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傘松城跡[かさまつじょうあと]
分類 | 史跡 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 飛騨市神岡町吉田 |
所有者 | 飛騨市 |
指定年月日 | 昭和46年9月14日 |
傘松城跡は神岡駅の西方、吉田川と高原川の合流する地点にそびえる標高約800mの観音山山頂に構築された。この城は、鎌倉時代末期のころ、左兵衛尉藤原国家一族によって築城されたという。古い山城の形式を今に伝えるものである。
主郭には、腰曲輪・空堀などの遺構がある。また、山頂から三方向にのびる尾根上には、堀切・土塁・二の曲輪・三の曲輪などの跡が残っている。