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エイズ相談や検査

抗体検査の方法と結果

 エイズのウイルスであるHIVに感染したことは、現在のところ、血液検査でしかわかりません。
 ふつう、エイズの検査というのは、HIV抗体検査のことをいいます。抗体は、自己防衛反応として、体内に入ってきた異物であるウイルスそのもの、あるいはその一部に反応して作られます。
 HIVの場合には、感染してから6から8週間経過すると、検査により血液中の抗体を検出できますので、よく知らない人とのセックスなど感染した可能性のある機会があってから、余裕をみて12週間、つまり3か月たってから抗体検査を受けましょう。3か月たっていないと、本当は感染しているのに、抗体を検出できないために、結果が陰性とでる可能性があります。
 県内の保健所では、迅速検査を導入しています。
 イムノクロマト法という迅速検査で振り分けをし、陽性若しくは判定保留の場合、CLIA法というスクリーニング検査を行います。さらに陽性だった場合には、確認検査を行います。
 スクリーニング検査と確認検査の両方が陽性となると、抗体検査の結果が陽性であるとし、HIVに感染していることがわかります。
 抗体検査は、病院などの医療機関でも受けられますが、保健所では、カウンセリングの後、無料、匿名で受け付けています。あなたのプライバシーは厳重に守ります。
 HIVに感染したのではと不安に思ったり、心配があったら、ぜひ、検査を受けることをお勧めします。もし、結果が陽性であったとしても、次の利点があります。

  1. 早めに医療機関にかかり、治療や健康管理を始めれば、エイズの発病を遅らせることができます。
  2. あなたの大切な人に、知らずにうつすことを防げます。
  3. あなたが自分の生き方を考え、決める材料になります。

 保健所での検査の受け方を知りたい人は、「保健所で抗体検査を受けるには」をご参照ください。

保健所で抗体検査をうけるには

保健所では、原則として無料、匿名でエイズの検査(HIV抗体検査)を受けられます。
 感染した可能性のあることがあってから、3か月以上たってから検査を受けてください。これは、エイズの検査が、血液中にできた抗体を検出するものだからです。ウイルスが体内に入ってから、8週間くらいで抗体ができるとされていますので、個人差の余裕をみて、3か月たっていないと、本当は感染していても、まだ抗体がつくられておらず、検査で陰性と判定される可能性があると考えられているからです。
 身に覚えのある日から3か月以上たったら、まず、保健所に電話し、検査受付時間を予約します。このとき、検査では、あなたの名前も住所も知らせる必要がないので、住所の近くの保健所でなくても結構です。検査前後に相談やご質問も受け付けますし、途中で気が変わったら、検査をとりやめるのもあなたの自由です。
 次に、予約した日時に保健所へ行きます。そして、保健所の医師や保健師によるカウンセリングの後、血液を数ml採ります。
 県内の保健所では、迅速検査を導入しています。
 結果は、迅速検査の場合、陰性については採血後1時間30分以内でお知らせすることができます。判定保留については、約2週間以内にお知らせします。
 あなたのプライバシーを守るために、結果は、直接ご本人に、血液を採った保健所でお話ししますが、電話や手紙ではお答えしません。

 結果が陰性だったら:検査の日から3か月以前については、感染していないということです。
 陽性だったら:スクリーニング検査、確認検査の2段階の検査でHIVの抗体が検出された。つまり、感染しているということです。
 もし、結果が陽性だったらその後どうなるか知りたい方は、「検査結果が陽性だったら」をご参照ください。

相談窓口案内

 県庁にあるエイズ相談室や、県内の保健所では、平日の午前9時から午後5時まで、電話や面談による相談を受け付けています。エイズに関する不安や心配があったり、抗体検査について知りたいときは、お気軽に電話してください。
 また、エイズに関するパンフレットなどの資料も取り揃えておりますので、個人やグループで利用したいときも、お近くの保健所か、県庁のエイズ相談室にお問い合わせください。
 HIV検査を受けられる方のうち、梅毒検査を希望する場合は、採血した同じ血液で梅毒検査を行うことができます。岐阜市保健所以外では、梅毒検査のみを希望することも出来ますので予約時にご相談ください。

 

エイズ相談室
 岐阜県庁エイズ相談室電話番号:058-272-8270(平日の午前9時から午後5時まで)
E-mailc11237@pref.gifu.lg.jp

保健所検査受付電話番号等
※検査は完全予約制です。
検査日が変更となることもありますので、あらかじめ保健所にお電話いただき、予約をしてください。

新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応(令和5年4月1日現在)
保健所で実施するHIV検査を中止とさせていただく場合があります。詳しくは、各保健所にお問い合わせください。
検査を受けられる方へ

  • 発熱等の風邪症状がみられる場合は受検を見合わせてください。
  • 検査にあたっては、マスクの着用・咳エチケットの励行など感染症予防対策にご協力ください。

県内保健所のHIV抗体検査案内 [PDFファイル/181KB]

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