本文
岐阜県の4代目となる庁舎の閉庁式を2月17日、行いました。
この庁舎は1966年(昭和41年)の竣工以来、56余年の間、県行政の中枢を担ってきましたが、本年1月に5代目となる新たな県庁舎が開庁したことから、その役割を終えました。
閉庁式では、1965年(昭和40年)7月10日に設置された定礎石が外され、定礎箱が取り出されました。
定礎箱の中には、県庁舎のパンフレットや当時の新聞のほか、同じ年度に開催された岐阜国体の資料などが収められていました。
古田知事は、「今日は1つの歴史に幕が下りる日です。56年半にわたって県政を見守り、さまざまな県政のドラマが展開されました。1つの歴史の終わりは、新しい歴史の始まりです。新しい庁舎で一段と質の高い行政サービスを展開していきます」と話しました。
このあと、庁舎の正面ドアが閉じられ、古田知事らが入り口をロープで封鎖して、56年使用した庁舎に別れを告げました。
この庁舎の解体には約5年かかる見込みです。
(担当:県庁舎開設準備課)