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岐阜県現代陶芸美術館が開館20周年を迎えるのを記念して寄贈された作品の除幕式が、9月16日、行われました。
古田知事は、「(岐阜県現代陶芸美術館の)20年間の来場者は、のべ66万人を超え、多くの方々に美術館を大切にしていただいています」と感謝を述べました。
今回、寄贈されたのは、多治見市内に工房を持つ陶芸家・桑田卓郎氏の作品です。高さ2.2mの円筒系のオブジェで、黄色の釉薬が縮れて青色の先端部分が露出した、色彩が印象的です。
桑田さんは「いろんな方にお世話になっているので、一本の木をここに植える意味で、『陶木(とうき)』というタイトルにしました」と話しました。
また、20周年記念の特別展「ロマンティック プログレス」が9月17日に開幕しました。
岐阜県現代陶芸美術館が開館以来収集してきた、19世紀後半から現代までの作品約110点と、現代の陶芸作家の作品約100点を対峙させて展示しています。
「開館20周年記念 ロマンティック・プログレス」展は、11月13日まで、多治見市の岐阜県現代陶芸美術館で開催しています。
(担当:文化伝承課・岐阜県現代陶芸美術館<外部リンク>)