日時
令和元年6月11日(火曜日)午後2時30分から午後5時15分
場所
各務原警察署3階大会議室
出席者
岐阜県公安委員長
各務原警察署協議会委員9名
各務原警察署長以下11名
内容
1、委嘱状の交付
2、会長の選出・副会長の指名
(1)会長廣瀬俊昭委員
(2)副会長楢谷清美委員
3、会長あいさつ
「皆様方と色々な意見を交わしながら、安全安心につながる良い会にしていきたい。」等とあいさつをされた。
4、副会長あいさつ
「委員は2年目となりますが、各務原市の安全・安心の実現に向けて、頑張っていきたい。」等とあいさつをされた。
5、公安委員長あいさつ
「公安委員として、警察の民主的な運営など、中立的な立場から見させていただく。委員の方から貴重なご意見などを聞かせていただきたい。」等とあいさつをした。
6、警察署長あいさつ
日ごろの警察活動への理解と協力に対する謝意の後、「委員の方から忌憚のないご意見やご要望を出していただき、実のある会とし警察活動に反映させたい。」等とあいさつをした。
7、自己紹介
警察署協議会委員及び警察署幹部による自己紹介
8、管内の治安情勢、警察署運営方針等の役割り
(1)署協議会制度の発足経緯と役割り
(2)県警の基本指針及び重点
(3)管内の治安情勢、署運営方針
(4)警察官採用業務
(5)ニセ電話詐欺被害の現状と取組み、被害防止のための取組み
(6)高齢者交通事故の現状と取組み、交通事故発生状況
(7)テロ防止対策、災害対策
9、意見交換
- 道路標識や信号機の設置の基準について教示願いたい
〈回答〉交通規制には基準があり、交通の円滑と安全が目的で設置している。平成30年末現在、県下11万5000本設置。交通情勢の把握や検証・点検により地域住民などの要望も踏まえ、関係機関と協議して設置している。交通規制は日々変化する交通情勢により適宣変更されている。
- 独居高齢者家庭も多くあるので、定期的に巡回してもらいたい。
〈回答〉交番勤務の地域警察官が、担当する受け持ち区の家庭や事業所を訪問している。高齢者に対する交通安全及びニセ電話詐欺被害防止の指導、地域のタイムリーな安全情報や防犯診断等を行っている。
- 小中学校で連れ去り防止や薬物防止、交通安全の講話は可能か。
〈回答〉各校から要請があり、薬物乱用防止、情報モラル、連れ去り防止教室などの講話を行っている。各小学校に県警の「たんぽぽ班」などを派遣して連れ去り防止教室を行っている。市の担当係や交通安全協会などと連携し、自転車安全点検、反射材取り付けの確認、自転車の乗り方指導を行っている。鵜沼中学校ではスタントマンによる交通安全教室を実施した。
- 警察として児童等の虐待があった際、どのような対応をされるのかを知りたい。
〈回答〉警察に対して様々な態様の虐待事案(特に発展する恐れがある事案を含む)の届出がある。警察は、被害拡大や未然防止のため積極的な事件化を視野に対応している。関係機関と連携しながら対応し児童等の安全確保を第一に考えている。
- 若手警察官に対する育成方法は、どのように行っているのか。
〈回答〉警察官を拝命し警察学校での教養を終えた後、指導員と共に現場で経験させながら実践実習させるなど、あらゆる機会を通じて早期に戦力となるよう育成している。
- 過去の障害者福祉施設で痛ましい大量殺人事件を受けて、警察の方が障害者福祉施設や付近のパトロールや立ち寄りなどしてくれているので感謝している。「異常ありません」と書かれたパトロールカードを見ると、大変心強く思う。
- 幼稚園や保育園の散歩コースに対する安全対策はどうか。
〈回答〉大津市の園児交通事故を受け、園児の散歩ルートを確認し、交差点にガードを設置するなど対策を講じている。
- 高齢者の運転免許自主返納に関する対応はどうか。
〈回答〉高齢運転者の操作ミスが原因となる交通事故が社会的にも問題となっている。自主返納に関しては、家族間で話し合い自主返納される方が多くなってきている。色々な角度から返納できる環境づくりを継続的に実施していきたい。
10、岐阜県公安委員長の講評
委員から意見等を警察業務に反映させ、地域の実情に応じた活動、また、地域住民に寄り添った活動に努めることを望みたい。



