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令和4年11月

記事ID:0271580 2022年12月1日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

11月30日(水曜)​​の公務報告

<14時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時30分~ 岐阜市内で、第12回全国和牛能力共進会第6回戦略推進会議に出席>

 この戦略会議は、本年(2022・令和4)10月に鹿児島で開催された「第12回全国和牛能力共進会」での最優秀枝肉賞の獲得を目指し2018(平成30)年2月に設立。以来、関係団体が一丸となって取り組んできました。鹿児島大会では、肉牛の部で最高位に次ぐ「優秀枝肉賞」を受賞するなど県を代表する飛騨牛の肉質が全国でも高く評価されたことを大変喜ばしく思います。

 本日の会議では、今回の大会に向けて取り組んだ手法などの検証・評価を行いましたが、次の大会となる2027(令和9)年の北海道大会に向けても、まずは今回の取組みをそれぞれしっかり検証し、課題や改善点を洗い出し、今後の飛騨牛の改良に生かしていただきたいと思います。県としても、より良い飛騨牛づくりに向けた取組みを関係者の皆さんとともに進めていきます。

<16時45分~ 県庁で、県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 来週から始まる県議会一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

<19時00分~ 郡上市の「郡上踊」「寒水の掛踊」を含む「風流踊」のユネスコ無形文化遺産登録記念セレモニーに出席>

 本日午後7時、うれしい瞬間を多くの皆さんと迎えることができました。

 モロッコで開催されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会において郡上市の「郡上踊」、「寒水の掛踊(かのみずのかけおどり)」を含む24都府県41件の盆踊りなどで構成する「風流踊(ふりゅうおどり)」が「無形文化遺産」として登録されることが決定されたものです。

 今回は、審査の時間に合わせて県庁と郡上市をオンラインで接続。県庁では、県議会の平岩議長や長屋厚生環境委員会委員長、地元郡上市では日置市長をはじめ、藤田郡上おどり保存会会長や和田寒水掛踊保存会会長など関係者の皆さんにお集まりいただき、インターネットで映像配信されているモロッコでの委員会の審議の様子を皆さんとともに見守りました。

 議長が登録を決議する木づちを打ち鳴らされた瞬間、両会場では歓声と大きな拍手が沸き起こりました。「風流踊」は、ユネスコの評価機関による事前審査で登録が妥当との勧告もなされており、登録が確実視されているとは聞いていましたが、その決定をこの目で見て、今ここに、「清流の国ぎふ」が守り伝えてきた伝統的文化が、「世界の宝物」として正式に登録される実感がわいてきました。県民の皆さんにも親しまれている郡上踊と寒水の掛踊の登録は、郡上市はもとより、200万県民の大きな喜びとなりました。

 決定後、両会場ではくす玉の開披や万歳三唱、関係者の皆さんのお祝いや喜びの言葉、また両保存会会長さんから保存・継承に向けた決意表明をいただくなど、一体感を感じるセレモニーとなりました。

 今回の登録で、本県にとっては、「和紙 日本の手漉き和紙技術」の本美濃紙、「山・鉾・屋台行事」として一括登録された高山祭の屋台行事、古川祭の越し太鼓・屋台行事、そして大垣祭の軕行事についで3例目となります。

 郡上踊は400年、寒水の掛踊は300年の歴史を持つとお聞きしていますが、地域で伝承されてきた伝統行事は、それぞれの地域の歴史や文化を形づくり、さらには人々のアイデンティティの基盤となる極めて貴重な地域の財産です。

 折しも2024(令和6)年には、国民文化祭および全国障害者芸術・文化祭、全国高等学校総合文化祭が開催されます。今回の朗報は、本県において全国規模の文化の祭典が一同に開催され、新たな清流文化の創造が期待される節目の年に向け大きな弾みとなると思います。

 県内には、まだまだ数多くの魅力豊かな伝統文化が地域で伝承されています。今回の登録を契機として、さらにそれらを掘り起こし、磨き、発信していきたいと思います。

(世界に誇る本県の遺産についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/15178.html

ユネスコ無形文化遺産登録記念セレモニー ユネスコ無形文化遺産登録記念セレモニー2 ユネスコ無形文化遺産登録記念セレモニー3 ユネスコ無形文化遺産登録記念セレモニー4

11月29日(火曜)​​の公務報告

<9時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 今朝時点の感染状況や医療提供体制の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<10時00分~ 「脱炭素社会ぎふ」推進協議会及び県温室効果ガス排出抑制推進本部員会議に出席>

 本年(2022・令和4年)9月に設置した「『脱炭素社会ぎふ』推進協議会」の2回目の会合。9月の会議で決定した2030年度の温室効果ガスの削減目標を国目標の46%以上を念頭に見直すという方針を踏まえた目標の設定や具体的な取組みについて各分野を代表する出席者の皆さんから意見を伺い、削減率を48%へとする方針を決定しました。

 長引くコロナ禍と昨今の物価高やエネルギー問題などに日本社会が直面する中にあって県民、事業者の皆さんに取組みをお願いしていくことになりますが、「脱炭素社会ぎふ」の実現は本県の総力が試されているものと思います。

 引き続き皆さんのご理解とご協力をお願いするとともに計画案についてのパブリックコメントを実施しますので、ぜひご意見をお聞かせください。

(「脱炭素社会ぎふ」推進協議会についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/244519.html

<11時40分~ 徳永篤 三徳(株)代表取締役から、県立特別支援学校における教育活動充実のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 岐阜市で宅地造成や外構工事などをされている同社から昨年(2021・令和3年)に続きご寄附をいただきました。特別支援学校の教育活動の充実、発展のために活用させていただきます。

<13時30分~ 中部学院大学空手道部の寺澤紗良選手が、若井敦子 同監督、尾藤義昭 県空手道連盟会長らとともに、「第12回世界カデット、ジュニア&アンダー21空手道選手権大会」の女子組手68kg超級における優勝を報告>

 2年に一度開催される14歳から20歳の世代世界一を決める同大会のアンダー21女子組手68kg超級で優勝された寺澤選手と関係者の皆さんがその報告にお越しくださいました。

 トルコで開催された同大会の決勝戦の相手は、本大会に出場した選手の中でも世界ランクがトップクラスの選手だったそうで、1点を先取されたものの残り時間6秒で得意とする蹴りを決め、逆転勝利。寺澤選手も本当にうれしくて涙が出たとのことでしたが、今後さらに改善を重ねていくとのことで、大いに期待し応援したいと思います。

中部学院大学空手道部の寺澤紗良選手

<14時30分~ 第51回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第63回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>
<15時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 先日(11月23日・水曜)の専門家会議でいただいたご意見やこのところの感染状況、また国により都道府県知事が判断することとされた感染状況のレベル分類、判断のため指標等について、現状を共有し、今後の対策を検討・協議し、決定しました。

 まず現状認識としては、本日の新規感染者数も3,500人と5日連続で前の週の同じ曜日を上回っている状況であり、第7波が落ち切らずに右肩上がりで推移し、感染拡大に歯止めがかかっていません。背景には、気温が下がって換気が不徹底になりがちな室内に人が留まりやすいことや湿度が低下して空気中を漂う飛沫が増えることなどが影響しているのではないかといえますが、それに伴い、病床使用率は現在40%を超えてなお上昇し続けています。さらに、このところ医療従事者への感染が拡がっており、一旦落ち着いてきた一般病棟の入退院や救急医療の制限も出始めています。

 国の基準をもとに県として指標を独自に設定して本日公表した感染状況の判断基準としては、現状は「レベル2・感染拡大期」にあると判断されます。この先、病床使用率が50%を超えるなどしますと「レベル3・医療負荷増大期」となりますが、現状はレベル3に急速に迫りつつあることから、県の独自対応として、本日「岐阜県医療ひっ迫警戒宣言」を発出しました。

 今回の宣言では、県民の皆さんの外出自粛や飲食店の営業時間の短縮などの行動制限をお願いするものではありませんが、大人数の会食や大規模イベントへの参加については慎重に判断すること、職場で欠勤者が多数発生した場合への備えなど社会経済活動と感染対策の両立などを改めてお願いするものです。

 警戒宣言のサブタイトルは、「~かつてない年末年始を避けるために~」としました。このまま人流が多くなる年末年始に至りますと、第7波のピークを超えて、かつてない規模の感染爆発となり、その結果医療ひっ迫が起こりかねないとの危機感を強く持っています。

 国も病床使用率に着目してレベルを分けているのは医療ひっ迫を警戒してのことであり、助けられる命も助けられなくなり、あるいは救急搬送も困難になるなどの非常事態に至るのを避けたい、そのために今できる最大限のことをやっていただきたいと強く訴えたいと思います。

(「岐阜県医療ひっ迫警戒宣言~かつてない年末年始を避けるために~」についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/260300.html

第51回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第63回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議

11月28日(月曜)​​の公務報告

<11時30分~ 都内で、リニア中央新幹線に関する協議>

 本日夕方に予定する要望に向けて、最終確認などを行いました。

<14時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<17時00分~ 名古屋市内で、リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会会長として、沿線市町長とともに、金子慎 東海旅客鉄道(株)代表取締役社長に、リニア中央新幹線の整備に関する要望書を提出>

 同盟会会長として、沿線市町の首長の皆さんとともに、JR東海に対して要請活動を行いました。まず、第一には「リニアの早期実現」。2027(令和9)年の開業に向けて着実な整備を求めました。また、工事の安全対策について、工事が本格化する中、万全を期していただくこと、なかでも住民の皆さんの関心が高まっている要対策土の処理が今後さらに課題となることから、沿線自治体や住民の皆さんに対し、丁寧な説明と情報提供に努めていただきたいと強くお伝えしました。これらに加え、県内及び隣接県の主要都市や観光地への広域アクセス拠点となる駅及び駅周辺や、産業観光資源としての可能性も秘める中部総合車両基地についても着実かつ地域と連携した整備など、全部で8項目について対応を要請しました。

 今回の要望は、同盟会を構成する21の市町村と206の団体による総会決議を踏まえた地域の総意に基づくものです。地域の想いをしっかりお伝えすることはもちろん、地域としてもできること、すべきことを着実に行い、JR東海と連携しながら早期のビッグプロジェクト実現を目指していきたいと思います。

リニア中央新幹線の整備に関する要望書を提出

11月25日(金曜)​​の公務報告

<10時30分~ 県庁で、県リニア中央新幹線活用戦略ブラッシュアップ懇談会に出席>

 本県のリニア活用戦略のブラッシュアップに向けて、昨年10月から今回まで計4回、委員の方々とともに様々な観点から議論を深めてきました。こうした議論にも目途がたち、いよいよ「第2次リニア活用戦略」をとりまとめ、またこの戦略をより具体的な施策に反映した「戦略の施策編」ともいえる「アクションプラン」を整理していく段階となりました。第2次戦略に盛り込んだ「東美濃の森林や伝統文化を生かした創造性あふれるまちづくり」「防災や環境に配慮した安全・安心なまちづくり」「リニア岐阜県駅及び駅周辺の「岐阜県」らしさの追求」「職の選択肢の拡大や教育の充実等による地域を担う人づくり」の4つの柱の下に、様々な分野の専門家や有識者の方々からいただいた意見を踏まえた各種施策を盛り込んでいきます。リニアというビッグプロジェクトを岐阜のために活かしきるためのプランが「絵に描いた餅」とならないよう引き続きオール岐阜体制で取り組んでいきたいと思います。

<14時40分~ 県庁で、日置敏明 郡上市長らから、農業・農村整備、森林・林業、建設等に関する施策・事業の推進等を求める要望書を受領>

 来年度に向け、本格的な予算編成に入るこの時期は、例年、多くの方々・団体等から様々なご要望が寄せられています。本日は郡上市からの要望をお受けしました。要望項目はいずれも地域の振興には欠くことのできないものばかり。県の財政状況等や地域バランスなども考慮しつつ検討をしていきたいと思います。

要望書を受領

<18時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 23日(水曜・祝日)に開催した専門家会議でいただいたご意見や最新の状況を分析し、今後の対策の方向性や内容について協議しました。

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は2,748人で、先週の同曜日に比較し1,000人ほど増加しています。現在のところ第7波には及ばないものの、増加傾向は続いており、第6波を上回る高い水準です。インフルエンザとの同時流行も懸念されるところですので、基本的な感染防止対策は緩めずお続けください。

11月24日(木曜)​​の公務報告

<11時00分~ 県庁で、県温室効果ガス排出抑制推進本部員会議に出席>

 本年(2022・令和4)9月に開催した第1回「脱炭素社会ぎふ」推進協議会・第1回岐阜県温室効果ガス排出抑制推進本部員会議において、本県における2030年度の温室効果ガス削減目標を国目標の46%以上を念頭に見直すという方針を決定したところです。削減目標達成に向けた施策については、各部局において県民の皆さん、事業者、業界団体などと脱炭素に向けた取組みについて議論を深めていく必要があります。またこれから佳境に入る予算編成においても、削減目標を意識した施策の検討が不可欠になってきます。本日の会議では構成員である部局長に対して、この点を十分に認識して対応し、2030年度の目標達成、さらには「2050年「脱炭素社会ぎふ」の実現」に向け取り組むよう本部長として指示しました。

<16時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 感染状況や医療提供体制の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は約800人。昨日23日(水曜)は祝日だったことが影響していると思われます。県民の皆さんにおかれては対策の継続と徹底をお願いします。

11月23日(水曜)​​の公務報告

<8時00分~ 岐阜市内で、「長良川オーガニック・グリーンモーニング」に参加>

 昨日(11月22日・火曜)と本日(11月23日・水曜)の2日間、長良川温泉旅館協同組合に加盟されている一部宿泊施設で開催されている、オーガニック野菜を使ったモーニングを提供する「長良川オーガニック・グリーンモーニング」に参加しました。

 2021(令和3)年「世界の持続可能な観光地100選」に選定された長良川流域が、さらに国内外から認知される持続可能な観光エリアとなることを目指し、県や岐阜市、関市、美濃市、郡上市の流域市、県内企業で「長良川クアパークリゾート推進共同体」を組織。宿泊滞在を促すサステナブルな観光コンテンツの造成とともに、流域一帯をつなぐ「クアパークリゾート」としてのエリア・ブランディングの構築など、歴史と伝統、文化、そして自然豊かな長良川の恵みを活かした、通年・滞在型の「安心・安全」「信頼と責任のあるサステナブルな観光地」づくりを進めています。

 今回のグリーンモーニングは、観光を通じた健康づくりを実現するため試行的に行われたもので、県内の有機農家さんやJAぎふオーガニック農業部会の皆さんが心を込めて育てられた野菜や加工品を使ったメニューをいただきました。そうした皆さんのお気持ちと本県の豊かな水、土の恵みを朝から体に取り込んで、元気をチャージできました。

(長良川流域クアパークリゾートについてはこちら>>>https://kurpark-nagaragawa.com/<外部リンク>

<13時00分~ 自由民主党岐阜県支部連合会「政経文化セミナー」に出席>

 同党のセミナーにお招きいただきました。
 挨拶を申し上げるとともに、本県の新型コロナの現状と対策や経済動向、それらに対する県としての取組みについてお話させていただきました。

<19時00分~ 県庁で、第62回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は2,455人で、前週の同曜日と比べて450人ほどの増となりました。新規感染者数、病床使用率は増加傾向にあり、10万人あたりの感染者数も全国的にみても高い状況です。そこで、専門家会議を開催し、現在の状況を分析し、今後の対策についての考え方を整理しました。現在、寒冷な飛騨地域で感染が広がっている傾向も指摘されていますので、早急に市町村ごとの課題を整理し、対策を検討していきたいと思います。

専門家会議

11月22日(火曜)​​の公務報告

<10時45分~ 県庁で、県庁舎再整備に関する協議>

 午後に予定する記者会見に向けて、最終の確認などを行いました。

<13時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 記者会見>

 この公務報告の中でも、これまでも幾度となくお伝えしてきた新県庁舎について、いよいよ竣工式と内覧会の概要が決まりましたので、お知らせをしました。

 2016(平成28)年に基本構想を策定し、2019(令和元)年から3年余の工事を経て、56年ぶりに新たな庁舎が完成します。12月16日(金曜)には竣工式、そして翌17日(土曜)と18日(日曜)には県民の皆さんをお迎えしての内覧会を開催します。「県民の暮らしを守る」、その拠点として耐震性、水・電力確保の複線化などの対策を盛り込んでいます。また「地域の魅力を発信する」ため、建物自体を岐阜県の魅力発信のショーウィンドーとしても活用していくため、外装は県産のタイル、内装はヒノキなどの県産材や美濃和紙をふんだんに用いるなどの工夫もしております。さらには「環境負荷やライフサイクルを低減させる」ため、照明のLED化、断熱・遮蔽性に優れた窓ガラスの採用、空調等への地熱・太陽熱の利用、電力の3割を再生可能エネルギー由来とするなどの対応をとっています。随所に工夫を凝らしつつも、基本的に働く場であることを前提に外装・内装ともにシンプルかつ機能性を重視したものとしています。

 新県庁舎とともに、「ぎふ結のもり」といった公園も整備し、庁舎周辺を県民の皆さんに楽しんで、活用していくただく場とすることも意識してきました。

 ぜひお運びいただき、こうしたコンセプトや工夫を体感いただければ幸いです。

(知事記者会見についてはこちら>>>https://www.youtube.com/watch?v=yqy2YAJo5VI<外部リンク>

記者会見

11月21日(月曜)​​の公務報告

<11時30分~ 県庁で、川島和男 岐阜さくらの会会長から、新県庁舎敷地内における桜の植樹のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 新県庁舎の整備が進む一帯は、かつてはその外周を取り囲むように桜が植えられ、花見のシーズンには多くの方々が集う姿が見られましたが、新庁舎の建設敷地確保のため、多くの桜の木をやむなく伐採せねばなりませんでした。

 この度、同会からの桜の植樹のための費用のご寄付をいただき、開花時期や花色、形の異なる3種の桜の植樹に活用させていただきました。川島会長からは、大変いい場所なので素晴らしい桜となるとの期待のお言葉をいただきました。

 再び県民の皆さんに桜をお楽しみいただける日がくることを心待ちにしたいと思います。

新県庁舎敷地内における桜の植樹のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈

<14時00分~ 第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」岐阜県選手団報告会に出席>

 昨年(2021・令和3)、東京2020パラリンピックが日本で開催され、「パラスポーツ」という言葉が広く認知されることとなりました。そうした新たな風が吹く中、選手の皆さんはベストを尽くされ、本県選手団が獲得したメダル総数は43個、参加選手団67団体中14番目という素晴らしい成績でした。さらに個人競技においては、33名の選手のうち29名、9割がメダルを獲得されるなど見事な頑張りを見せてくださいました。皆さんのたゆまぬ努力、これを支えた愛情あふれる指導やサポートの賜物と感じ入りました。今後もスポーツのすばらしさを伝える存在として、選手の皆さん方にはますますのご活躍を期待しております。

第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」岐阜県選手団報告会

<15時00分~ 加藤伸宏 県警察本部長と面談>

 県警本部の加藤本部長とお会いし、本年の県内の交通事故や事件、治安の情勢などについて説明を受けました。特に交通事故については、10月1日(土曜)以降、11件11人の交通死亡事故が発生しており、11月1日(火曜)から15日(火曜)まで県内全域を対象とした「交通死亡事故多発県内警報」も発令されました。特に高齢の方が当事者となる事故が多くなっているとのことです。これから年末に向けて例年事故が多発する時期となります。交通ルールを守ることはもちろん、歩行時の反射材着用など、被害者にも加害者にもならないようオール岐阜で気を付けていきましょう。
(岐阜県警察>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/police/

<16時30分~ 楊嫻 駐名古屋中華人民共和国総領事が就任挨拶>

 今年8月に着任された楊(ヤン)総領事がご挨拶にお越しくださいました。

 本県は中国江西省と友好提携を結んでおり、すでに30年以上の交流実績があります。交流分野は農業、林業、観光、環境と幅広く、青少年の交流などの機会も多く設けてきたところです。今後の交流などについて意見交換を行いました。

楊嫻 駐名古屋中華人民共和国総領事

11月20日(日曜)​の公務報告

<14時00分~ 長良川競技場で、J3リーグ「FC岐阜 対 ギラヴァンツ北九州」戦を観戦>
<16時10分~ 櫻井宏 FC岐阜後援会会長、柴橋正直 同名誉副会長らとともに、FC岐阜2022サンクスセレモニーに出席>

 FC岐阜の今季最終戦を観戦しました。J2への昇格を目指し対策をとって臨んだ今季でしたが10月には昇格の可能性が消滅、また奮起を期待した最終戦も逆転負けとなり、来季への課題を残した幕切れとなりました。

 どんな状況であっても、サポーターの皆さんは熱心に応援を続けてくださっています。その気持ちに応えるべく来季の奮闘を期待したいと思います。

FC岐阜2022サンクスセレモニー

11月18日(金曜)​​の公務報告

<11時30分~ 県庁で、県庁舎再整備に関する協議>

 最終段階にさしかかっている新県庁舎の工事や移転作業のスケジュールや進捗状況について確認を行いました。

<14時00分~ 各務剛児 県建設業協会会長と面談>

 建設業協会に携わる皆さんには、日ごろから社会インフラの整備や維持管理のほか、災害時には最前線での対応、そしてその復旧など、地域の安全・安心を守るために欠かせない役割を担っていただいています。しかし少子高齢化の中で、こうした役割を担ってくださる人材が将来、確保できなくなっていくのではないかとの懸念がぬぐえません。今後の業界の課題、人材確保の方向性などについて意見交換を行いました。

<16時00分~ ビーチバレーボール少年女子の篠田真央選手、光武愛香選手が、小島徳文 県バレーボール協会理事長らとともに、「第77回国民体育大会いちご一会とちぎ国体」における優勝を報告>

 9月に栃木県に行われた国体で見事優勝を飾られた、ビーチバレーボールの高校生選手の篠田さん、光武さんが、その報告にお越しくださいました。

 ビーチバレーといえば海辺の砂浜が舞台で、海なし県である本県での練習場所の確保には苦労されたことと思います。松山英樹監督が自ら整備したコートで練習を重ねたとのことで、両選手からは練習環境を整えてくださった方々への感謝の言葉もお聞きしました。周囲の方々のサポートに感謝し、これに応えようと集中して練習に取り組まれたことが優勝につながったものと思います。

 お二人は高校卒業後は進路は別々になっても、ペアは解消せず大会出場を目指すつもりだということで、さらなる活躍を期待しています。

ビーチバレーボール少年女子

11月17日(木曜)​の公務報告

<11時50分~ 県庁で、海外連携戦略に関する協議>

 海外連携、国際交流施策の現状、今後の展開について協議しました。

<15時30分~ 全国知事会に関する協議>
<16時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<17時10分~ 全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部に出席>

 新型コロナの病床確保料について上限を設け調整を行うという国の方針に関しては、県として、また全国知事会でも一丸となって折衝を行ってきた結果、知事の判断で調整が可能となる柔軟な対応を国から引き出すことができました。  

 現在、感染症法の改正が議論される運びとなっていますが、今回の調整も含め大きな制度の改正にあたっては、まず事前に国と地方の十分な協議が必要との認識についても、意見を述べさせていただきました。

全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部

11月16日(水曜)​​の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県事務事業見直し推進本部員会議に出席>

 県の事務事業については、常により良いあり方を求めて見直しをしており、日々その業務に携わっている職員から今年度も200を超える提案が寄せられています。担当する部局も丁寧にその提案を検討し、今年度の提案の約8割の見直しを進めていくこととしました。

 こうした取組みの現在位置を確認するとともに更なる見直しの推進や不透明な税収見通しを踏まえ、事業成果の検証や効果の分析、思い切った事業の見直しなどについて意見交換をしました。

<10時30分~ 県リニア中央新幹線対策本部員会議に出席>

 今年4月に開催した「岐阜県リニア中央新幹線活用戦略研究会」において決定された改訂方針に基づき、担当部局が作成した「第2次岐阜県リニア中央新幹線活用戦略」の改訂案と同戦略アクションプランの案に基づいて、各部局で事業実施を推進するために、私が本部長、部局長を本部員とする対策本部員会議を開催し、議論しました。活用戦略の改訂は今年度中に行うこととしていますが、本日の意見交換を踏まえ、アクションプランの充実に向け、事業のさらなる追加やブラッシュアップを進めていきます。

<10時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~ 職員との意見交換会に出席>

 「組織の抱える問題の自己点検と風通しのよい組織風土づくり」を図るため、県政再生プログラムの一環として、職員との意見交換を2007(平成19)年度から実施しています。さらに2017(平成29)年度からは「事務事業見直し本部」を中心に、意見交換の場で出た提案や問題点について、関係部局と連携して実現・改善に取り組んでいます。

 今回は、女性職員の皆さんに集まってもらい、コロナ禍の経験を活かした業務の見直しやペーパーレス化、また、新県庁舎への移転を契機とした仕事の進め方の見直しなどについて、意見交換しました。毎回感じるのですが、こうした機会に職員の皆さんが日ごろ感じていることを直接に伺うことができ、大変有意義な時間となっています。職員一人一人の能力が発揮され、そして県民の皆さんに一層信頼いただける職場づくりを引き続き目指していきたいと思います。

<16時00分~ 朝日大学法学部生による自主防犯ボランティア団体「めぐる」代表の大野正博 朝日大学法学部・大学院法学研究科教授、同学生代表の島田悠生氏、同前学生代表の末松昇悟氏が、「令和4年安全安心なまちづくり関係功労者表彰」における内閣総理大臣表彰の受賞を報告>

 犯罪に強い社会の実現のための安全安心なまちづくりに関し、地域社会における防犯活動又は再犯の防止等に関する活動の推進において、特に顕著な功績又は功労のあった個人・団体を顕彰する「安全安心なまちづくり関係功労者表彰」で内閣総理大臣賞を受賞された皆さんがその報告にお越しくださいました。

 この自主防犯ボランティア団体「めぐる」は、瑞穂市の朝日大学の法学部生が設立、現在約40名が防犯パトロールや下校時の見守りなど子供保護や誘導、県警察のサイバー防犯ボランティア、地域の安全・安心マップづくりなどで、大学で得た専門知識を活かしながら活動されています。

 団体名の「めぐる」とは、防犯活動でいう「見回り」を意味し、「熱い思いをめぐらせ、地域を駆けめぐり、やがて、その思いが世代をめぐり、時代を超えて後世にめぐって欲しい」との願いが込められていると伺いました。これからも安全安心な清流の国ぎふづくりにその力を発揮し続けていただきたいと思います。

自主防犯ボランティア団体「めぐる」

<17時00分~ 12月補正予算協議>

 新型コロナや物価・光熱水費の高騰など目下の県政の諸課題への対応について、現在の予算の状況の確認や補正予算の編成の協議を行いました。

11月15日(火曜)​​の公務報告

<11時00分~ 県庁で、航空宇宙産業に関する協議>

 航空宇宙産業は、新型コロナの影響で厳しい状況にありますが、アフターコロナを見越した取組みが必要と感じています。技術等に強みをもつ県内企業が、これを活かして、どのように新たな展開を図っていくべきか、また県としてその動きを支援していくのか、あるいは海外との連携をどうしていくのかなど、今後の取組みについて協議しました。

<15時00分~ 「清流の国ぎふ」文化祭2024総合プロデューサー及び開閉会式総合演出家委嘱式に出席>
<15時15分~ 同ロゴマーク・ポスター原画の入賞者を発表>
​<15時40分~ 「清流の国ぎふ」文化祭2024に関する協議>

 2024(令和6)年に本県で開催する「清流の国ぎふ」文化祭2024(「第39回国民文化祭」「第24回全国障害者芸術・文化祭」)まで2年となり、開閉会式や県民運動等の企画内容を検討する段階に入ったところです。

 このたび、その司令塔となる総合プロデューサーとして、県美術館館長・東京藝術大学学長である日比野克彦さん、また開閉会式の総合演出家として、(公財)岐阜県教育文化財団総合プロデューサー兼支配人である小島紀夫さんにお願いすることにしました。

 日比野さんには、2015(平成27)年度から岐阜県美術館の館長に就任いただき、「ナンヤローネ・プロジェクト」、「アートまるケット」といった人や地域と交流しながら美を楽しむアートコミュニケーションに取り組むなど、新しい切り口で県美術館や文化芸術活動の魅力発信にご尽力いただいています。また、2012(平成24)年の「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会」の総合プロデューサーとして、開閉会式のみならず「清流こよみぶね」の制作といった県民運動にも携わっていただいた実績もあり、さらに、本大会の基本構想検討会議の座長や実施事業を検討する企画委員会の委員長として、すでに本大会に深く関わっていただくなど、まさに総合プロデューサーとして適任であると考えています。

 一方の小島さんには、現在、岐阜県教育文化財団総合プロデューサー兼支配人として、主にぎふ清流文化プラザ等で開催される様々な文化イベントの企画や演出に関わっていただいていますが、「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会」の総合開閉会式では、日比野さんと共に総合演出として携わっていただいたほか、2015(平成27)年の「全国育樹祭」、2016(平成28)年の「全国農業担い手サミット」や「全国レクリエーション大会」においても開閉会式等の式典の演出を担当いただきました。日比野さんには、東京藝術大学学長としての職務もあり大変お忙しい身であることは承知していますが、これまでの経験等を活かし、各事業の監修や県民運動の企画等、大会の成功に向けてその手腕を大いに発揮していただき、また小島さんには、本県の大規模プロジェクトにおける演出経験等を活かし、開閉会式のプログラム構成や演出全般に関して、お力添えをお願いしたいと思います。お二人ともどうぞよろしくお願いします。

清流の国ぎふ」文化祭2024総合プロデューサー及び開閉会式総合演出家委嘱式

<16時00分~ ホッケー成年女子の永井友理選手、同少年女子の藤之氏怜選手及び平光杏衣選手が、長屋恭一 県ホッケー協会副会長らとともに、「第77回国民体育大会いちご一会とちぎ国体」ホッケー競技における優勝を報告>

 10月2日(日曜)~6日(木曜)まで栃木県で開催された国体ホッケー競技において、成年女子は5大会ぶり29回目の優勝、少年女子は2大会連続31回目の優勝と見事な成績を収められました。さらに成年男子が準優勝、少年男子も3位となり、ホッケー競技では4大会ぶりの天皇杯、2大会連続の皇后杯獲得となり、全競技の総合成績にも大きく寄与されました。県立岐阜各務野高校単独チームの少年女子は初戦敗退となった高校総体の雪辱に燃えての優勝、また成年女子の永井選手はそんな少年女子の姿に力をもらって勝利したとのことでした。少年少女、成年の各カテゴリーの力がまさに相乗効果で高まりあって、素晴らしい成績につながり、「ホッケー王国岐阜」の名が全国にとどろいたものと思います。選手、そしてチームの更なる飛躍、また岐阜のスポーツのけん引役としての今後の活躍を大いに期待しています。

ホッケー成年女子

11月14日(月曜)​​の公務報告

<14時15分~ 都内の国土交通省で、西田昭二 国土交通大臣政務官に対し、古屋圭司 衆議院議員、山内登 濃飛横断自動車道事業促進期成同盟会会長・下呂市長、野島征夫 県議会濃飛横断自動車道建設促進議員連盟会長・県議会議員らとともに、濃飛横断自動車道の整備推進に関する提言書を提出>

 現在、国では来年度予算編成に向けた調整がなされていますが、「濃飛横断自動車道」の整備、また整備推進への支援などを国土交通省にお願いするため、同盟会役員である下呂市長、中津川市長、郡上市長、東白川村長、さらには地元選出の古屋衆議院議員、野島県議会議員などにも加わっていただき同省の皆さんに説明に伺いました。

濃飛横断自動車道の整備推進に関する提言書

<15時30分~ 都内で、アートディレクターの北川フラム氏、日比野克彦 県美術館長、涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長、吉成信夫 みんなの森ぎふメディアコスモス総合プロデューサー、小島紀夫 県教育文化財団総合プロデューサー兼支配人と、「清流の国ぎふ」文化祭2024に関する協議>

 先に北川さんの案内で新潟県の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」を拝見させていただき、アートを通じたまちづくりなどについて、実際の現場から理解も深めたところです。そうした私自身の体験も踏まえて、「清流の国ぎふ」文化祭2024の企画委員、あるいは芸術や文化振興など多様の分野でご活躍の皆さんにお集まりいただき、今後の方向性や進め方、スケジュールなどについて意見交換をしました。

<17時30分~ 岐阜県東京事務所で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の感染状況や医療提供体制の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。本日の新規感染者数は、672人で、お二人の死亡も確認されました。

 前日の11月13日(日曜)の感染者数は1,424人で先週の同じ曜日に比べて約400人の増、同様に本日も先週の同じ曜日に比べて約130人の増と増加傾向が続いています。改めて9日にお示しした対策「感染急拡大の徹底阻止」にありますチェックリストを活用いただき、対策の徹底をお願いします。

<18時30分~ 都内で、「東京岐阜県人会創立120周年記念 令和4年度懇親会」に出席>

 首都圏在住の本県出身者やゆかりのある方がお集まりになって結成された同県人会。その歴史は古く、1902(明治35)年の「岐阜県郷友会」を始まりとします。本年が創立からちょうど120年の節目の年となり、さらにコロナ禍で開催できなかった総会と懇親会の3年ぶりの開催とあって、お集まりの皆さんの郷土愛溢れる会となりました。

 現在同県人会は、個人会員459人、法人会員26団体を数え、東京からふるさと岐阜を応援する様々な取組みを長く続けていただいており、大変心強く、またありがたく感じています。また、先月(2022・令和4年10月)末には国内外に広がる26の岐阜県人会が岐阜に集まって、「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」の第1回の世界大会も開催されるなど、県人会の活動が活性化する1年となりました。国内外の県人会の皆さんには、引き続き岐阜県の応援団として、更なるご支援、ご協力をお願いします。

東京岐阜県人会創立120周年記念 令和4年度懇親会

<19時45分~ 在日フランス大使公邸で、フランスのグルメガイド「ラ・リスト」主催の日本の受賞レストラン表彰イベントに出席。「注目のエリア賞」を受賞>

 レストランガイド「LA LISTE(ラ・リスト)」は、各国で出版されたグルメガイドブックや信頼性の高いレビューを独自の方法で採点して「スコア」を算出。2016年から毎年「世界のトップ1,000店」を発表しています。

 2015(平成27)年にこのガイドを創設され、現在ラ・リストの会長をされているのは、元駐日フランス大使のフィリップ・フォール氏で、私が通商産業省時代に留学していたフランスの国立行政学院の同級生でもあります。

 本日は、駐日フランス大使公邸で開催された「ラ・リスト」の日本の受賞レストランの表彰イベントにお招きいただきました。併せてフォール氏からこの機会にぜひ岐阜県の食材をPRするブースを出展してもらえないかということで、「ラ・リスト」の受賞レストランでもある瑞浪市の「柳家」さんにご協力をいただいて飛騨牛料理提供や県内4つの酒蔵の日本酒の試飲コーナーを設けるなどしました。表彰式に出席された他のシェフや日仏関係者の皆さん、またメディアの関係者にも大変好評で、今後の更なる展開に期待と手ごたえを感じる夜となりました。

(「ラ・リスト」日本語版についてはこちら>>>https://www.laliste.com/ja/<外部リンク>

11月11日(金曜)​​の公務報告

<10時00分~ 県庁で、建築家の隈研吾 東京大学特別教授・名誉教授らと、県庁舎再整備に関する協議>

 県庁舎デザインアドバイザーをお願いしている隈特別教授ら関係者の皆さんと新県庁舎各フロアの内装等細部について施工状況を確認し、意見交換を行いました。室内の整備も着々と進んでおり、来年1月4日の開庁までの残り約2ヵ月、工事関係者の皆さんと気を引き締めて安全確実な施工、作業を進めていきます。

<13時00分~ 羽島市内で、岐阜県民生委員制度創設100周年記念 第13回岐阜県民生委員児童委員大会に出席>

 民生委員の制度は、1917(大正6)年に岡山県で誕生した「済世顧問制度」が始まりとされます。本県では、1921(大正10)年に「岐阜県奉仕委員」が設置されたことが始まりで、以来100年にわたり、地域住民に最も身近な支援者、相談役として、一人ひとりに寄り添った、きめ細かな支援や相談活動に取り組んでいただいています。民生委員の皆さんが兼ねておられる児童委員とともにその献身的な活動により、今日の社会福祉制度や地域福祉活動が支えられており、地域住民の方々はもとより、福祉行政を担う私たち県にとっても大変心強い存在です。

 同時に近年は、少子高齢化、単身世帯の増加といった社会問題が深刻化し、さらには、コロナ禍や物価高騰を受け、経済的に厳しい環境にある方が増加する中、民生委員・児童委員の皆さんの役割は、益々その重要性が高くなっています。

 県としても民生委員・児童委員の役割や活動内容を広報啓発するとともに、活動に関するガイドラインの作成、経験年数や役割に応じた研修会の開催といった施策を展開しています。今後も関係機関とも連携を強化しながら、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、この度の本県の民生委員制度創設100周年という大きな節目を新たな出発点として、民生委員・児童委員の皆さんの活動が更に充実、発展していくことを期待するとともに更なる連携強化を進めていきます。

第13回岐阜県民生委員児童委員大会

<14時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<17時00分~ 全国知事会に関する協議>

 報道等にもありますように、現在全国知事会では、新型コロナの病床確保に係る国の制度見直しについて国と折衝を行っています。現在の状況について報告を受けるとともに今後の対応について協議しました。病床が確実に確保され、地域の医療が守られる制度設計となるよう、全国の知事と連携して取り組んでいきます。

11月10日(木曜)​の公務報告

<11時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>
<14時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 昨日(11月9日・水曜)公表した対策「感染急拡大の徹底阻止」について、現時点の感染状況を分析しながら、対策の確実な推進について、その具体策など対応を協議しました。

 なお、本日の新規感染者数も1千人を超える見込みとのことで、3日連続となります。感染が拡大しているという認識を持たざるを得ず、改めてチェックリストを活用いただき、感染対策の徹底をお願いします。

<15時00分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 新庁舎工事もいよいよ佳境に入ってきておりますが、現在の県庁舎から新庁舎に様々な備品などを移転する作業も必要になります。文書類や執務室で使用している職員用の備品や機器類などその数もかなり多くなりますので、ミスなくしっかりと移設できるよう、業務の内容や今後のスケジュールについて協議しました。

11月9日(水曜)​の公務報告

 既に報道発表でもお伝えしていますが、東京出張中に少し喉の痛みを感じ、検査キットで検査を行ったところ陽性反応が出まして、そのまま別の車をお願いして、岐阜に戻り、11月1日(火曜)に正式に新型コロナ陽性が確認され、11月2日(水曜)以降、自宅において療養していました。
 かかりつけ医、また県の自宅療養支援チームからも今日(11月9日・水曜)から出勤してもよいだろうとなり、出勤となりました。

 療養期間の間、副知事をはじめ、職員にはいろいろと苦労をかけ、何よりも県民の皆様にご心配、またご迷惑をおかけしたことを大変申し訳なく思います。

 発熱はなく、のどの痛みと鼻汁という比較的軽症ではありましたが、私自身、相当に警戒していたつもりでしたが、感染してしまいました。
 新型コロナ感染の当事者として、7日間の療養で、自宅とはいえ、実際に隔離された生活を送ることで、感染しているということを自覚させられました。また、私は65歳以上で重症化リスクの高い年代ということもあり、毎日10時頃に県の自宅療養支援チームの看護師の方から健康状態の確認連絡があり、非常に丁寧に状況を聞いてくださいました。支援チームの皆さんの対応とその姿勢には、敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
 皆さんのおかげでこうして無事に元気に戻ってこられましたので、感染、療養での気づきも今後に活かしながら、引き続き対策に取り組んでいきたいと思います。

<11時30分~ 産業デジタル政策に関する協議>
<13時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<14時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<17時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 昨日(11月8日・火曜)の夜にも専門家の皆さんにお集まりいただき、私もリモートで参加した専門家会議において、感染状況の分析や今後の対応についてご意見を伺いましたが、「感染拡大の傾向は明らか」とのご認識でした。

 感染再拡大は全国的に生じており、特に北海道、東北などの寒冷地で顕著で、本県においても飛騨地域の感染者が増加しています。また、10代以下の若者の陽性者が全体の3割に上っています。その要因として、人が集まる機会が増加していること、日本全体で集団としての免疫が低下していること、寒い時期には換気が不十分になることなどが考えられます。

 今後、以下のような更なる懸念材料の増幅が見込まれ、このままの勢いが続けば、かつてない規模の感染拡大にもなりかねないことから、本日「感染急拡大の徹底阻止」として、今一度県民の皆さんに感染防止対策を強化徹底いただくようメッセージを発出しました。

 今回の対策においては、対策を見える化する「チェックリスト」を作成しました。ウイルスにつけ入る隙を与えないようにすることが重要です。チェックリストで毎日確認することで、対策の徹底が期待できます。家庭用と事業者用と分けるなど丁寧に作成しましたので、ぜひ活用いただき、引き続きオール岐阜での取組みをよろしくお願いします。

 (「感染急拡大の徹底阻止」についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/257483.html

新型コロナウイルス対策に関する記者会見 新型コロナウイルス対策に関する記者会見2

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