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可児市が(仮称)可児御嵩インターチェンジ工業団地造成に先立ち自主的に地下水調査を実施したところ、可児市平貝戸地内の観測井戸から、地下水環境基準を超える鉛及びヒ素が検出されたため、本日(9月6日)、同市から可茂県事務所に報告がありました。
1 報告内容
(1)調査地点
可児市平貝戸及び柿田地内
(2)調査結果の概要
項目 | 調査 検体数 |
基準超過 検体数 |
調査結果 | 地下水環境基準 | 基準 超過倍率 |
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鉛 | 2 | 1 | 0.006 mg/L ~ 0.024mg/L | 0.01 mg/L 以下 | 2.4 倍 |
ヒ素 | 2 | 1 | 0.005 mg/L 未満 ~ 0.014 mg/L | 0.01 mg/L 以下 | 1.4 倍 |
※鉛及びヒ素以外の有害物質6項目についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
2 汚染の原因
自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点では不明です。
3 今後の対応
(1)地下水調査について
「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、可児市及び御嵩町の協力を得て、基準超過が確認された井戸から半径500mの範囲内にある家庭及び事業所を対象に、井戸水の利用状況調査及び水質検査を実施します。
(2)地域住民への情報提供について
井戸水を利用している場合は、水質検査結果が判明するまでの間、飲用自粛を呼びかけます。
発表資料 | 報道発表資料 [PDFファイル/199KB] |
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