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本日(5月20日)、中日本高速道路株式会社から可茂県事務所に、東海環状自動車道久々利第一トンネル建設工事に係る事前の土壌調査を実施したところ、可児市久々利地内において、土壌環境基準を超える鉛及びセレンが検出されたとの報告がありましたのでお知らせします。
1 報告内容
(1)所在地:可児市久々利地内(久々利第一トンネル)
(2)調査方法:水平ボーリングによる試料採取
(3)調査結果の概要
項目 | 調査 検体数 |
基準超過 検体数 |
基準超過検体の 調査結果 |
土壌環境基準 | 最大基準 超過倍率 |
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鉛 | 51 | 1 | 0.014 mg/L | 0.01 mg/L以下 | 1.4倍 |
セレン | 51 | 2 | 0.018 mg/L ~ 0.027 mg/L | 0.01 mg/L以下 | 2.7倍 |
※久々利第一トンネル北坑口から約45mの地点において鉛が、約118mの地点においてセレンがそれぞれ基準を超過しました。
※鉛及びセレン以外の6項目についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
2 汚染の原因
現時点では不明です。
なお、周辺地域に工場・事業場はありません。
3 周辺地域の井戸の有無について
「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、久々利第一トンネルの全区間(約202m)において、半径80mの範囲内の井戸の有無を確認したところ、井戸が無いことを確認しました。
4 事業者に対する指導について
土壌の適正な管理等を行うよう指導します。
発表資料 | 報道発表資料 [PDFファイル/209KB] |
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