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発達精神医学研究所

はじめに

 子どもは、「小さな大人」ではありません。身体の医学においてよく知られたこの言葉は、心の医学においても真実です。このため、子どもの心にかかわる医師は、単に精神医学一般の経験を積むだけでは足りません。大人とは異なる心の特徴を知り、子どもに特有の障がいや疾患に関する経験を積む必要があるのです。

 また、子どもの心の発達は、脳を含む身体の発達と関連するばかりでなく、家庭や学校といった環境と密接に関連しています。したがって、発達精神医学は医師だけで完結するものではなく、子どもに対するサポートのためには、看護師・心理士・保育士・教師・作業療法士・言語聴覚士・ソーシャルワーカーなどを含む、多くの専門家によるネットワークの形成が不可欠です。

 加えて、子どもの心の専門医師と各領域の専門家たちは、互いに研鑽しあいつつ、子どもたちにとって、より役立つサポートの方法を研究開発し、共有していかなければなりません。同時に、その応用は、岐阜県下の隅々にまで広く行きわたる必要があります。

 発達精神医学研究所は、子どもの心の発達にかかわる、県下すべての専門家を結ぶ組織です。そして、子どもの心の発達を願う県民のために役立つ、開かれた組織でありたいと、こころがけています。

平成27年9月1日

発達精神医学研究所

所長高岡健

1.方針

発達障がい児の診療にあたる医師・療育人材の育成及び発達障がい児に関する医学的な研究を行う。

 

2.事業内容

(1)発達障がい専門医(児童精神科)の育成
・児童精神科医の指導のもと、発達障がいの外来診療を通じて臨床経験を積むことにより、発達障がいの専門医を育成する。

 

(2)発達障がいに関する研究
・発達障がいに関する様々な症例を研究対象とし、病理や診断評価、治療やケアの在り方、家族や学校における支援方法等について研究する。
・また、研究にあたっては、客員研究員(※)を公募するとともに、研究成果は、「研究紀要」として発刊する。(年1回)


※「客員研究員」
・子どもの心の発達に関連する仕事ないしは研究に従事している医師、臨床心理士、ソーシャルワーカー、教員、保育士、セラピストなど
『発達精神医学研究所客員研究員募集要領』(PDF:160KB)


(3)巡回療育訪問支援
・研究所の児童精神科医を中心に、精神保健福祉士・臨床心理士・セラピスト等がチームを組み、県内で療育支援を必要とする発達障がい児に対

 するアウトリーチ型の相談・指導を行う。


(4)発達障がい児支援ネットワーク構築
・発達障がいの診療に携わる精神科医や小児科医に加え、保育士・保健師・教員等の多職種を対象とした研修・相談を行うとともに、療育支援

 ネットワークを構築し、発達障がいを抱える人たちの地域格差や途切れのない支援につなげていく。

 

(5)その他

 ・センターが行う地域療育システム支援事業(地域連携室)等を支援し、センターの総合的な発達障がい児療育に協力する。

 

3.組織

組織図

お知らせ

発達と発達障害を考えるセミナー(詳細はこちら:案内

 

日時:平成29年11年18日(土曜日)13時から16時15分

場所:OKBふれあい会館3階大会議室

講師:関正樹大湫病院児童精神科医

講師:浜田寿美男奈良女子大学名誉教授(発達心理学)

 

対象:医療・福祉教育等発達障害に携わる方および関心のある方ならどなたでも参加できます

 

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