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可児市柿田地内における地下水汚染について

本日(10月30日)、中日本高速道路株式会社から可茂県事務所に、可児市柿田地内の東海環状自動車道建設工事に係る施工ヤードにおいて、観測井5カ所の地下水を自主的に調査したところ、地下水環境基準を超えるセレンが検出されたとの報告がありましたのでお知らせします。

1 報告内容
(1) 所在地:可児市柿田地内

(2)調査結果の概要
地下水調査
検体採取期間:令和6年9月5日から10月2日
項目:セレン
調査観測井戸数:5
基準超過観測井戸数:1
調査結果:0.001 mg/L未満から0.014 mg/L
地下水環境基準:0.010 mg/L
最大基準超過倍率:1.4倍
※セレン以外の有害物質7項目についても調査を実施していますが、基準超過はありません。

2 汚染の原因
自然由来の可能性がありますが、現時点では不明です。
なお、周辺地域には、今回超過した有害物質を原料に使用する工場・事業場はありません。

3 今後の対応
(1)地下水調査について
岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱に基づき、可児市と連携して、基準超過地点から半径500mの範囲内にある家庭及び事業場を対象に、井戸水の利用状況調査及び水質調査を直ちに実施します。

(2)地域住民への情報提供について
井戸水を利用している家庭及び事業場に対しては、結果が判明するまでの間、井戸水の飲用の自粛を呼びかけます。

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