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チャマダラセセリ
| チャマダラセセリ | Pyrgusmaculatusmaculatus(BremeretGrey) | 絶滅危惧I類 |
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| チョウ目セセリチョウ |
| 選定理由 | 既知の全ての生息地で生息条件が著しく悪化しており、個体数が危機的水準にまで減少している。 |  |
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| 形態の特徴 | 翅を広げた大きさは25〜28mm前後の蝶である。全体に黒褐色の地色に白色の斑紋があり翅の外縁は白と黒の斑紋列をなしている。 | |
| 生息環境 | 丘陵地〜山地の日当たりのよい草原や田畑、墓地の周辺などに生息する。 | |
| 生態 | 成虫は5月頃と8月頃に出現し、キジムシロなどの花で吸蜜をするほか夏型は地面で吸水をすることもある。幼虫はミツバツチグリやキジムシロを食する。 | |
| 分布状況 | 中部地方以北の本州と北海道南部及び四国地方に分布する。国外では朝鮮半島、中国、ロシア・アムール地方に分布する。県内では飛騨地域や東濃地域、郡上市などに確認記録がある。 |  |
| 減少要因 | 採草地の放置や植林または、開発工事による生息地の減少による。 | |
| 保全対策 | 本種の生息するような草地を可能な限り保全することが望まれる。 | |
| 特記事項 | ||
| 参考文献 |
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文責：榎信好
