びに一族之墓[ときよりだたならびにいちぞくのはか]

分類 史跡
指定別
所在地 揖斐郡池田町願成寺
所有者 禅蔵寺
指定年月日 昭和44年1月22日

土岐頼忠並びに一族之墓

 揖斐郡本郷城主であり、禅蔵寺開基であった土岐頼忠及びその一族の墓は、禅蔵寺本堂前にある。土岐頼益と土岐頼忠の墓を中心に土岐氏一族の宝篋印塔が並んでいる。頼忠の墓には応永四年八月十一日、頼益の墓には応永二十一年四月四日という没した年月日の刻銘が認められる。他に玉洞院殿智山性慧大師(土岐頼清室で頼康・頼忠の母)、智足院殿霊渓妙公大姉(頼忠の室・佐々木京極家の娘)、松月院殿敬菴空清大姉(頼益の室)と諡号のある土岐氏之各室の墓、頼名の子六之井太郎左右衛門康忠の墓及び六之井太郎左右衛門康信の墓がある。これらの宝篋印塔は、はたして当初の形態をそのまま伝えているのかどうかという点で問題はあるものの、少なくとも塔礎については、旧状を残していると思われる。