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ヒトスジシマカが媒介する感染症について

 熱帯や亜熱帯の国々で、ヒトスジシマカやネッタイシマカが媒介する感染症のデング熱やジカウイルス感染症等の流行が続いています。

 ブラジルでは小頭症の新生児が増えており、ジカウイルスの感染が関連しているのではないかと考えられています。

 また、2014年夏、わが国で70年ぶりにデング熱が流行しました。

ヒトスジシマカが媒介する主な感染症(2017年3月31日現在)
  ジカウイルス感染症 デング熱
症状 ・軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感など。
・潜伏期間は2から12日(多くは2から7日)
・80%は感染しても症状が出ない。
・妊婦が感染すると胎児に感染することがあり、小頭症などの先天性障害を起こす可能性がある。
・突然の発熱、頭痛、眼窩痛、筋肉痛、関節痛、発疹など。
・潜伏期間は2から15日(多くは3から7日)
・感染しても発症しないことも多くみられる。
・ごくまれに重症化し、出血症状となり、適切な治療がなされないと、致死的な病態になる。

流行地

・アフリカ、中南米、アジア太平洋地域
・特に、近年は中南米で流行が拡大
・熱帯や亜熱帯の全域

媒介蚊

ネッタイシマカ(国内に生息しない)

ヒトスジシマカ(国内に生息)

国内発生 ・海外の流行地で感染し、国内で発症した患者は16名(うち、今回の中南米での流行後は10名)
・日本国内で感染した患者なし
・海外の流行地で感染し、国内で発症した患者は毎年200名前後
・2014年、東京都立代々木公園に関連する患者160名の報告
治療薬 特有の治療薬はなく、対症療法(予後は比較的良好)
ワクチン 開発されていない。

 

ヒトスジシマカとは

 ヒトスジシマカは国内に広く分布し、岐阜県内すべての地域に生息し、日中に活動する蚊のうち最も身近な蚊で、「ヤブカ」と呼ばれることが多い

ようです。

 活動時期は5月中旬から10月下旬で、幼虫は、屋外の植木鉢の受け皿や空き缶・ペットボトルに溜まった水、放置されたブルーシートや古タイヤに溜まった水などによく発生します。

 人がよく刺されるのは、墓地、竹林の周辺、茂みのある公園や庭の木陰などとで、夜は活動しません。

 

国立感染症研究所衛生昆虫写真館「ヒトスジシマカ」

http://www.nih.go.jp/niid/ja/lab/478-ent/6243-albopictus.html(外部サイト)

 

感染防止対策

感染を予防するためには、蚊との接触を避け、刺されないようにすることが重要です。

具体的な方法として、
1屋外で活動する際は、長袖・長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きは避け、肌の露出を控える

2虫よけ剤や蚊の忌避剤等を使用し、屋外及び屋内において、蚊を寄せつけないようにする
3室内の蚊の駆除を心がける
4蚊の幼虫の発生源を作らないように注意する
(不要な水たまりを作らないようにする等)などが挙げられます。

○家庭での蚊の発生対策について(岐阜県健康福祉部生活衛生課)

 http://www.pref.gifu.lg.jp/kenko-fukushi/yaku-eisei-kansen/eisei/seikatsu-kankyo-topics/kahasseibousi.html

 

○啓発用リーフレット

 蚊(ヤブカ)に御注意![岐阜県保健環境研究所作成](外部サイト)

 ・英語版[岐阜県清流の国推進部清流の国づくり政策課作成]

 ・ポルトガル語版[岐阜県清流の国推進部清流の国づくり政策課作成]

 ・タガログ語版[岐阜県清流の国推進部清流の国づくり政策課作成]

 ・中国語版[岐阜県清流の国推進部清流の国づくり政策課作成]

 

妊婦と妊娠の可能性のある女性へ

妊婦や妊娠の可能性のある方は、ジカウイルス感染症の流行地への渡航を控えたほうがよいとされています。

やむを得ず渡航する場合は、特に厳密な防蚊対策を講じることが必要です。

※世界保健機関(WHO)は、201638日、妊婦は流行地域への渡航をすべきでないと勧告しています。

 

性行為による感染について

性行為により、男性から女性パートナーへの感染伝播が疑われる事例が報告されています。

また、女性から男性パートナーへの性行為による感染を示唆する報告もあります。
現在、性行為による感染のリスクを考慮し、以下のことが推奨されます。

 

1.流行地に滞在中は、症状の有無に関わらず、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を自粛すること

2.流行地から帰国した男女は、症状の有無に関わらず、少なくとも6か月(パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中)、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を自粛すること

 

流行地で蚊に刺された場合には・・・

すべての蚊がウイルスを保有している訳ではないので、蚊に刺されたたことだけで過分に心配する必要はありません。

心配な方や発熱等の症状のある方は、帰国された際に、検疫所に御相談下さい。

帰国後に心配なことがある場合には、最寄りの保健所に御相談下さい。

 

リンク

政府広報オンライン何が危ない?どう防ぐ?ジカウイルス感染症予防のポイント

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201605/2.html(外部サイト)

厚生労働省ジカウイルス感染症について

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html(外部サイト)

国立感染症研究所ジカウイルス感染症とは

http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/6224-zika-fever-info.html(外部サイト)

外務省海外安全ホームページ感染症危険情報

http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfolist.asp?pageno=1(外部サイト)

厚生労働省デング熱について

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever.html(外部サイト)

国立感染症研究所デング熱とは

http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/238-dengue-info.html(外部サイト)

岐阜県感染症情報センター

http://www.pref.gifu.lg.jp/soshiki/kenko-fukushi/hokekan/kansensyo/syuho.html