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地域活動支援ネットワーク会議

地域活動支援ネットワーク会議を開催しました。

 このたび、県では、市町村や業種の枠を超えた地域活動支援の広域的なネットワークを構築することを目的に、専門性を活かして地域活動の支援に関心を持つ団体と、地域で活動する団体が、地域課題について意見・情報交換を行い、その解決につながる手法について検討する会議を開催しました。

1.開催日時:平成28年3月14日(月曜日)13時30分から16時00分
2.開催場所:岐阜県水産会館(中会議室)
3.内容

  • 活動団体(今年度に県の支援を受けた3団体、※以下のとおり)が活動状況を報告した後、2グループに分かれてワークショップを行った。ワークショップでは、地域課題への対応事例について意見交換を行い、課題解決につながる手法について検討した。
  • 各グループには、アドバイザー(※以下の2名)と、オブザーバーとして活動支援団体(※以下4団体)が入り、コミュニティ診断士がファシリテーションを行って検討結果をまとめた。両グループで検討結果を発表し合い、参加者で共有した。

4.参加者
(活動団体:3団体)
「社会福祉法人和光会・加納西ひなたぼっこくらぶ」
「垂井地区まちづくり協議会」
「高山市大八まちづくり協議会」
以上、3団体の活動概要、抱える課題、県との関わりについての詳細は、こちらをクリック[PDFファイル/217KB]

(オブザーバー、活動支援団体:4団体)
「株式会社十六銀行法人営業部地域開発グループ」
「生活協同組合コープぎふ経営企画部CSRチーム」
「東濃信用金庫とうしん地域活力研究所」
「岐阜経済大学ボランティア・ラーニングセンター」
(アドバイザー:2名)
「恵那市三郷町まちづくり委員会会長、坪井弥栄子さん」
「特定非営利活動法人ぎふNPOセンター専務理事、原美智子さん」
(ファシリテーター:4名)
「コミュニティ診断士(ぎふコミュニティづくり支援の会)」
平孝明さん、中島八重子さん、前田健一さん、米原木ノ実さん

社会福祉法人和光会・
加納西ひなたぼっこくらぶ
垂井地区
まちづくり協議会
高山市
大八まちづくり協議会
和光会 垂井地区まち協 大八まちづくり協議会

5.ワークショップ、検討結果
コミュニティ診断士のファシリテーションのもと、3団体の課題について、アドバイザー及びオブザーバーの見解を交えながら、意見交換を行った。各団体それぞれの視点から、多角的な意見が出て、活発に議論が行われた。主な意見は以下のとおり。

  • 活動への参加者を増やしていくには、口コミが一番確実だと思う。参加してよかったよ、という評判が広まると参加者は自然と増えていく。
  • 地域での活動は楽しくないと続かない。継続していける体制にすることが大切である。
  • 旧来の地縁組織など、きちっとした組織のうえで活動するのは、今の若い世代は嫌う方が多いので、やりたいことを小さい単位で進めていくというやり方が有効だと思う。
  • 活動にはある程度の財源が必要であり、経営感覚を持つことが大切である。
  • 他の地域で、先進的に取り組んでいるところを視察し、参考になるところを学ぶことは、実践的なヒントを得ることができ有効である。
  • 平日のみの活動であると、仕事をしている人には参加が難しいので、活動日の設定も工夫するとよい。
  • 男性限定の取組を増やすと、参加者が増えていくのではないか。また、若い世代に参加してもらえるような工夫も必要。
  • インターネットを活用して、地域外から参加者を募って、プロジェクトスタッフを集めることも有効だ。外から来た方のほうが、地域の魅力や活動の意義を再発見させてくれることが多い。

AグループBグループ

6.まとめ

  • 各団体それぞれのご経験に基づく知見から、活発に意見交換を行っていただくことができた。
  • 3つの活動団体は、この会議で得たさまざまな視点や考え方を今後の活動に活かしていきたいと話されていた。
  • 会議終了後は、参加者同士で名刺交換が行われ、ここで出来たつながり(ネットワーク)を大切にし、
    今後も切磋琢磨していきたいと話されていた。

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