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美濃の国に生まれ、生涯に約12万体の新仏像を彫ったとされる円空上人を彷彿とさせる現代の芸術家を表彰する「円空大賞」の授賞式を、1月20日、県美術館で行いました。
式では、古田知事から円空大賞のテキスタイルデザイナー・須藤玲子さんをはじめとする5名の受賞者に賞状・トロフィー・目録が授与されました。
須藤さんは、「この賞をいただいたことで、私たちの今後の作品制作について背中を押してもらったようです」と話しました。
続いて、古田知事と受賞者らが円空大賞展のテープカットを行い、開幕を祝いました。
会場には、大賞の須藤さんの作品「布の迷路」をはじめ、受賞者の作品と6体の円空仏が展示されています。
「第11回円空大賞展 共鳴-継承と創造-」は、岐阜県美術館で3月5日まで開催されています。
(担当:文化創造課、県美術館<外部リンク>)