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芸術文化の分野で優れた業績をあげたり、将来の活躍が期待されたりする個人や団体を顕彰する「岐阜県芸術文化顕彰・奨励」の表彰式を、3月2日、岐阜市内で行いました。
今年度は、書の創作活動や普及振興に努めた書家の伊藤仙游さんや、児童舞踊の公演活動を行う中津川市のかやの木芸術舞踊学園など3名の個人と1つの団体に顕彰を贈りました。
また、昨年11月に風流踊としてユネスコ無形文化遺産に登録された「郡上踊」と「寒水の掛踊」の保存に取り組む2団体に特別賞を贈りました。
このほか、ボールペン精密画の創作活動の傍ら、障がい者の芸術文化振興支援に取り組む画家の青山桂己さんら3名に、芸術文化奨励を贈りました。
あいさつで古田知事は、「受賞された皆さんの汗の一滴一滴が積み重なって、岐阜県の清流文化となり、大河となって引き継がれていきます。これまで以上にご精進いただくと同時に、後進の指導や技術・技能の継承についても力添えください。」と話しました。
この顕彰は昭和26年に創設され累計で285の個人と団体を、奨励は昭和49年から236の個人と団体をそれぞれ表彰しています。
(担当:文化創造課)