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全国では、年間2万人を超える方の命が自死により失われ、当県でも300人以上の方が亡くなっています。近年の自殺者数は減少を続けていましたが、コロナ禍や著名人の自死等の影響により、特に若年層や女性の自殺者が増加しています。自殺とは、様々な要因によって「追い込まれた末の死」であり、特に3月は、進学や就職、転勤、転居 など生活環境が大きく変動する時期で自殺者が増加する傾向にあることから、自殺対策強化月間としています 。そのため、当県では自殺対策強化月間にあわせ、以下について取り組みます。
1、こころのサポート相談「ほっと♡ ぎふ」LINE相談窓口の開設
コロナ禍で様々な影響を受けている若年層や女性などの方に対して、より相談しやすい環境を整えるため、臨床心理士等の専門職によるSNS(LINE)を活用したチャット形式の相談窓口を新たに設置します。相談を受け付ける公式LINEアカウントでは、電話相談などのLINE相談以外の窓口も確認することができますので、この機会にぜひ「友だち登録」をお願いします。
詳細は、発表資料をご覧ください。
2、法律とこころの相談会の開催
多重債務、解雇、生活苦、健康問題などのさまざまな困難を抱えて苦しまれている方が、うつ病等により「自殺」に追い込まれてしまうことがあります。専門家に相談することで、心の負担が軽くなるとともに、解決の糸口が見つかる可能性があることから 、弁護士と臨床心理士による「法律とこころの相談会」を開催します。
詳細は、発表資料をご覧ください。