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令和4年10月

記事ID:0271573 2022年11月1日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

10月31日(月曜)​​の公務報告

<10時00分~ 新潟県十日町市で、「越後妻有 大地の芸術祭 2022」総合ディレクターの北川フラム氏の案内で、同芸術祭を視察。アート作品「最後の教室」、「脱皮する家」、「農舞台」等を鑑賞>
​<15時30分~ 「越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)」の収蔵作品を鑑賞>

 「清流の国ぎふ」文化祭2024の開催も控えている本県として、アートディレクターとしてご活躍されている北川さんのご経験やアドバイスを伺い、この10月にも「清流の国ぎふ」文化・芸術フォーラムにおいて「アート」を活かした地域活性化をテーマに基調講演をいただくなどしたところです。

 その北川さんの取組みを実際に拝見しようと、現在新潟県で開催されている「大地の芸術祭 越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ」を同芸術祭の総合ディレクターでもある北川さんご本人のご案内で視察しました。

 本芸術祭は、2000(平成12)年に始まり、以降3年に一度開催されていますが、近年は50万人以上を集める世界最大級の国際芸術祭であり、日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニアに位置付けられる祭典、またアートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めています。

 8回目となる今回も4月29日(金曜)から11月13日(日曜)までの145日間、新潟県の十日町市と津南町の屋内外に38の国と地域から263組のアーティストの333作品が展示されています。さらに芸術祭の運営は、3,000人を超えるボランティア、サポーターが支えているという点も特徴的です。

 開催地の越後妻有地域は、世界有数の豪雪地であり、東京23区よりも広いエリアに作品が点在しています。そのいくつかを拝見しましたが、例えば妻有の自然の中に、カーテンがかかった窓枠の作品があり、たなびくカーテンに風を感じながら、窓から見える風景を通して妻有の風景を再発見するというこの作品。作者が妻有を来訪した際に感じたという妻有の自然の圧倒的なスケールを私も感じることが出来ました。 

 また、芸術祭の拠点ともなっている「越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)」も視察しました。同美術館は、1階に地元の催し物などが開催できるコミュニティスペースや温泉施設が併設され、2階の回廊に常設展示、ミュージアムショップ、カフェレストラン、コミュニティFMなどがあり、圏域全体のヒト・モノ・情報の交流が図られる場となっているとのことです。

 アートを通じたまちづくりや地域への理解を深める方法、あるいは地域を巻き込んでどう進めていくかなど、実際の現場を見て理解も深まりました。関係の皆さんとも共有し、「清流の国ぎふ」文化祭2024の準備に活かしていきたいと思います。

(「越後妻有 大地の芸術祭 2022」についてはこちら>>>https://www.echigo-tsumari.jp/<外部リンク>

視察

10月30日(日曜)​​の公務報告

<13時00分~ サラマンカホールで、「エンジン01in岐阜」クロージングコンサートを鑑賞>
<16時15分~ 「エンジン01in岐阜」クロージングシンポジウムを聴講>
<17時45分~ 同閉会式に出席>

 いよいよ3日間の「知の祭典」も最終日。盛大なフィナーレを感じさせる、クロージングイベントに参加しました。

 クロージングコンサートでは、シューベルトと織田信長をテーマに演奏が行われました。この組み合わせ、最初は不思議な感じがしましたが、両者とも短い生涯ながら、その生涯は大きく、太く、そして後世に大きな影響を残したという点で共通項があるとのお話に合点がいき、2人の偉人に想いを馳せながら素晴らしい演奏を楽しむことが出来ました。

 一転クロージングシンポジウムは、ジャーナリストの田原総一朗さん、脳科学者の茂木健一郎さん、国際政治学者の三浦瑠麗さんとエンジン01in岐阜の大会委員長でもある日比野克彦さんの白熱した議論が展開されました。

 大会の合言葉にもあるように参加者、また岐阜の地の多くの「ナンヤローネ?」がエンジン01in岐阜を通じて「ナンカヤローネ!」という行動に変わっていく、そんな3日間となりました。

 関係者の皆さん本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました!

10月29日(土曜)​​の公務報告

<12時00分~ 岐阜市内で、「エンジン01in岐阜」一般講座に出席>

 エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議は、文化、芸術、スポーツ、経済など、各分野の第一線で活躍する表現者・思考者たちが日本文化のさらなる深まりと広がりを目的に参集したボランティア集団です。

 「日本に豊かな知的資源を、もっと増やしたい」という同会議の活動の柱の一つが、「知の交流」で、講師と市民が知の交流を行い、創造的な活動の発想やヒントを得られるような多彩な講座やシンポジウム等が開催されています。

 エンジン01in岐阜では、日比野克彦さんが大会テーマとして仰っている“「ナンヤローネ?」と日頃から疑問を感じ、もっと知りたい事項を掘り下げよう”との精神に則って、歴史や食、AIに医療や科学など非常に幅広いテーマで講座が設定されており、どの講座にも参加してみたいと思いつつ、演劇をテーマとした講座にお邪魔しました。楽しく、また大変ためになるお話を興味深く伺いました。

<14時00分~ サラマンカホールで、「第1回岐阜県人世界大会 記念式典」に出席>

 昨年(2021・令和3年)5月、「岐阜愛を繋ぐ」を合言葉に長屋会長の呼びかけで、「岐阜県人会インターナショナル」、通称「GKI」が設立されました。本日は、その1回目の「世界大会」であり、開催を記念した式典であいさつをしました。

 まず、世界大会の開催に際し、長屋会長、水谷大会実行委員長はじめ、実行委員会の皆さんの多大なるご尽力に心から敬意と感謝の意を表したいと思います。

 私自身、ニューヨーク勤務時代に県人会の立ち上げに直接携わったことがあり、また知事就任後も海外訪問の際は、可能な限り県人会の皆さんとお会いするなど、ご縁を大切にしてきました。そうした中でこうしたネットワークができたことは、大変うれしいことであり、GKIの皆さんの熱い思いや強い志に感銘を受け、こうして世界の岐阜県人会の皆さんが一堂に会した世界大会が開催されたことに、大変感慨深い思いがあります。

 GKIでは、設立以降、有識者を講師とした県人会員向けのオンライン定例会を開催されるなどする一方で、県内の高校等でオンライン講演を実施していただくなど県内の若い世代へのメッセージの発信にも精力的に取り組んでいただいています。また、本日GKIと県が更に連携を深めるべく、県産品の海外展開に関する覚書を締結し、県人会の皆さんのグローバルなネットワークを活用させていただき、世界に向けて県産品のPRや販路拡大を進めていくこととしました。

 本県の誇れる魅力をこの世界大会を契機にGKIの皆さんとさらに世界に発信していけるものと期待しています。

「第1回岐阜県人世界大会 記念式典」

10月28日(金曜)​​の公務報告

<10時30分~ ケストゥーティス・ナヴィツカス リトアニア共和国農業大臣らと面談>

 同国産品の輸出促進に向けた活動のため来日中のナヴィツカス大臣が、本県にもお越しくださいました。本県内で豚熱が発生した際には、本県関係者が同国を訪問し、現地で農場の衛生管理や野生のいのししの対策などについてご助言をいただきました。同国の衛生管理方法には、当時の日本の法律よりも高い基準が多くあり、県として基準の改正にあたって国に働きかけるとともに、国において反映されなかったものについても、県独自の推奨基準として取り入れさせていただくなどしております。これまでの多大なるご協力に感謝を申し上げるとともに、今後の更なる交流の発展に向けた期待の気持ちをお伝えしました。

<13時30分~ 岐阜市内で、「エンジン01in岐阜」開会式に出席>
<13時45分~ 同オープニングシンポジウムを聴講>
<16時30分~ 同オープニングコンサートを鑑賞>

 新型コロナウイルス感染症の影響により2度の中止を経験した同イベント。実行委員会の皆さんには、まさに何度もエンジンをかけなおしていただきながら、本日の開催となりました。岐阜市は「織田信長」ゆかりの地ですが、信長は軍事力だけではなく、客人を「鵜飼」でもてなすなど、文化の力も借りて仲間を増やしたといわれています。文化が人々に与える影響がいかに大きいか、こうしたエピソードからも感じ取ることができます。ご参加の皆さんにおかれては、この3日間、文化人・知識人との「知の交流」を存分に楽しんでいただければと思います。

「エンジン01in岐阜」開会式

10月27日(木曜)​​の公務報告

<13時15分~ 長久手市内で、ジブリパーク開園前内覧会に出席>

 近々開園するジブリパークの内覧会にお招きをいただきました。この地は、経済産業省時代に私自身が関わらせていただいた2005(平成17)年の「愛・地球博」が開催された場所でもあり、そのことも感慨深く思い出しながら園内を視察しました。

 人気のジブリの世界を再現し、人を呼び込む力を持った施設ですが、愛知県が管理する県営都市公園「愛・地球博記念公園」の一部でもあります。本県が力を入れて整備等に取り組む、「ぎふ・ワールドローズガーデン」や「ぎふ清流里山公園」など本県の都市公園も負けてはいられません。さらに人を呼び込む仕掛けづくりをどう進めるかにも思いを巡らせつつ、じっくりと拝見しました。

10月26日(水曜)​​の公務報告

<13時00分~ 県庁で、広報に関する協議>

 昨日(10月25日)に引き続き、新庁舎における県政情報等の発信について協議を行いました。

<14時00分~ 松岡裕之 名古屋税関長が就任挨拶>

 今年6月に名古屋税関長に就任された松岡さんがご挨拶にお越しくださいました。税関という組織が発足して今年で150年。明治初期から現在まで変わらず、我が国の貿易の健全な発展と安全な社会の実現に大きな役割を担われています。「コロナ禍でも物は動く」との考えのもと、本県では県産食材などの海外へのプロモーションを継続してきましたが、現在、名古屋税関でも荷動きが徐々にでている状況が把握されているそうです。本県も弛まず取組みを続けていきたいと思います。

<15時00分~ 宮原賢治 東海防衛支局長が就任挨拶>

 自衛隊の任務遂行に必要な装備品や役務の調達、自衛隊施設の整備工事、自衛隊の運用に伴う障害防止工事などへの補助金交付等、自衛隊と地域との連絡調整を担う地域支局。愛知・岐阜・三重を管轄する東海防衛支局の宮原支局長が就任の挨拶にお越しくださいました。

 本県における業務の現状、また「令和4年版防衛白書」の内容についてもお話しを伺いました。

<16時00分~ 大友克之 朝日大学学長、ウクライナからの避難民留学生と面談>

 ウクライナから避難され、現在、県内の朝日大学に留学生として籍を置かれている3名の方々が、大友学長さん方とともにご訪問くださいました。

 留学生の方からは、自ら作成した動画を見せてくださりつつ、ご家族と戦禍にある母国の厳しい状況についてご報告がありました。故郷に残るご家族への思いはいかばかりかと思います。岐阜での生活・学びが皆さんの人生にとって少しでも実り多きものとなることを願わずにはいられません。

ウクライナからの避難民留学生と面談

<17時30分~ 12月補正予算協議>

 新型コロナや燃料価格高騰対策など、補正予算編成に向けた協議を行いました。

<20時00分~ 名古屋市内で、カトリーヌ・トロットマン アルザス・欧州日本学研究所長らと懇談>

 昨年(2021・令和3年)、隣接するバ=ラン県と合併したオ=ラン県と本県は、2014(平成26)年から経済・観光など様々な分野で交流を実施してきました。合併後、新たに「アルザス欧州自治体」が発足していますが、同研究所の調整のもと、同自治体との間で、今後も変わらず交流を続けられる道筋がつきつつあります。今後交流の方向性や期待などについて互いにお話しをさせていただきました。

10月25日(火曜)​​の公務報告

<9時00分~ 岐阜市内で、「アピ(株)第51期経営方針発表会」に出席>

 前身となる養蜂業の創業から数えると110余年の歴史をもつ同社。株式会社化して満50年の節目を迎えるにあたって、これまでの歩みを総括し、今後に向けた経営方針を発表されるとのことでお招きをいただきました。

 同社ではかねてよりバイオ医薬品供給に取り組み、その実績等が評価され、2020(令和2)年には塩野義製薬(株)が進める新型コロナウイルスの国産ワクチンの生産を担うことが決定していると伺っています。この国産ワクチンが承認されれば、まさに「メイドイン・ギフ」のワクチンが日本のみならず世界における感染拡大防止に大きな力となるとものと期待をしています。

 健康食品分野でも同社は強みをお持ちですが、長く健康でありたいという人々の願い、またさらには人口減少が進む中、ご高齢の方を含めて幅広い世代の方々に積極的にご活躍いただくという観点で、社会・経済全体にとっても非常に影響力のある分野であると言えます。県内のヘルスケア産業全体の底上げなど、引き続きご尽力、また県との連携をお願いしたいと思います。

「アピ(株)第51期経営方針発表会」

<13時30分~ 県庁で、文化振興に関する協議>

 「「清流の国ぎふ」文化祭2024」では、42市町村で行われる様々な文化行事に参加する方々、それを鑑賞する方々、それを発信していく関係者の皆さんと一緒になって文化の大切さを伝えていきたいと思っています。このため、多様なプログラムを提供するという観点から、文化団体との連携もしっかりと図っていかねばならないと考えています。現在までの取組みの進捗状況や今後の方針について協議を行いました。

<14時30分~ 広報に関する協議>

 9月の県議会の一般質問でもお答えさせていただきましたが、新庁舎1階には「ギャラリースペース」を設けることとしています。皆さんがお立ち寄りくださる限られた時間の中でも、十分に「清流の国ぎふ」の幅広い魅力を体感いただけるよう展示内容にも細心の注意をはらって検討を続けています。

<15時40分~ 櫻井宏 県農業協同組合中央会代表理事会長・県農協農政連盟会長らから、令和5年度県農業施策等に関する要請書を受領>

 JAグループからは例年、県の次年度予算編成の時期に合わせて県の農業施策に関する要請書を頂戴しています。いまだ第7波の波がくすぶり続けている状況下ではありますが、いただいた要請も踏まえつつ、社会経済活動の回復に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。

令和5年度県農業施策等に関する要請書を受領

<16時30分~ 吉野毅 県養豚協会会長、高山市出身・在住の歌手 亜沙美氏らが、養豚農家の阿部百代氏が作詞・作曲した県産豚肉PRソングの完成を報告>

 県養豚協会が岐阜県産豚肉の消費拡大のため、PRソングを作成されたとのことで、県庁にお越しくださり、ご披露くださいました。

 『今日は豚肉!岐阜県版』のタイトルで、メロディーは同じですが、歌詞の中に、本県が誇る県産銘柄豚の名称をふんだんに盛り込んだPART1と、県産銘柄豚を扱っていないお店でも曲を流していただきやすいよう名称は入っていないPART2を用意されるなど、作成に1年を費やされただけに考え抜かれたPRソングです。覚えやすく楽しいメロディーと歌詞ですので、県産銘柄も覚えていただきやすいと思いますし、「今日の夕食は豚肉しよう!」と思っていただけるのでは、と楽しみになりました。

県産豚肉PRソングの報告

<18時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日公表の新型コロナウイルス新規感染者数は1,158人でした。先週の火曜18日は1,031人でしたし、1,000人を超える日も生じるようになってきています。リバウンドを阻止すべく、引き続き基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。

10月24日(月曜)​​の公務報告

<11時45分~ 県庁で、国際交流に関する協議>

 本県ご出身あるいは本県にルーツを持つ方たちが世界各地で「岐阜県人会」を組織され、その県人会をネットワーク化した「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」主催の第1回岐阜県人世界大会が10月28日(金曜)に開催されます。

 改めてこうした県人会をはじめ、世界各地の岐阜県人の皆さんの活動の現状について報告を受けました。

(「第1回岐阜県人世界大会」についてはこちら>>>https://www.gkinternational.org/worldconvention/<外部リンク>

<14時00分~ 冨田成輝 可児市長と面談>

 10月16日(日曜)に告示された市長選挙において無投票で4期目の当選を決められた冨田市長が、挨拶に来られました。お祝いをお伝えするとともに今後の市政運営の抱負などをお伺いしました。

<16時15分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日公表の新型コロナウイルス新規感染者数は309人で、先週の同じ曜日を29人上回りました。10月20日(木曜)に発出した「『第7波』リバウンドの阻止」のメッセージにおいてもお伝えしたように「第7波がくすぶり続けている」状況です。

 ワクチンの接種を積極的にご検討いただくとともに、メリハリのあるマスク着用、手指衛生、密回避、こまめな換気、体調不良時は行動ストップといった基本的な感染防止対策を徹底いただくよう重ねてお願いします。

<18時30分~ 文化振興に関する協議>

 2024(令和6)年度に本県で開催する「清流の国ぎふ」文化祭2024(「第39回国民文化祭」及び「第24回全国障害者芸術・文化祭」)については、7月に実行委員会を設立し、大会に向けた準備を進めているところです。現在の進捗を確認するとともに今後の対応について協議しました。

10月23日(日曜)​​の公務報告

<9時00分~ 岐阜市内で、「国際ロータリー第2630地区 地区大会」に出席>

 世界各地のロータリークラブを会員とする連合組織「国際ロータリー」において、本県及び三重県の73クラブ・3,000人以上の会員で構成される第2630地区の地区大会にお招きいただきましたので、お祝いと挨拶をしました。

 奉仕の精神に基づき、青少年健全育成、緑化推進、国際交流、防災・減災、被災地支援といった活動を通じ、持続可能な地域社会づくりにご尽力いただいている同クラブ。長きにわたって、地域に根差した活動を続けてこられたことに敬意と感謝をお伝えし、今後ともよきパートナーとして、活力ある岐阜、三重両県の地域社会づくりに向け、一層のお力添えをいただくようお願いしました。

国際ロータリー第2630地区 地区大会

<10時50分~ ぎふワールド・ローズガーデンで、モロッコヴィレッジを視察>

 10月15日(土曜)のモロッコガーデン、イベント「モロッコヴィレッジ」のスタートから1週間。イベントや「秋のローズウィーク」の状況について現地で確認し、来園の皆さんの様子も伺いながら、今後の取組みも視野に改善の指示などをしました。

モロッコヴィレッジを視察 モロッコヴィレッジを視察2

<14時00分~ 岐阜市内で、「第14回公明党岐阜県本部大会」に出席>

 同党県本部大会にお招きいただきましたので、挨拶を申し上げるとともに、本県の新型コロナなど県政の諸課題とそれらへの対応状況などについてご説明しました。

<16時00分~ 「岐阜をどりを愉しむ集い」に出席>

 年に1度、芸妓(げいぎ)の皆さんが一堂に会し、多彩な演目を披露される集いでご挨拶をし、清流・長良川が育んだ岐阜の遊宴文化を鑑賞しました。

 長引くコロナ禍にあって、公演の中止や稽古場所の確保などこうした伝統芸能・地域文化にも大きな影響がでていますが、岐阜芸妓組合及び岐阜芸妓振興会では、岐阜の伝統芸能と心情を次世代へ引き継いでいこうと難しい状況の中でも様々な工夫、また若い組合員を育てる努力を重ねてこられたと伺っています。

 折しも、まさに2年後となる2024(令和6)年10月より、これまでの取組みの集大成として「清流の国ぎふ」文化祭2024(国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭)を開催します。伝統芸能・地域文化を貴重な財産として磨き、次世代につなげていくためにも、様々な機会をとらえて県内外に発信していきたいと思います。

10月21日(金曜)​​の公務報告

<10時30分~ 福井市内で、大村秀章 愛知県知事、杉本達治 福井県知事ら中部圏知事会議メンバーとともに、「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」を視察>

 東海北陸の7県と滋賀、長野両県知事さん、そして名古屋市長さんとの会議に出席するため、福井県へ。会議に先立ち、本年(2022・令和4年)10月1日に開館したばかりの県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館、愛称「あさみゅー」を皆さんと視察しました。

 朝倉氏遺跡は全国で唯一、戦国期の城下町跡がそのまま残る日本最大の中世都市遺跡として国の特別史跡に指定されています。博物館では、朝倉氏の居館を原寸再現した「朝倉館」、城下町の「巨大ジオラマ」、博物館敷地の発掘調査で発見された川湊の遺構をそのまま露出展示するなど見どころが多数ありました。「中世の遺構がまだ9割は土の下に眠っている」との杉本知事のお話もあり、本県の武将観光との周遊性、魅力の更なる向上につながることも期待されます。今後ますます楽しみな施設と大いに勉強になりました。

視察 視察2

(「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」についてはこちら>>https://asakura-museum.pref.fukui.lg.jp/<外部リンク>

<13時20分~ 第117回中部圏知事会議に出席>
<15時50分~ 同記者会見>

 会議では、各県の新型コロナの現状や対策、また共通の課題について意見交換をしました。なお、今回の会議の主要議題は、「次なる成長の機会を生み出す「人への投資」について」で、各県市の人材育成や教育の取組みを共有し、今後の連携について協議をしました。

 私からは、全国的にも早い段階から人口減少、少子高齢化を最重要課題として位置づけ、それらを克服するための重要な政策の一つとして「人づくり」に着目し、県の総合計画に位置付けて取り組んでいることを説明しました。

 なかでも、本県の重要産業である航空宇宙産業における人材育成については、優れた人材・担い手の育成・確保のため、小中学生から高校生、大学生そして就業者へと、例えば「空宙博」や県立岐阜工業高校内の「モノづくり教育プラザ」、岐阜大学構内の「航空宇宙産業技術開発センター」などの拠点を活用し、切れ目ない人材育成を展開し、成果をあげていることなどを報告しました。

 この他にもソフトピアジャパンでのデジタル人材育成や卒業生がメディアアートの分野などで活躍しているIAMAS(情報科学芸術大学院大学)の取組み、さらには建設や建築、スマート農業など様々な分野で人材育成を進めています。国全体で働き手が減少していく中で人づくりは非常に重要な課題ですので、中部圏の持続的成長のためにも9県1市が連携して取り組んでいく必要があると訴えました。

 各県市からもそれぞれの取組みについての説明があり、議事の結びに中部圏知事会として多様な人が活躍できる環境づくりや新たなチャレンジや学びを後押しする環境整備、航空宇宙産業やDX、医療福祉など成長分野における人材育成を推進することを確認し、「次なる成長の機会を生み出す「人への投資」に関する宣言」としてまとめました。

 併せて、本年8月の大雨により北陸地方で住宅の浸水被害や、道路や鉄道など交通網の被害が相次ぎ、物流が寸断されるなど生活に大きな影響が出たことが報告され、これを踏まえた災害対策の強化を国に求める緊急提言もまとめ、閉会となりました。

第117回中部圏知事会議

<16時10分~ 杉本達治 福井県知事とともに、「福井県ドクターヘリの岐阜県への応援運航に係る協定」締結式に出席>

 福井県とは、本県及びドクターヘリの基地病院である岐阜大学医学部附属病院との間で2019(令和元)年5月に協定を締結し、福井県大野市和泉地区を対象に応援運航を行ってきました。2021(令和3)年5月に福井県のドクターヘリが運航を開始となり、これまで本県からのいわば一方通行から双方の応援運航を実施できる体制が整いましたので、改めて協定を締結しました。

 岐阜大学医学部附属病院では、2011(平成23)年2月からドクターヘリの運航を行っておられますが、例年、年間50件程度の出動要請が重複することがあり、そのやりくりに腐心されている状況です。また、今回、応援運航の対象となる郡上市には、スキー場が多く立地しており、これからの時期、ドクターヘリの要請件数が多くなる傾向にあります。降雪による悪条件で、一分一秒を争う時間との闘いとなる中、ドクターヘリの果たす役割は大きく、岐阜県のドクターヘリだけで対応できない部分を福井県のドクターヘリでカバーしていただけることで、地元住民をはじめ、県民全体の安全・安心につながります。両県関係者の皆さんには、緊密な連携のもと、安全、そして円滑な運航をぜひともお願いしたいと思います。

 本県中津川市ご出身の杉本福井県知事とは、様々な分野での連携を進めておりますが、こうして一層連携分野が広がっていくことを大変うれしく思うとともに更に関係を深めていければと願っています。

「福井県ドクターヘリの岐阜県への応援運航に係る協定」締結式

10月20日(木曜)​​の公務報告

<10時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 昨夜の専門家会議でいただいたご意見や国の対応状況など最新の状況を分析し、今後の対策の方向性や内容について協議しました。

<13時00分~ 岐阜市内で、「令和4年度全国私学教育研究集会岐阜大会 開会式」に出席>

 同大会は、全国の私立学校関係者が一堂に会し、研究を深め、私学教育の振興・発展を目指すことを目的に1952(昭和27)年から開催されています。県内では初の開催、また大会におかれても70回目の節目となる大会にお招きいただきましたので、地元を代表して挨拶とお祝いをお伝えしました。

 2年半に及ぶコロナ禍において、学校現場の皆さんは、子どもたちの学びの継続と感染防止の両立に、日々大変ご苦労されておられると思います。

 一方で、コロナ禍の学校現場では、子どもたちの学びを保障する手段としてオンライン授業が大きな力を発揮しました。今回の大会でもICTを活用した教育の先進的な取組みについて実践発表などが行われると聞いております。今後の学校教育の充実に向けて大いにご議論いただき、アフターコロナに対応した、これからの時代の教育をリードしていただくことを期待しています。

令和4年度全国私学教育研究集会岐阜大会 開会式

<15時00分~ 県庁で、記者会見>

 岐阜県人会インターナショナルによる岐阜県人会世界大会の開催や、「全国農福連携マルシェinぎふ」、県内の就職・転職・Uターン関連のフェアなどイベントの開催発表と新型コロナの感染状況について今後の対策も含め、会見を行いました。

 新型コロナの現状については、昨夜の専門家会議でも分析いただきましたが、「依然として第7波がくすぶっている」という表現になろうかと思います。

 本日の新規感染者数も559人ということで、先週の同じ曜日に比べて300人近く減少していますが、第6波までの推移のようにこのまま緩やかに減少していくのか、リバウンドするのか、注視をしていかねばなりません。

 そこで現状認識、また今後の対応についてできるだけ分かりやすく県民の皆さんにお伝えしようと「『第7波』リバウンド阻止」としてまとめた知事メッセージを発出しました。

 まず現状認識として、10月中旬以降、前週の同じ曜日を上回る感染者数の確認が全国的に続いており、また専門家の皆さんのご指摘でもありますが、寒くなってきたことで窓を閉め切り、換気が不十分という状態が生じていること、新たな派生型の出現など多くの懸念材料があることをお伝えしています。さらに、2年間連続して流行しなかった季節性インフルエンザとの同時流行への危惧があります。こちらについての専門家の先生方のご指摘として、そろそろ抗体もなくなってきておりますので危ないのではないかと。こうした現状認識を今一度整理したうえで感染対策の徹底と社会経済活動の回復の両立に向けて引き続き、市町村を含め、関係者も含め「オール岐阜」で取り組んでいくというもので、県民の皆さんお一人お一人にも改めて基本的な感染防止対策の徹底をお願いしています。

 さて、会見の中で、11月6日(日曜)に岐阜市内で開催される「ぎふ信長まつり」についてのお尋ねがありました。

 映画で織田信長を演じられる木村拓哉さんの出演で大変に盛り上がっていますが、岐阜市出身の俳優・伊藤英明さんと私の間で「映画をご縁に木村さんに騎馬武者行列にお越しいただければ盛り上がるのでは」という話になり、伊藤さんからお誘いいただいたところ、ご快諾いただいたものです。

 観覧希望者が85万人を超えているということで、岐阜市、岐阜県が注目を浴びるというのは大変うれしいことですが、感染防止対策や警備など、様々な課題もあります。県としても大いに応援しつつ、柴橋岐阜市長とも十分に注意しながら進めていこうと話しているところであるとお答えしました。

(知事記者会見の模様はこちら>>>https://www.youtube.com/watch?v=okfYmQJfKKg<外部リンク>

記者会見

<17時45分~ 教育政策に関する協議>  

 学校現場における新型コロナ対策の状況、またさきほど記者会見で発表したメッセージをふまえ、効果ある形での学校現場の対策の展開などについて協議しました。

10月19日(水曜)​​の公務報告

<11時00分~ 県庁で、根岸秋男 明治安田生命保険相互会社取締役会長から、健康増進、介護・認知症対策、子育て支援のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>
<11時15分~ 根岸秋男 明治安田生命保険相互会社取締役会長、木下健一 同岐阜支社長との座談会に出席>

 同社から「地域住民の健康増進」「介護・認知症対策」「子育て支援」のためとして寄附をいただきましたので、お礼と感謝状の贈呈を行いました。

 これまでも、2020(令和2)年9月には「新型コロナウイルス感染症対策」に、2021(令和3)年3月には「新型コロナウイルス感染症対策及びがん対策」に、さらに同年10月には「健康増進、子育て支援、介護・認知症対策」に寄附をいただいており、今回で4回目となります。寄附には、従業員の皆様による居住地や出身地などゆかりのある地域への募金も含まれているとのことで、ご厚意に改めて感謝申し上げ、大切に活用させていただきたいと思います。

 なお、県と同社とは「健康増進等に関する連携協定」を締結しており、根岸会長さんがお越しになった機をとらえて、感謝状の贈呈に引き続き、本県の「健康増進」「子育て支援」「高齢福祉」などについての座談会も行い、意見交換をしました。

寄附目録の受領及び感謝状の贈呈

<14時00分~ 県庁で、内田浩行 在ストラスブール日本国総領事と面談>

 フランス北東部、ライン川のほとりの町、ストラスブールは、フランス最大の河川港がある、交通の要衝です。現在は、「旧オ=ラン県」と「旧バ=ラン県」から成る「アルザス欧州自治体」の中心都市です。

 この「旧オ=ラン県」と本県は2014(平成26)年に観光、文化などの面で友好交流に関する覚書を締結して以来、様々な交流を積み重ねてきており、ちょうど今、県図書館でも「2022年フランス・アルザス展」を開催しているところです。

 10月下旬に当地に着任予定の内田総領事は、欧州連合や国際連合などでの勤務経験豊富な外交官でいらっしゃいます。本県との交流、連携の一層の推進をぜひサポートいただきたいと思います。

(「2022年フランス・アルザス展」についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/248912.html

<15時30分~ 岐阜市内で、第69回建設業協会東海四県ブロック会議に出席>

 建設業協会の皆さんには、社会インフラの整備や維持管理、除雪はもとより、災害時には昼夜を問わず最前線で対応にあたっていただき、その後の復旧工事にもご尽力いただくなど、地域の安全・安心を守るために欠かせない重要な役割を担っていただいています。

 本日は、岐阜・静岡・三重・愛知の4県の建設業協会の皆さんがお集まりの会議に出席し、日ごろのお礼と今後更なる連携の推進をお願いしました。

 社会インフラの整備には、建設業界の中核で活躍される皆さんのお力添えが不可欠です。本格的な少子高齢化による労働人口の減少が進む中、建設業の持続的な発展に向け、担い手の育成・確保や生産性の向上といった建設業界の課題に協会の皆さんとも連携して取り組んでいきたいと思います。

第69回建設業協会東海四県ブロック会議

<18時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>
<19時00分~ 第60回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 9月20日(火曜)以来、約1ヵ月ぶりに専門家の先生方にお集まりいただき、現在の感染状況の分析や今後の対応についてのご意見をいただきました。

 専門家会議も今回で60回目。専門家の皆さんには、多くが夜に、またそれぞれ病院や大学等の仕事を抱えておられるところにお集まり願っております。毎回、県民の皆さんの命と暮らしを守るためにとお力添えいただいており、心から感謝申し上げます。

 さて、減少傾向が続いていた感染状況はここにきて前週と比較し、増加を示すようになっています。本日の新規感染者数は752人で、先週の同じ曜日と比べ減少したものの、増加基調にあることは変わりない状況です。また、10月11日(火曜)からは全国旅行支援も始まり、今後はインフルエンザとの同時流行の懸念もあるところです。今夜いただいた専門家の皆さんのご意見を踏まえて、第7波の終息に向け、引き続き取り組んでいきます。

第60回岐阜県感染症対策専門家会議

10月18日(火曜)​​の公務報告

<12時30分~ 県庁で、「清流の国ぎふ」文化祭2024に関する協議>

 現在の企画の検討状況や先週(10月13日・木曜)の馳浩・石川県知事との懇談会で積極的に取り組むことを確認した来年(2023・令和5)の「いしかわ百万石文化祭」との連携策などについて協議をしました。

<16時00分~ 海外連携戦略に関する協議>

 海外連携、国際交流施策の現状、今後の展開について協議しました。

<16時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は、9月22日(木曜)以来、26日ぶりに1千人を超えて、1,031人となりました。じわじわと増え、再拡大の恐れも感じます。お一人お一人、今一度感染防止対策を点検いただき、徹底をお願いします。

<18時00分~ 岐阜市内で、FC岐阜ビジネス交流会に出席>

 FC岐阜のスポンサー企業等の皆さんのビジネス交流会に出席。県民・企業・行政が三位一体となってJ1、そして世界を目指す「FC岐阜」を支援する「FC岐阜後援会」の名誉会長としてあいさつしました。

 今期のFC岐阜は、J2復帰が大いに期待されていましたが、先日(10月2日・日曜)ホームで開催された第27節において今年度の昇格は断たれてしまいました。

 ご支援されている皆様も残念な想いだと思いますが、来期の昇格を目指し、最終戦まで精一杯戦い抜き、来年度に向け、残りの試合を勝ち続けていくことを期待しています。感染症対策を講じていただきつつ、最終戦まで、一人でも多くの方にスタジアムに足を運んでもらえるよう、引き続き、魅力的な企画で盛り上げていっていただくことを願い、今後も、皆さんと一緒に、オール岐阜でチームを支えていきたいと思います。

10月17日(月曜)​​の公務報告

<14時00分~ 国土交通省で、吉岡幹夫 技監に対し、一見勝之 三重県知事、藤原勉 本巣市長らとともに、東海環状自動車道整備促進に関する提言書を提出>
<14時10分~ ぶらさがり記者取材対応>
<15時15分~ 財務省で、金子俊平 大臣政務官に対し、一見勝之 三重県知事、藤原勉 本巣市長らとともに、東海環状自動車道整備促進に関する提言書を提出>

 東海環状自動車道の整備促進に向け、令和4年度補正予算及び令和5年度以降の予算において必要な事業費を確保するため、三重県の一見知事、沿線の本巣・瑞穂・大野・神戸・東海環状自動車道建設促進協議会の会長である本巣市の藤原市長と合同で国土交通省及び財務省に提言活動を行いました。

 これまでも折に触れて提言でお伝えしておりますが、東海環状自動車道は、日本の真ん中に位置し、東西は首都圏と近畿圏、南北は太平洋側圏域と日本海側圏域を結ぶロータリーとしての機能を有し、東海地方にとどまらず日本の経済や産業を支える重要な道路であると考えています。

 また、本自動車道は、今後30年間に震度6強以上の地震に見舞われる確率の高い地域を迂回しており、南海トラフ地震等の大規模災害時には緊急輸送道路として広域的支援が可能となります。

 こうした想いを国土交通省では技術官僚のトップである吉岡技監に、また予算を担当する財務省では本県選出の金子大臣政務官に直接お伝えし、1日も早い全線開通に向けた取組みを強く訴えてきました。

東海環状自動車道整備促進に関する提言書を提出 東海環状自動車道整備促進に関する提言書を提出2

<15時45分~ 都内で開催中の、関口照生写真展「幸福の国ブータン」を鑑賞>

 ぎふ木遊館館長や岐阜関ケ原古戦場記念館のアンバサダーをお願いしている竹下景子さんのご夫君で写真家の関口照生(せきぐちてるお)さんの写真展にお伺いしました。

 関口さんは、広告や雑誌・写真集の撮影を中心にフリーのフォトグラファーとして活動され、特に世界の辺境を訪ねるTV番組の取材をきっかけに、ライフワークとして世界各地の様々な地域、環境で暮らす人々の取材を続けておられます。

 今回の写真展のテーマは、国王の「国民総幸福量を伸長する」という方針のもと、国民の意識調査では8割を超える方々が「幸せである」と回答したことから「世界一幸福な国」とも称されるブータン。独自の文化を守りながら、豊かな自然の中で生き生きと暮らす人々の姿やお祭り、民俗芸能などを活写した写真にかの地に空間移動したかのように引き込まれながら拝見しました。

<16時30分~ 岐阜県東京事務所で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は280人でした。先週の同じ曜日よりも29人の増となっており、先週1週間を通してみても水曜日(10月12日)以降、前の週の同じ曜日を上回る日が続いています。再拡大に転じないよう、関係部局にはしっかりと状況を注視すること、今後の対応を検討することなどを指示しました。

10月15日(土曜)​​の公務報告

<9時35分~ 県美術館で、寛仁親王妃信子殿下をお出迎え。殿下の御視察に随従>

 三笠宮家の寛仁(ともひと)親王妃信子(のぶこ)殿下が、本日(10月15日・土曜)午後のぎふワールド・ローズガーデンのモロッコガーデンのオープニングセレモニーご臨席のため、4年ぶりに本県にお出ましくださいました。

 信子殿下は、日本ばら会の名誉総裁であり、2003(平成15)年に、当時の花フェスタ記念公園内に整備された「英国王立バラ協会庭園」の名誉園長をお引き受けいただいております。前回2018(平成30)年のご来県の際も園にお出ましいただき、殿下のお名前を冠したバラである「プリンセス・ノブコ」を観覧いただくなど約20年のご縁を頂戴しております。

 そのセレモニーに先立ち、県美術館の「開館40周年記念 前田青邨(まえだせいそん)展」にもお出ましをいただき、近代日本画に大きな足跡を残した本県ゆかりの画家の名作をご覧いただきました。

 国の重要文化財の「洞窟の頼朝(どうくつのよりとも)」や皇居に飾られている「石橋(しゃっきょう)」と同じ能楽師を題材に、その姉妹作というべき作品「出を待つ(でをまつ)」などを学芸員の説明に耳を傾けながら、じっくりとご覧になられました。

(岐阜県美術館開館40周年記念 前田青邨展 究極の白、天上の碧-近代日本画の到達点-についてはこちら>>>https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/events/seison2022/<外部リンク>

<13時15分~ ぎふワールド・ローズガーデンで、ファティマ・ザハラ・アンモール モロッコ王国観光・手工芸・社会連帯経済大臣、ラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国特命全権大使らモロッコ王国政府関係者とともに、寛仁親王妃信子殿下御臨席のモロッコガーデン及びモロッコヴィレッジのオープニングセレモニーに出席>
<13時55分~ 寛仁親王妃信子殿下のモロッコガーデン及びモロッコヴィレッジの御視察に随従>

 暑さも感じるほどの秋晴れの中、寛仁親王妃信子殿下御臨席のもと、モロッコ本国からアンモール大臣、サディック手工芸庁長官にお越しいただき、さらに同国のブフラル駐日特命全権大使や広瀬晴子日本モロッコ協会会長、山田實紘在岐阜モロッコ名誉領事など各界の関係者の皆さんにお集まりいただいて、オープニングセレモニーを開催しました。

 セレモニーの後は、皆さんとともにガーデンを散策し、きめ細かな匠の技が光る、我が国唯一と言ってよいまさに「本物のモロッコ」を楽しみました。

 振り返りますと、2019(令和元)年11月のモロッコ王国と岐阜県との合意に基づき、モロッコの資材と一流の技術者による伝統技術を用いて完全なモロッコ庭園を再現するという今回のプロジェクトを開始しました。

 その後、世界的なコロナ禍により、約2年間の中断を余儀なくされましたが、本年(2022・令和4)年4月にようやく技術者の皆さんの来日が叶い、約50日間にわたり精力的に作業を進めて頂き、この素晴らしい庭園の完成に至りました。

 この間における、モロッコ王国政府の終始一貫した力強いご支援に厚く御礼申し上げ、また整備に当たっていただいた全ての方々に感謝したいと思います。 

 また、この庭園のオープンにあわせて、本日から10月23日(日曜)まで、モロッコ王国手工芸庁の主催により、「モロッコヴィレッジ」も開催されます。

 素晴らしい手工芸、料理、音楽をお楽しみ頂きながら、モロッコに思いをはせていただければと思います。

 今後、モロッコ王国と本県との友情と交流は、このモロッコガーデンの完成を通じ、一層深まっていくものと確信しています。また、本県としては、これを機に、ぎふワールド・ローズガーデン全体を、まさに世界のバラ園としてさらに磨き上げ、世界に発信していきたいと思います。

(ぎふワールド・ローズガーデン「秋のローズウィーク」についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/252377.html

10月14日(金曜)​の公務報告

<10時15分~ ぎふワールド・ローズガーデンで、モロッコガーデンオープニングの準備状況を視察>

 明日(10月15日・土曜)にオープンの「モロッコガーデン」の準備状況を最終確認しました。2019(令和元)年、モロッコ王国と本県の合意に基づいて始まった改修事業。世界的なコロナ禍による中断を乗り越え、多くの関係者の皆さんの努力により、やっと完成の日を迎えることができました。それだけに皆さんを万全の状況でお迎えできるよう、最後まで準備をしっかりと進めていきます。 

<13時00分~ 名古屋市内で、ファティマ・ザハラ・アンモール モロッコ王国観光・手工芸・社会連帯経済大臣、ラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国特命全権大使らモロッコ王国政府関係者とともに、伊藤彰彦 (株)ジェイアール東海ホテルズ代表取締役社長、小林創 (株)ジェイアール東海高島屋代表取締役会長らと面談>

 明日の「モロッコガーデン」オープニングセレモニーに出席するため来日された同国政府関係者の皆さんをご案内し、挨拶や今後の連携の可能性などについて意見交換しました。

10月13日(木曜)​​の公務報告

<12時20分~ 金沢市内で、馳浩 石川県知事と懇談>
<13時30分~ 馳浩 石川県知事とともに、「金沢港クルーズターミナル」、「国立工芸館」を視察>

 本県の北西部が接する石川県とは、双方の知事が行き来をして定期的に意見交換を行う懇談会を設けています。

 ここ数年は、新型コロナの影響もあり開催を見合わせておりましたので、3年ぶり、また本年(2022・令和4)3月に就任された馳浩知事とは初めての知事懇談会となりました。

 懇談に先立ち、馳知事に金沢市内をご案内いただき、まず金沢港の新しい海の玄関口として2020(令和2)年6月に開館した「金沢港クルーズターミナル」にお伺いしました。

 ターミナルの海側は開放感あふれる全面ガラス張りで、屋根は日本海の白波の形をイメージしたデザイン。クルーズ船の2隻同時接岸時にも対応できるようになっているほか、私も体験させてもらいましたが、臨場感あふれる大迫力でクルーズ船を操船体験できるシミュレーターがある「まなび体験ルーム」やレストランが備えられており、クルーズ船のオフシーズンにはイベント会場等として利用されているとのことです。

 一方、日本で唯一の工芸を専門とする国立美術館である「国立工芸館」は、国の地方創生施策の一環で、2020(令和2)年に東京国立近代美術館工芸館が東京から金沢に移転して開館。建物そのものが、国登録有形文化財を移築・活用されており、館内には、デジタル技術を用い工芸作品を3D画像で楽しめるコーナーなどがあります。いずれも両県の観光などでの広域連携を考えていくうえで、大いに参考になる施設でした。

視察 視察2

<14時50分~ 岐阜県・石川県知事懇談会に出席>
​<15時50分~ 同記者会見>

 そのまま、視察先の国立工芸館内の会議室で対面での懇談会に入りました。

 新型コロナに係る双方の現状や対策を情報交換したほか、両県の相互誘客や魅力発信、広域道路ネットワークの整備促進などについて、幅広く意見交換をしました。

 相互誘客促進に関し、馳知事からは、双方の魅力の理解を深め、観光PRで連携していけるように観光案内所スタッフなどの合同勉強会の開催や、石川県が東京の銀座に、また本県が名古屋市の栄に出店しているアンテナショップについて、双方の特産品を販売する提案をいただきました。

 アンテナショップの相互販売については、本県としても東京にある石川県のショップで販売いただければ、首都圏でもより多くの方に本県の魅力をお伝えすることが期待されることから、ありがたい提案として賛同しました。

 一方、私からは、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の相互PRについて提案をしました。本県で再来年(2024・令和6)に開催予定の同文化祭は、その前年にあたる来年・2023(令和5)年、石川県で開催されることとなっています。

 ぜひ石川県大会の熱気を本県に引き継ぐ大会としたいと一層の連携をお願いし、具体には、大会に向けて開催される実行委員会の総会や各種イベントにおいて一緒にブースを出展し、両県文化祭の魅力をPRしたり、双方の文化団体が行き来して交流し、大会の盛り上げにつなげたいと提案。馳知事にも快諾いただきました。

 このほか、リニア中央新幹線の開業を見据え、リニア「岐阜県駅」から本県を経由して石川県へ観光される方の増加も見込まれることから、南北を縦断する広域観光ルートを整備していくうえでも道路ネットワークの整備促進に連携して取り組むことなども確認し、馳知事とは初顔合わせとは思えないほど収穫の多い懇談会となりました。

岐阜県・石川県知事懇談会

10月12日(水曜)​​の公務報告

<10時00分~ ぎふワールド・ローズガーデンで、モロッコガーデンオープニングの準備状況を視察>

 10月8日(土曜)から「秋のローズウィーク」が始まりました。3連休後半は、あいにくのお天気でしたが、それでも3日間で5千人を超える方にご来園いただきました。

 いよいよ10月15日(土曜)は「モロッコガーデン」のオープンです。

 本日は実際に現場に足を運びまして、当日をイメージしながら、新型コロナ対策の確認や企画内容のチェックを行いました。

(ぎふワールド・ローズガーデンについてはこちら>>>https://gifu-wrg.jp/<外部リンク>

<14時00分~ 県庁で、吉田芳治 県木材利用推進協議会会長らから、木材利用の推進に関する要望書を受領>
<14時45分~ 林業政策に関する協議>

 同協議会は、昭和50(1975)年設立。木材利用拡大を推進するため、木材の優れた特徴や木材を活用する意義等についてPRや公共建築物の木造化、木造住宅の建設促進などに向けて活動されています。

 10月8日(土曜)の「木の日」に合わせ、木材利用の拡大推進はもとより、木材の供給体制の強化や森林・林業におけるDX化の拡大、ぎふ木遊館などを活用した木育の更なる推進などについて要望をいただきました。

 いただいたご要望をしっかりと受け止め、また協議会の皆さんとも一層連携しながら、県としても精一杯努力していきたいと思います。

木材利用の推進に関する要望書を受領

<16時30分~ 那須史明 岐阜バスケットボール(株)代表取締役社長らが、岐阜スゥープスの2022-2023シーズン体制を報告>

 岐阜スゥープスは、2021-2022シーズンを19勝29敗、15チーム中10位で終えました。新加入選手の活躍や日本人初のプロ契約選手・キャプテンの荒川選手を中心にベテランがチームを支え、課題だったシーズン後半での失速もなく、終盤も上位チームにも勝利する事もあり、これまでの4年間の最高勝率となりました。

 この勢いで9月30日から始まったリーグ参戦5季目となる2022-2023シーズンも勝ち上がりたいところでしたが、今のところ1勝3敗。本日お会いした新加入のユツィカス選手は身長205cmの大型選手。本県ともゆかりの深いリトアニア出身で同国のリーグでの経験も豊富と伺いました。ぜひ選手、スタッフ一丸となって岐阜のために一層の奮起と活躍を期待し、応援したいと思います。

岐阜スゥープス

<17時00分~ SDGsに関する協議>

 本県は2020(令和2)年に国から「SDGs未来都市」に選定され、以降、取組みの方向性を定めた「SDGs未来都市計画」に基づき、SDGs推進に取り組んでいます。

  さて、先日9月14日(水曜)、第2回の「『清流の国ぎふ』SDGs推進会議」を開催し、有識者の皆さんにお集まりいただいて、この未来都市計画の改定に向けてご意見を伺いました。改めていただいたご意見を分析、検討し、計画の改訂に向けた方向性などを協議しました。

 10月4日(火曜)には、「清流の国ぎふ」SDGs推進フォーラムも開催したところであり、SDGs推進に向けた機運を一層高めていきたいと思います。

10月11日(火曜)​​の公務報告

<14時00分~ 県図書館で、「清流の国ぎふ」文化・芸術フォーラムに出席>

 これまでの岐阜県の文化振興の取組みを継続・発展させるために今後の文化行政施策の方向性を議論・検討するフォーラムを開催しました。

 2年後の2024(令和6)年10月には、これまでの取組みの集大成として「清流の国ぎふ」文化祭2024(国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭)を開催することが決定しており、現在、市町村、文化団体、県の各部局などから300を超える事業の提案をいただいています。まさにオール岐阜の推進体制のもと鋭意準備を進めているところであり、「清流の国ぎふ」文化祭2024を念頭におきながら、アフターコロナを見据えた地域の魅力や文化的な魅力を再認識し、磨き上げをしていく時がきたと感じています。

 そこで本日は、現在新潟県で開催している「大地の芸術祭 越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」など、多数の芸術祭をプロデュースされたアートディレクターの北川フラムさんにお越しいただき、「アート」を活かした地域活性化をテーマに基調講演をいただきました。

 併せて涌井史郎さん、日比野克彦さん、吉成信夫さん、聞き手・古田菜穂子さんによる、それぞれの方の豊富なご見識を活かしたパネルディスカッションもあり、私自身にとっても、またご来場の皆さんにとっても実に学びの多いひと時となりました。

 北川さんのお話のとおり、本日のフォーラムをきっかけに我がまちの魅力を再発見し、新たな価値の創造につなげていければと思います。

「清流の国ぎふ」文化・芸術フォーラム 「清流の国ぎふ」文化・芸術フォーラム2

<17時30分~ 加藤孝義 ぎふ花と緑の振興コンソーシアム理事長と面談>

 花き業界の全国のリーダーとして活躍されている加藤理事長さんと、本県の花き生産の状況などについて意見交換をしました。

<19時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は306人。入院患者は98人と7月4日以来約3か月ぶりに100人を切り、病床使用率も10.7%となりました。推移をしっかりと注視しながら対策を継続・徹底していきます。

10月10日(月曜)​の公務報告

<10時00分~ 鹿児島県霧島市内で、第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会会場を視察>
<11時00分~ 同大会閉会式に出席>

 和牛共進会は、昨日(10月9日・日曜)までに本県からの21頭を含む41道府県・438頭全ての審査が終わり、本日(10月10日・月曜)は、各区分のトップから最高賞である内閣総理大臣賞を選出して閉会しました。

 県勢では、最高賞の受賞はかないませんでしたが、肉牛の部で最高位に次ぐ「優秀枝肉賞」に入賞するなど本県の飛騨牛の肉質が全国でも高く評価され、大変うれしく思います。

 前回大会からの5年間、オール岐阜で出品対策に取り組んでこられた生産者のご努力やそれを支えてこられた関係者の皆さんのご尽力に改めて敬意を表したいと思います。

 今回の成果を5年度に北海道で行われる予定の次回大会につなげていただき、本県が誇る飛騨牛がますます発展していくことを願っています。

第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会会場

10月9日(日曜)​の公務報告

<12時15分~ 岐阜関ケ原古戦場記念館で開催中の、秋季特集展示「関ケ原の戦いと史跡地 南宮山のその時その後そして今」を鑑賞>

 昨夜の関ケ原ナイトの余韻も感じられる中、記念館の特集展示を鑑賞しました。

 関ケ原の戦いでは、関ケ原とその周辺が戦場となりましたが、現在の垂井町にある南宮山には毛利軍が布陣しました。その南宮山にあったのが、南宮大社ですが、関ケ原の戦いの戦火に巻き込まれて焼失し、その後徳川幕府3代将軍・家光が再建。現在、本殿、拝殿、楼門などの建物18棟が国の重要文化財に指定されています。この南宮大社が所蔵されている国指定の重要文化財をこのたび特別に記念館に展示させていただいています。同館に重要文化財が展示されるのは初のこと。南宮大社、また地域の皆さんのご理解とご協力に感謝しながら、また記念館が地域に根差した、皆さんに親しまれる施設となりつつあることを嬉しく思いながら、通常南宮大社で年に1日のみ公開される「太刀 銘 三条(さんじょう)」など貴重な資料を拝見しました。

 この他にも関ケ原町所蔵の「関ヶ原合戦図屏風」の実物など、普段ほとんど公開されない貴重な資料の展示ばかりです。ぜひこの機会にご覧いただきたいと思います。

<13時00分~ 関ケ原町内で、「全国将棋サミット2022」に出席>

 本行事は、(公社)日本将棋連盟が将棋の普及啓発を図るべく、将棋文化の継承と普及に取り組む自治体と連携して、2014(平成26)年から毎年開催しているものです。当初は2020(令和2)年度に当県で開催予定だったのですが、新型コロナの影響で中止となり、今回改めての開催となりました。

 本日のサミットには、北は岩手県矢巾(やはば)町、南は山口県下関市から、本サミット史上最多となる19の自治体と14名もの棋士、女流棋士の皆様にご参加をいただき、各自治体の取組紹介や棋士の皆さんによるトークショー、記念対局などが行われます。

 明日(10月10日)には、棋士、女流棋士が東西の大将となり、全国から参集した駒武者を率いて盤上の戦を繰り広げる人間将棋を本サミットに併せ3年ぶりに開催します。まさに天下分け目の関ケ原での一戦、楽しみです。

 2024(令和6)年夏には、本県で文化のインターハイといわれる全国高等学校総合文化祭、同年秋には文化の国体と言われる国民文化祭が開催されるなど、これから文化のビックイベントが続きます。これらの祭典においても、さらなる将棋文化の振興、発展に取り組んでいきたいと思います。

全国将棋サミット2022

<20時30分~ 鹿児島県霧島市内で、辻直司 第12回全国和牛能力共進会出品対策委員会会長ら、同共進会鹿児島大会出品関係者と面談>

 関ケ原町から新幹線で移動して鹿児島県へと入り、10月6日(木曜)から開催されている和牛共進会の出品関係者の皆さんとお会いし、改めてこれまでの取組みや大会本番の様子や感想などをお伺いしました。

 皆さんからのお話をお伺いし、改めてここに至るまでの農家の皆さん、指導に当たられた技術員の皆さん、また関係機関・団体の皆さんのご尽力に敬意と感謝の想いで一杯になりました。

10月8日(土曜)​の公務報告

<10時00分~ 岐阜メモリアルセンターで、「ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2022」オープニングセレモニーに出席>

 本行事は、2016(平成28)年度に本県で開催した「全国レクリエーション大会」を契機に、県民お一人お一人が一つはレクリエーションを実践する「ミナレク運動」の大きな柱の一つとして、翌2017(平成29)年度から毎年開催し、今年で6年目となります。

 コロナ禍では特に「体」と「心」、そして「頭」の健康への関心が高まりをみせています。レクフェスは、様々なかたちで県内各圏域で開催されますので、ぜひお近くで開催の際には参加いただいて、楽しく体を動かし、健康・生きがいづくりに取り組むきっかけにしていただきたいと思います。

 あわせて、11月に開催される「ねんりんピック」の神奈川大会に参加される選手団の結団式も行われました。本県からは、26種目に31チーム・194人の選手の皆さんが参加されますが、「ねんりんピック」としては、実に3年ぶりの開催となるため、心待ちにされている様子がこちらにも伝わってきました。

 ねんりんピックは、昨年度(2021・令和3)本県で開催されるところでしたが、新型コロナの状況を踏まえて断念。3年後の2025(令和7)年度に改めて本県で開催することが決定しています。3年後を見据えてオール岐阜で大いに盛り上げていきたいと思います。

(ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2022についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/245698.html

「ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2022」オープニングセレモニー 「ぎふ清流レクリエーションフェスティバル2022」オープニングセレモニー2

<11時40分~ 関ケ原町内で、矢橋昭三郎 (株)関ケ原製作所相談役らの案内で、「せきがはら人間村」を視察>

 昨年(2021・令和3年)4月にも矢橋相談役のご案内で拝見させていただきましたが、その後さらに整備を進められたということで、改めてお伺いしました。

 矢橋相談役が掲げる「生活の中のアート」の理念がさらに具現化され、また、地域の皆さんにも開かれている様子に、同社の掲げる「訪れる人々の人生、心を豊かにする環境づくり」が整いつつあることを感じました。武将観光とはまた別の関ケ原の魅力ともいえるとても美しい場所です。ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
​(せきがはら人間村についてはこちら>>>https://www.sekigahara.co.jp/ningenmura/<外部リンク>

<15時30分~ 清流の国ぎふ女性の活躍推進フォーラムに出席>

 本フォーラムは、県と県内経済団体等で構成する「清流の国ぎふ女性の活躍推進会議」が、女性活躍に向けた企業の取組みを促進するために開催。「ぎふ女のすぐれもの」の認定式を行うとともに、「女性の活躍が生み出す新たな価値」をテーマとしたトークセッションを行いました。

 「ぎふ女のすぐれもの」の認定では、女性が企画・開発に参画し、女性の視点が生かされた商品(食・モノ・サービス)および取組みについて、本年度は県内企業から22件の応募があり、その中から、岐阜らしさや女性の視点、また持続可能な社会の実現に向けた対応などについての審査を経て選ばれた4件について私から認定証を授与しました。

 トークセッションでは、「ぎふ女のすぐれもの」認定審査委員会座長の佐藤美加さん、魚の直販事業を展開されている坪内知佳さん、そして私の3人で「女性の活躍が生み出す新たな価値」をテーマに意見交換をしました。坪内さんは、知見のなかった漁業の世界に飛び込み奮闘される姿がメディアでも取り上げられ、さらにこれまでの歩みがこの秋のドラマのモデルにもなっている方で、多くの示唆に富んだお話をいただきました。本日のトークセッションやぎふ女の取組みが「私も何かやってみようかな」と岐阜の女性が元気になる、あるいは動き出すきっかけとなればと願っています。

清流の国ぎふ女性の活躍推進フォーラム 清流の国ぎふ女性の活躍推進フォーラム2

<18時30分〜 関ケ原ナイト2022「関ケ原 夜想語」に出席>

 夜の関ケ原古戦場の魅力を創出・発信するためのイベント「関ケ原ナイト」。

 そのオープニングである「野外朗読音楽絵巻~関ケ原 夜想語(やそうがたり)~」で挨拶と開宴を告げる号令をしました。

 天下分け目の関ケ原を「誰もが知っているだけ」から「誰もが訪れる場所」にすることを目指して地元の皆さんをはじめとして多くの皆さんと整備に取り組んできました。2年前にオープンした岐阜関ケ原古戦場記念館は、関ケ原の戦いを分かりやすく楽しく学べる施設として好評をいただき、コロナ禍においても全国から既に約21万人にお越しいただいています。さらに来年放映される徳川家康を主人公としたNHKの大河ドラマも追い風に、日本最大のフィールドミュージアムとしてもさらにPRを強化したいと考えています。

 「いざ!開演!」の掛け声で幕を開けたステージは、竹下景子さんの情感豊かな朗読、声楽家の城宏憲さんの美しい歌声、そして音楽で、笹尾山の特設ステージを幻想的な雰囲気で彩っていただきました。

 今夜のステージを皮切りに秋の関ケ原では様々なイベントが展開されます。ぜひお越しください。

(岐阜関ケ原古戦場記念館のイベント案内等はこちら>>https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/news/<外部リンク>

10月7日(金曜)​​の公務報告

<9時30分~ 県庁で、ぎふワールド・ローズガーデンに関する協議>

 明日10月8日(土曜)から始まる「秋のローズウィーク」、また10月15日(土曜)の「モロッコガーデン」のオープンなどビッグイベントが目白押しです。大きなイベントが続くときこそ、新型コロナ対策の確認や企画内容の最終チェックが重要。確認と対応について協議を行いました。

(ぎふワールド・ローズガーデンについてはこちら>>>https://gifu-wrg.jp/<外部リンク>

<10時00分~ 高橋尚子 ぎふ清流ハーフマラソン実行委員会大会長、尾藤義昭 同会長、柴橋正直 名誉会長・岐阜市長らとともに、同実行委員会総会に出席>

 本年(2022・令和4)4月に開催された「第11回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」の収支決算報告(案)などについて審議を行い、次年度以降の対応について意見交換をしました。

 本年の大会は、新型コロナウイルス感染症の影響により、2020(令和2)年の第10回大会を延期し、さらに2021(令和3)年はオンライン開催となったため、3年ぶりに全国からランナーを迎えての実走開催となりました。新型コロナウイルス感染拡大防止として、ランナー皆さんのPCR検査を実施し、また沿道の皆さんにも応援を自粛いただくなどの対策を講じて当日を迎えましたが、結果としては、ハーフ登録の部男子で上位3名が大会新記録を樹立するなど成功のうちに終えることができました。

 高橋尚子大会長にも、岐阜市内の小学生が応援メッセージや岐阜の魅力を伝えるイラストを描いた「ゼッケン」の作成を提案いただいたり、アテネ五輪金メダリストの野口みずきさんとともにランナー1人ひとりの名前をコールしてゴールで出迎えていただくなど、大いに盛り上げていただきました。こうした本年の大会の「レガシー」を今後にどうつなげていくかについて、皆さんのご意見をいただき、大いに参考になりました。

<16時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は、445人で前の週の同じ曜日に比べ165人の減少となりました。3日連続で前の週から減少という状況です。

 さて、オミクロン株対応ワクチンについては、その速やかな接種に向け、明日(10月8日・土曜)から岐阜市の岐阜産業会館に大規模接種会場を開設します。岐阜市民の方対象となりますが、詳細を確認いただいて、ぜひご検討をいただきたいと思います。(岐阜県オミクロン株対応ワクチン大規模接種会場についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/249669.html

<17時15分〜 山田法胤 法相宗大本山薬師寺長老と面談>

 奈良県奈良市にある法相宗の大本山の仏教寺院で、「古都奈良の文化財」の一つとしてユネスコの世界文化遺産にも登録されている薬師寺。この薬師寺のトップである管主(かんす)を2009(平成21)年から7年間務められたのが、本巣市ご出身の山田法胤(やまだ ほういん)長老。岐阜へのご来訪にあわせてお訪ねくださいました。

 長老は、80歳を超えた今もなお各地で仏道はもとより、よりよい生き方や地域振興など様々な講演活動を続けておられます。新型コロナ禍でもますます意気盛んなお姿とお話に元気をいただいた想いです。 

10月6日(木曜)​の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 9月15日(木曜)に開会した今議会は、22日間にわたって熱心に審議いただき、本日閉会となりました。議員皆さんからいただいたご意見やご指摘を十分に踏まえて今後の県政推進に努めていきます。

 また、議決いただいた435億円余の補正予算には、目下の物価高騰に対する生活者支援、事業者支援などを盛り込んだところです。新型コロナ対策とともに速やかに支援を実施し、感染防止対策と社会経済活動の両立に全力で取り組みます。

<11時45分~ 廣瀬英二 県人事委員会委員長、岡本知彦 同委員会委員、伊在井みどり 同委員会委員から、職員の給与等に関する勧告を受領>

 人事委員会の廣瀬委員長、岡本委員、伊在井委員から、職員の給与や勤務時間、また勤務環境整備など公務運営の改善についての報告とともに給与改定の勧告をいただきました。ご指摘の内容を踏まえて職員一人一人がより一層持てる力を県政に活かせるよう丁寧に取り組むなど勧告を踏まえて対応したいと思います。

職員の給与等に関する勧告を受領

<15時30分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 来年(2023・令和5年)1月4日の開庁に向けていよいよラストスパートとなっている庁舎整備の状況を確認しました。外観が整いつつあることもあり、県議会一般質問でもいただきましたように、県議会議員の皆さんはもとより県民の皆さんのご期待も日に日に高まっているように感じます。本県の魅力を感じていただけるようになっているか、働く職員や訪れる皆さんにとって快適か、使いやすいかなど目配り気配りを怠ることなく細部まで確認と対応を進めていきます。

<17時30分〜 岐阜市内で、十六フィナンシャルグループトップ懇談会に出席>

 2021(令和3)年10月1日に十六銀行のほか、証券やカード、リース会社などを傘下とする持株会社「 (株)十六フィナンシャルグループ」が発足。その設立1周年記念の懇談会に取引先企業の皆さんとともにお招きいただきました。

 地域の未来を創造し持続的な成長を遂げる総合金融グループを目指すという同社の今後の取組みや企業の国際競争力の向上などについての講演を伺い、大いに勉強になりました。

10月5日(水曜)​​​の公務報告

<11時30分~ 県庁で、文化振興に関する協議>

 2024(令和6)年度に本県で開催する「清流の国ぎふ」文化祭2024(「第39回国民文化祭」及び「第24回全国障害者芸術・文化祭」)については、7月に実行委員会を設立し、大会に向けた準備を進めているところです。現在の進捗を確認するとともに今後の対応について協議しました。

<14時00分~ 第52回全日本実業柔道個人選手権大会出場の杉浦冬唯 選手が、松波英寿 松波総合病院柔道部総監督、大熊政彦 県柔道協会強化委員長らとともに、同大会男子66kg級における準優勝を報告>

 岐阜市出身で現在松波総合病院柔道部に所属する杉浦冬唯(すぎうら とうい)選手が8月末に兵庫県尼崎市で開催された同大会の男子66kg級で準優勝された報告にお越しくださいました。

 79名が出場した同クラスでの準優勝。杉浦選手は「あと一歩」と悔しい想いを述べられましたが、堂々と胸を張って県の柔道界を引っ張っていただける存在であるとお祝いと期待をお伝えしました。同大会でベスト4以内の成績を収めたため、10月末に千葉県で開催される「講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」の出場権も獲得されたとのことで、次の大会では頂点に立てるよう、活躍を祈って応援をしていきたいと思います。

第52回全日本実業柔道個人選手権大会出場の杉浦冬唯 選手

<15時00分~ 平岩正光 自由民主党東濃県議団団長らから、東濃圏域における各種施策実施に関する要望書を受領>

 東濃圏域における重点的な取組みや各種施策・事業の推進を求める要望書をいただきました。リニア中央新幹線開業に向けて、観光交流や企業立地において新たな発展が期待される一方、他の圏域と同様に人口減少やコロナ禍、急激な円安、原材料高などによる多くの課題にも直面していることなど東濃圏域の課題や県政に対するご要望、ご意見をまとめていただきました。しっかりと受け止め、十分に内容を検討させていただきたいと思います。

東濃圏域における各種施策実施に関する要望書を受領

<16時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は、571人で前の週の同じ曜日に比べ352人の減となりました。今週末には年内最後の3連休が控えていますが、基本的な感染防止対策の徹底を継続いただくようお願いします。

10月4日(火曜)​​の公務報告

<13時30分~ ぎふ清流文化プラザで、「清流の国ぎふ」SDGs推進フォーラムに出席>

 2年前(2020・令和2年)に、本県が内閣府から「SDGs未来都市」に選定されたことを記念して始まった推進フォーラムも今回で3回目。

 本県のSDGsのスタートは、2015(平成27)年の12月に「清流長良川の鮎」が「世界農業遺産」に認定されたことにさかのぼります。これは、「長良川」とその清流で育まれた鮎が「人の暮らし」、「地域の産業」、「伝統」や「文化」と深く結びつき、環境、社会、経済において新たな価値を生み出す仕組み、いわゆる「長良川システム」が評価されたもので、この「長良川システム」こそ、SDGsの理念を体現するものといえます。早いものでSDGsの取組みも今年で7年目を迎え、来年には、いよいよ2030年のゴールに向けた折り返しに差し掛かります。

 本日のフォーラムは、改めてSDGsの本質を見つめ直し、一人ひとりの努力をどのように「持続可能な世界」につなげていくかを、皆さんと一緒に探っていきたいと開催しました。

 まず、第1部の基調講演では、NPO法人アフリカ日本協議会の共同代表であり、政府の「SDGs推進円卓会議」のメンバーでもある、稲場雅紀(いなばまさき)さんをお招きして、ご講演をいただきました。次いで、第2部のパネルディスカッションでは、稲場さんに加え、様々な分野で活躍されている皆さんに「わたしたちの考えるSDGSのカタチ」をテーマに議論していただきました。本日のフォーラムを通じ、皆さんお一人お一人の中に2030年までの残り半分の期間に私たちは何をすべきか、その問いに対するヒントが生まれ、次の行動につながっていくことを願っています。

「清流の国ぎふ」SDGs推進フォーラム

<15時00分~ 県庁で、筒井和浩 日本労働組合総連合会岐阜県連合会(連合岐阜)会長、伊藤正博 県議会議員らから、「2023年度 岐阜県への政策・制度 要求と提言」を受領>

 連合岐阜による県への政策提言は1990(平成2)年度から行われており、今回で33回目となります。長期化するコロナ禍の中でも雇用や地域医療を守る取組み、また環境やジェンダー平等まで幅広く25項目の提言をいただきました。

 新型コロナの状況や国際情勢に起因する物価高騰など、働く皆さんを取り巻く経済・雇用情勢にも目配りをしつつ、提案内容を十分に精査し県政運営の参考とさせていただきます。

「2023年度 岐阜県への政策・制度 要求と提言」を受領

<15時45分~ 松下竜朗 陸上自衛隊第35普通科連隊長が就任挨拶>

 前任の柳田連隊長さんの後任として8月1日(月曜)に着任された、松下連隊長さんが挨拶にお越しくださいました。既に先月9月4日(日曜)に行った本県の総合防災訓練においては、本部員会議にご参集・ご発言いただいておりますが、改めてご挨拶と今後の協力体制などについて意見交換をしました。

<17時30分~ 子育て支援に関する協議>

 幼稚園、保育所における新型コロナ対策の状況、また先日、静岡県の幼稚園で発生した、送迎バスに置き去りとなった園児が熱中症で亡くなられるという痛ましい事件を踏まえ、安全対策の状況について報告を受け、今後の対応を協議しました。

<18時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は877人で、先週の同じ曜日(9月27日)と比べますと220人余りの増加となりました。日によって増減がありますので週単位で見てみると減少傾向にあり、また病床使用率も約3か月ぶりに15%を下回り14.0%となりました。第7波を着実に終息させるため、気を緩めることなく日々の感染防止対策を継続いただきますようお願いします。

10月3日(月曜)​の公務報告

<13時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 土曜、日曜、またこの時点までの感染状況や医療提供体制、自宅療養者数などについて報告を受けました。

<14時30分~ ぎふワールド・ローズガーデンに関する協議>

 いよいよ今週末、10月8日(土曜)から「秋のローズウィーク」が始まります。9月の気温が高かったため、「ウエルカムガーデン」の開花が進んでおり、例年より2週間程早く見ごろを迎えています。同ガーデン以外の「ローズテラスとバラ回廊」や「ホワイトローズガーデン」などの見ごろは10月中旬ごろの見込みとのことです。

 そして何といっても10月15日(土曜)の「モロッコガーデン」のオープン!関連行事やイベントの準備状況や新型コロナ対策など確認や検討を行いました。

(ぎふワールド・ローズガーデンについてはこちら>>>https://gifu-wrg.jp/<外部リンク>

<17時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は225人と、約3か月ぶりに感染者が300人を下回りました。第7波の終息に向けて、この減少を確実なものとしていけるよう、気を緩めることなく対策を続けていただきたいと思います。

<外部リンク>