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令和4年7月

記事ID:0242724 2022年8月17日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

7月29日(金曜)の公務報告

<9時00分~ 奈良市内で、全国知事会議に出席>

 2日目の全国知事会議に出席し、「東日本大震災からの復興を早期に成し遂げるための提言」や「ジェンダー平等の実現に向けた提言」、「令和5年度国の施策並びに予算に関する提案・要望」など国に求めていく提言の内容など昨日(7月28日・木曜)に続き議論しました。

 私もCSF(豚熱)対策についての提言(案)について、プロジェクトチームのリーダーとしてこれまでの議論の経過や提言の内容を説明しました。

 2018(平成30)年9月、国内で26年ぶりに発生した豚熱は、これまでに全国で83事例が発生し、延べ約35万頭の殺処分が行われました。2019(令和元)年には豚へのワクチン接種が開始されましたが、その後もワクチン接種を実施した農場で相次いで発生している状況です。さらに野生いのししの感染は7月25日(月曜)に徳島県でも確認、四国初の事例となるなど、30都府県で確認されています。今なお全国に拡大している状況にあります。また、アフリカ豚熱がアジアや欧州、中米など世界的に拡大しており、アフターコロナを見据えれば、海外との人・物の動きによる国内への侵入リスクを考えていく必要があるなど、豚熱の終息に向けては、息の長い取組みが必要です。

 こうした課題に対応するため、国においては、引き続き、国家レベルの危機管理事案として、豚熱の終息と産地の再生、アフリカ豚熱の国内侵入防止のため、飼養衛生管理を向上させるための財政支援の充実や、家畜防疫員の専門性等の向上、より適切なワクチン接種時期等の検討、また野生いのしし対策を重点的かつ効果的に推進するため、国において生息頭数等のデータを解析し今後の対策方針を策定することなどを求める提言をまとめました。

 地方開催としては3年ぶりの対面式開催となった今回の全国知事会。新型コロナウイルスへの置き換わりによる感染急拡大の現状を踏まえて、国に新たな対策方針の提示を求める緊急建議を一気に議論し、国に提出することが出来ましたが、お互いの顔を見ながらの率直な意見交換なればこそという、リアルな議論の良さも感じる機会となりました。

<13時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<14時00分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、自宅療養者数、またワクチン接種の状況などについて報告を受け、対応を協議しました。また、先ほどまで出席していた全国知事会における議論や提言、各県の取組みなどについて、最新の情報を共有しました。

<14時45分~ 商工政策に関する協議>

 コロナ禍における県産品の状況について報告を受けるとともに今後の販売促進や情報発信などについて協議しました。感染再拡大の影響で販売店を訪れる方が再び減少し、売上の減少も危惧されるところです。オンラインショップなどを活用しながら、更なる情報発信、新商品の開発など、大きく飛躍するための取組みも進めていくことが肝要と思います。

<15時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は2,625人となりました。

 1日あたりの新規感染者数としては、今週7月26日(火曜)の3,449人、昨日7月28日(木曜)の2,783人に次ぐ過去3番目の多さで、11日連続で1千人を超える状況となっています。

 午前まで出席していた全国知事会においても政府に対して、地方の意見を反映しながら、BA.5 系統等による感染拡大防止に総力を挙げて取り組むとともに、平時・有事における対応の制度設計を早急に行い、具体策の提示及び必要な財源の確保を求める「新たな変異株の感染拡大防止に向けた緊急提言」をまとめたところです。こうした事態を踏まえ、政府においても早速BA.5による感染急拡大を抑えるために都道府県が自主的に発出できる「BA.5対策強化宣言」の新設を決定、本日午後公表されました。

 この新設を受け、本県としても夕方に急きょ県内市町村等とのオンライン会議を開催し、今後の対応を協議したところです。

 本日の感染状況を見ても県内40市町で感染が発生しており、28日現在の入院患者は391人、自宅療養者は13,721人と前日に比べて入院患者は27人の増、自宅療養者については961人増と1日でほぼ1千人増という状況です。高齢者福祉施設などではクラスターも確認され、利用者や職員に感染が拡大するなどしています。一部医療機関では、医療従事者の方々が感染し、病棟を閉鎖せざるを得なくなるなど一般医療への影響も出始めています。感染拡大をここで何とか食い止めるため、あらゆる手段を用いて取り組みます。オール岐阜での対策の徹底に改めて県民皆さんのご理解とご協力をお願いします。

7月28日(木曜)の公務報告

<9時30分~ 奈良市内で、全国知事会議に出席>
<13時30分~ 全国知事会議に出席>
<18時30分~ 同意見交換会に出席>

 昨晩のうちに移動し、朝一番から奈良市での全国知事会議に出席しました。

 コロナ禍でWEBでの開催が続いていましたので、全国の知事さん方がリアルに集まっての会議は実に3年ぶりです。事前の健康チェック、密にならないよう間隔をとる等、感染防止対策をとっての会議となりました。

 会議の場では、休日の発熱外来・救急外来のひっ迫、保健所機能が限界に達しつつある本県の状況や、有症者の方に検査キットをお渡しし、陽性判明者には健康フォローアップセンターで対応していく体制をとっていくことなどを本県の県民の皆さんに向けて発表したことを報告しました。その上で、国からも提示された、この対策がきちんと機能していくためには、あらかじめ誰にどのようにキットを渡していくのか、健康フォローアップセンターでは何を行い、どう運営していくのか、最低限の制度設計を国がしっかり示した上で、あとは我々、都道府県に現場は任せる、という役割分担、柔軟性が必要であること、さらにはこの対策によって高齢者福祉施設などで行う予防的検査に充てるキットが不足することは明白であるので、予防的検査とは区分して、国においてキットの手当が必要であると意見を述べました。

 その他、この全国知事会議のプログラムとして日本経済団体連合会(経団連)との意見交換の場も設定されました。本県では、本格的に工事が進む中央リニア新幹線というビックプロジェクトを活用し、その効果を最大化すべく、「オール岐阜」で、現在活用戦略を練り直しに取り組んでいることを紹介しつつ、経団連には「オールジャパン」の視点で、リニアの活用戦略を考えていただきたいと要望しました。

(全国知事会議の資料等については、こちら>>>全国知事会議サイトhttps://www.nga.gr.jp/data/activity/conference/R4/index.html<外部リンク>

全国知事会議 全国知事会議2

 本日は岐阜を離れていましたが、重要な情報、報告は時機を逃さず入るよう体制をとっており、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の状況などについて報告を受けました。新規感染者数は2,783人で、過去2番目に多い数値となりました。このうち20代・30代・40代が各々400人台と、幅広い年代で感染者が確認されています。このまま感染者が増加した場合、必要な方が必要な医療を受けられなくなる可能性もあります。現在、強い行動制限はお願いしていませんが、拡大を抑え、最悪の事態を回避していくためには、県民の皆さんお一人お一人の「感染防止対策」へのご理解、ご協力が不可欠です。メリハリのあるマスク着用、手指消毒、密回避、こまめな換気、体調不良時の行動ストップなどの基本的な感染防止対策を徹底くださいますようお願いします。

7月27日(水曜)の公務報告

<9時45分~ 県庁で、「清流の国ぎふ」文化祭2024に関する協議>

 同文化祭の内容を詰めていくため、今後も企画委員会の開催を予定しています。次回の委員会の開催の時期など、今後の進め方について確認し、協議を行いました。

<10時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<13時15分~ 第46回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第58回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>

 新型コロナ対策協議会と本部員会議を開催し、新たな対策『「第7波」急拡大への対応』を決定しました。

第46回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第58回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議

<15時30分~ 記者会見>

 県政に関する最新情報の発信のために定期的に行っている記者会見と、本日午後の会議で決定した『「第7波」急拡大への対応』を発表するための会見を合わせて行いました。

記者会見

 まず最新のトピックスとして5つの項目について発表しました。

 1つめは、「パンデミックの1000日-何を学んだか、学ばなかったか-」というテーマで、新型コロナウイルス感染症と戦った数年を総括してみようということで8月27日(土曜)にシンポジウムを開催することをお知らせしました。また社会経済活動との両立の機運の中で2年越しでの開催に目途がたった「エンジン01」、現代陶芸美術館(多治見市)の20周年・県美術館(岐阜市)の40周年を記念した、両館が各々所蔵する魅力あふれる作品の展示、その他リトアニアとの交流の一環として開催するイベント「リトアニアNOW2022」、飛騨市の「種蔵・打保バイパスの塩屋トンネルの完成」など、岐阜の魅力発信、安全・安心な強い岐阜づくりに資する多様な取組みについてお話ししました。感染防止対策は徹底してとりながらとなりますが、行事などご参加いただければと思います。

 続いて、新型コロナウイルス感染症の急激な拡大を受けて、新たな本県での対策『「第7波」急拡大への対応』についてご説明しました。

 先日、7月15日(金曜)に対策を打ち出したところですが、以後、陽性者数は毎日のように最高値を記録し、昨日26日(火曜)にはついに3,000人を超えるに至りました。自宅療養者数も1万人を超えています。こうした急拡大の中、休日の発熱外来や救急外来に受診希望の方が殺到する、医療従事者の感染・欠勤により救急患者・入院の受入れが困難になる医療機関が生じるなど、医療体制、また保健所業務のひっ迫が顕在化しつつあります。

 このため、重症化リスクの高い高齢者施設、障がい者施設における検査の徹底は継続しつつ、例えば、有症状の方へ抗原定性検査キットを配布して自ら検査していただき、検査結果が陽性であった方に対しては健康フォローアップセンターが対応するという形で、陽性認定を簡素化するシステムを導入するなど、可能な限り医療機関、保健所における業務軽減を図ります。

 次に重症化リスクの高い方などへの4回目接種、3回目の接種が有効と言われている中で依然として接種率が低迷している若年層の接種を加速化するため、【市町村に取り組んでいただく対策】、【国への要望項目】、【医療機関に取り組んでいただく対策】を再度明確化、相互に確認し対策に取り組んでいくことを関係者で合意しました。

 今回の対策でも、強い行動制限の導入はお示ししていませんが、これは行動制限がないからといって警戒を緩めていいというものではありません。本日も新規感染者数は過去3番目に多い2,396人となっています。県民の皆さんお一人お一人、働いておられる職場一つ一つ、また医療機関も含めて、できる最大限の警戒をし、感染防止対策を徹底していただきたいと思います。引き続き県民の皆さんのご理解、ご協力をお願いいたします。この危機をオール岐阜で力を合わせて乗り切っていきましょう。

7月26日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県行政運営に関する協議>

 住民の福祉増進等、自治体の組織目的達成を阻害する要因をリスクとして識別、分析・評価し、当該リスクへの適切な対応を行う「内部統制」の仕組みが、法に基づき2020(令和2)年度から本県でも導入されています。2021(令和3)年度の評価についての状況等について報告を受けました。

<13時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<14時00分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受けました。本日もかなり多い新規感染者数を示しそうな状況となっています。本日夜には専門家会議を予定していますので、会議での論点や議論のベースとなる資料等について最終の確認を行いました。

<16時30分~ 子ども・女性政策に関する協議>

 本日、子ども・女性局が開催した「ぎふ女のすぐれもの」認定審査委員会での審査状況や、委員の方から示されたご意見などについて報告を受け、女性活躍推進のための各種取組みについて、今後の方針などを協議しました。

<17時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
​<19時00分~ 第55回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は過去最多の3,449人となりました。まだ天井が見えない状況であり、感染拡大が当面続くことを想定して対応を検討しなければなりません。とはいえ、急激な拡大傾向は本県だけのものではなく全国的なもので、本県だけでの個別の対策で状況を改善に導くことには難しさがあります。本県内では医療従事者の方々が感染したり、ご家族の感染で出勤できず、新規入院や救急患者の受入れができない医療機関も生じていますので、今まさに直面している状況をどう乗り越えていくか、等について専門家の皆さんと検討を行いました。

第55回岐阜県感染症対策専門家会議

7月25日(月曜)の公務報告

<13時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~ 中津川市内で、リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会 令和4年度定期総会に出席>

 リニア中央新幹線は、岸田政権が今年6月に示した、いわゆる「骨太の方針」においても、品川・名古屋間の早期整備、東京・大阪間の全線開業の前倒しに向けた取組方針が明記されたところです。県内リニア路線延長のうち91%が既に工事契約済みとなっており、また先月には「岐阜県駅」の起工式が執り行われるなど、本県でも動きが本格化してきたことを実感しています。一方で、昨年10月末には本県内の工事で初の死亡事故が発生し、徹底した事故原因の検証と工事の安全対策の再点検を行った上での工事再開まで6か月半の期間を要しました。プロジェクトの実現にはスピード感は求められるものの、こうしたステップを丁寧に、徹底して踏むことは、「急がば回れ」の言葉どおり、長い目でみれば、リニアの早期実現につながるとの思いを強くしています。今日の定期総会でも、事業主体であるJR東海には、工事の安全確保を大前提として、課題に丁寧に対応していただくよう要請いたしました。

 我々も、リニアという未来を切り開くプロジェクトを有効活用し、効果の最大化を図るべく、活用戦略を丁寧に練り直す作業を進めています。今後も「オール岐阜」で積極的な取組みを推進していきたいと思います。

リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会 令和4年度定期総会

<16時45分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、明日26日(火曜)に開催予定の専門家会議に向けて協議しました。

 本日の新規感染者数は1,090人。先週20日(水曜)以降、2,000人前後で推移する日が続きましたので、ややもすると少ないと感じてしまいがちですが、休日明けで比較的感染者数が抑えられる月曜日としては過去最多の状況です。自宅療養者も24日(日曜)についに10,000人を超えました。軽症ではあっても多くの方々が自宅療養となることで、様々な社会経済活動が低下します。特に医療分野では、医療人材が不足したり、病棟閉鎖などにより、コロナ医療のみならず、救急医療を含めた通常医療の維持にも大きな影響が生じかねません。ご自身とご家族など大切な方々の命と暮らしを守るため、「感染しない、させない」ための基本的な感染防止対策の取組みを徹底くださるようお願いします。

<17時15分~ 全国知事会に関する協議>

 今週、開催される全国知事会に向けて、最終の論点整理や準備を行いました。

7月24日(日曜)の公務報告

<18時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の感染状況等を踏まえ、今後の対応について確認、協議を行いました。

 新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は、23日(土曜)は2,110人、本日24日(日曜)は1,739人。いずれも土曜日、日曜日として過去最多となりました。

 政府は新たな行動制限は考えていないとの姿勢を示していますが、第7波による感染拡大を抑えていくためには、混雑を避ける、喉の痛みなど体調の変化を感じた場合は行動を控えるなど、お一人お一人が自律的に感染防止対策をとっていくことが必要です。ご自身の感染防止対策の状況を改めて点検いただき、緩みなく対応いただきますようお願いします。

7月22日(金曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、環境政策に関する協議>

 本県では2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする「脱炭素社会ぎふ」の実現を目指しており、再生可能エネルギーの普及促進も、その実現手法の一つと位置付けています。普及の現状等について報告を受け対応を協議しました。

<13時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 広報に関する協議>

 現庁舎でも、庁内でのポスター掲示やデジタルサイネージ(映像表示装置)などを用いて、庁舎にお越しくださる皆さんに向けた広報を展開しています。新庁舎内における情報発信の手法等について検討を行いました。

<15時30分~ 子ども・女性政策に関する協議>

 子育て世代が子どもを生み育てやすい社会とするために、また女性の社会での活躍を促進するために、必要な支援や施策について協議を行いました。

<16時30分~ 柳田勝志 陸上自衛隊第35普通科連隊長が退任挨拶>

 8月1日(月曜)付で他部署へ異動されるとのことで、退任のご挨拶にお越しくださいました。柳田隊長が指揮する第35普通科連隊の皆さんには、本県内での豚熱発生時に、幾度となく本県職員とともに防疫措置に当たっていただきました。災害は発生しないことが何よりではありますが、災害発生時には大変に心強い存在です。これまでのご支援に感謝申し上げ、引き続きの緊密な連携をお願いしました。

<17時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 第7波による新型コロナの感染拡大は今日も続いています。本日の新規感染者数は1,997人で、過去3番目の多さとなりました。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は530.54人、1週間平均は1,499.71人でいずれも過去最多の状況です。自宅療養者も増え続けており7月20日(水曜)から1日で約1,000人増加し、21日現在で7,700人余となっています。自宅療養者が多いのは、陽性者の多くが軽症であるということではありますが、全体の数が多ければ医療体制にも保健所の対応にも影響は生じてきます。まずは感染者数を抑えていくことが肝要です。引き続き感染防止対策の徹底をお願いします。

7月21日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 岐阜関ケ原古戦場記念館で、特集展示「ねこねこ日本史@関ケ原2022」を視察>

 このたび、猫のキャラクターが歴史上の人物に扮して史実を紹介する、そにしけんじさんの漫画をアニメ化した「ねこねこ日本史」と本県がタイアップ! 徳川家康、石田三成など関ケ原の戦いゆかりの猫キャラクターが、自身にちなんだ展示品を分かりやすく解説する、といった楽しい趣向の特別展示を開催中です。子供から大人まで楽しみながら関ケ原の戦いを学ぶことができますので、感染防止対策を徹底の上、お楽しみいただければと思います。

<「ねこねこ日本史@関ケ原2022」についてはこちら>>> https://www.nga.gr.jp/data/activity/conference/R4/index.html

<10時30分~ 「関ケ原古戦場グランドデザイン」事業評価会議に出席>

 全国的な知名度は高いものの、どこにあるか分からない、行ったことがない、という関ケ原を大きな観光資源に発展させたいと、2015(平成27)年3月に「関ケ原古戦場グランドデザイン」を策定し、以降、本日の会議会場となった「岐阜関ケ原古戦場記念館」整備などのハード事業から、ガイド養成、イベント開催などのソフト事業まで幅広く事業を展開してきました。

 ここで今一度、実績として何ができており、何が不足しているのかを振り返り、さらに充実が必要なことは何であるのかを議論するため本日の会議を開催しました。「収蔵品のさらなる充実」「滞在時間を延ばすため、宿泊・食の面で広域に連携していくこと」等、より良いものとしていくための知恵をお寄せいただきました。1つ1つ検討をし、実現に向けて努力をしていきたいと思います。

「関ケ原古戦場グランドデザイン」事業評価会議

<13時15分~ 県庁で、DXトップフォーラム及び岐阜県デジタル・トランスフォーメーション推進本部員会議に出席>

 本格的にDXに取り組んでいくために、その必要性や進め方等について、自治体トップの皆さんに理解を深めていただき、DXに関する機運醸成を図ろうとフォーラムと推進本部の会議を合同で開催しました。総務省や自治体のアドバイザーとして活躍中の関治之さんによるご講演のほか、県・市町村の担当者による事例発表を通じ、より具体にDXの効果を理解していただけたものと思います。県が事例発表をした、デジタル技術を駆使した避難対策や内陸県の私たちにもできる海洋ごみ対策は国の『デジタル田園都市国家構想推進交付金』を活用しており、本県の交付金採択額は全国4位となっています。解決したい課題がまずあって、解決手段としてデジタルをどう活用していくのか、そのための資源をどう確保していくのか、本日のフォーラムが“我が事”として考えるきっかけとなること、各自治体のトップの皆さんの一層強力なリーダーシップの発揮を願っています。

DXトップフォーラム及び岐阜県デジタル・トランスフォーメーション推進本部員会議

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は2,029人。2日続けての2,000人超え、そして過去2番目の多さとなったことに危機感をさらに強くしています。急激な感染拡大を踏まえて、保健所による個別陽性者への聞き取り調査も高齢者や基礎疾患がある方などハイリスクの方に重点化する方針で取り組んでいますが、さらに1日あたり2,000人規模の新規感染者数が続くと、入院調整にも影響が及ぶことが懸念されます。まずは感染者数全体を抑えていかねばなりません。適切なマスクの着用、手指衛生、密回避、こまめな換気、体調不良時には行動ストップと医療機関の受診、といった基本的な感染防止対策を、ご自身とご家族など大切な方々の命と健康を守るため、お一人お一人が徹底いただけますようお願いします。

7月19日(火曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、岡本知彦 (株)ナベヤ代表取締役社長と面談>

 1560(永禄3)年創業の同社は、鋳造メーカーとして堅実に事業を守り、同時に新しい挑戦を繰り返しながら、460年の長きにわたり歩んでこられました。その先頭に立つ岡本社長は、価値創造、堅実経営、時流適応を掲げ、社員そして地域への貢献に取り組まれており、経済人、また人事委員会委員など様々なお立場から県政にもお力添えいただいています。本日もコロナ禍や昨今の国際情勢を踏まえ、本県経済界の現況などのお話や今後歩むべき方向性について、意見交換しました。

<13時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。現状新規感染者数が1,000人に迫る勢いということで、危機感を一層強くしました。

<13時30分~ 中川博行 朝日新聞社名古屋本社代表が就任挨拶>

 本年(2022・令和4)6月1日付けで同社名古屋本社代表に就任された挨拶にお越しくださいました。

<15時00分~ 松波英寿 県病院協会会長、冨田栄一 同常務理事・同前会長が就任及び退任挨拶>

 同協会は、県内の病院医療の質の向上や経営健全化などに病院相互あるいは病院と診療所で連携して取り組まれており、現在県内87の病院により構成されています。県からも医療従事者に対する医療事故や院内感染防止対策等に関する研修会の開催、あるいは医学生向けの臨床研修病院合同説明会の開催などを依頼、実施していただいております。

 この度の役員交代で、冨田前会長から松波新会長へとバトンが引き継がれました。冨田前会長には、新型コロナウイルス感染症にかかる専門家会議や本部員会議等にご出席いただき、貴重なご意見を多数いただきましたことへの感謝をお伝えしました。松波新会長さんにも引き続き、新型コロナ対策など県政へのご協力をお願いしました。

<16時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<17時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は、本日は1,016人となりました。お2人の死亡が確認され、累計死者数は354人、累計感染者数は12万人を超えました。この勢いでは、明日(7月20日)以降にも過去最多の感染者数となる可能性があり、感染爆発への強い危機感をもって今後の対応について緊急に会見を開き、皆さんに説明をすることとしました。

 先日打ち出した対策「『第7波』急拡大防止に向けて」においても、1日あたりの新規陽性者数が1週間平均千人を超えるといった感染者数の急増に対しては、保健所の体制や自宅療養支援を重点化することとしています。

 7月18日(月曜・祝)にはこの「新規陽性者数が1週間平均千人を超える」事態となったことから、7月20日(水曜)より、個別陽性者への保健所による聞き取り調査を高齢者や基礎疾患がある方など、ハイリスクの方に重点化することとします。これにより、濃厚接触者などに対する保健所による検査は、「医療機関・福祉施設」のみとなります。また、自宅療養支援についても健康観察については、重症化リスクの高い方に重点化し、食料品、日用品の配布についても、家族全員が陽性の場合や1人暮らしの方など外出が困難な場合などとします。

 県においても保健所に各部局から150人の応援職員を出し、350人体制で対応にあたっていますが、1日の感染者が千人を超える現状にあっては、日増しに業務がひっ迫してきています。感染急拡大に伴うやむを得ない対応とはいえ、ご理解とご協力をお願いします。

<18時30分~ 観光交流政策に関する協議>

 地域ブロック割「“ほっと一息、ぎふの旅”キャンペーン」については、8月末まで延長することとしていますが、感染状況を見極めながらの実施とし、状況が悪くなれば、縮小するということもあり得ると考えています。また、7月16日(土曜)から18日(月曜・祝)の3連休において、各地のレジャー施設や観光地では人出が目立ったとも聞いています。感染防止対策と集客や観光振興をどう両立させていくか、目下の感染状況も踏まえながら対応を協議しました。

7月16日(土曜)の公務報告

<10時00分~ 岐阜市内で、県庁前公園「ぎふ結のもり」開園式に出席> 
<10時30分~ 同公園を視察>

 新県庁舎建設にあわせて進めてきた県庁前公園の整備が完了しましたので、関係者の皆さんにもお集まりいただき、開園式を行いました。

 県庁前の公園は、現在の県庁舎と同じく開園後50年以上が経過しており、樹木や各施設の老朽化が著しく、倒木などの恐れもあったことから、新県庁舎の建築にあわせ「地域の環境性を高める」、「清流の国ぎふの魅力を発信する」、「県民の暮らしを守る」の3つの観点で整備を行ってきました。例えば、環境性や防災面では、地表面の冷却効果を高める保水力を持たせた舗装や雨水の貯留機能を備えた植栽、災害時のヘリポートや防災井戸、直接下水道につながるマンホールトイレを整備しています。本県の魅力の発信では、公園内の「緑の丘」を本県の山並みに、「レインガーデン」を清流に見立て、公園全体で岐阜県の自然を表現しているほか、国指定天然記念物である「淡墨桜」、「中将姫誓願桜」といった県ゆかりの桜を植樹しました。

 そして今日の開園式でこの公園の名称「ぎふ結(ゆい)のもり」もお披露目しました。「結(ゆい)」は、世界遺産白川郷において築かれてきた相互扶助の精神を表す言葉です。開園を機に、多くの人たちが公園を訪れ、人と人、人と自然との新たな結びつきが生まれ、「清流の国ぎふ」を愛する心や助け合いの精神が育まれるようにとの願いが込められています。多くの方にご来園いただき、末永く「ぎふ結のもり」を愛していただければと思います。

県庁前公園「ぎふ結のもり」開園式

7月15日(金曜)の公務報告

<10時00分~ OKBふれあい会館で、県職員研修所「新規採用研修」において講話>

 2021(令和3)年度の中途の採用を含む今年度の新規採用職員等158名を対象に講話をしました。新型コロナ対策で複数会場を映像でつないでの講話となりましたが、あるべき職員像、県職員として成長していくための仕事への取り組み方など私自身が公務員として働いてきた経験も交えながら、私の想いを伝えることができたものと思います。県民の皆さんとともに新たな時代を担っていく職員として、今後の活躍を大いに期待しています。 

<11時00分~ 県庁で、稲葉光秋 読売新聞社東京本社執行役員中部支社長が就任挨拶>

 本年(2022・令和4年)6月に同社中部支社長に着任されたご挨拶にお越しいただきました。

<12時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<13時30分~ 第45回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第57回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>
<15時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>
<16時40分~ 東海3県知事による新型コロナウイルス対策に関するテレビ会議に出席>

 ここ最近の感染状況については、オミクロン株BA.5系統への置き換わりとともにご説明してきました。この置き換わり、少し前までは感染者全体の17~18%でしたが、直近では概ね4割強という状況です。このBA.5系統の圧倒的な感染スピードに加え、特に3回目のワクチン接種後の効果減衰や冷房使用に伴って換気が難しくなる状況などを背景にまさに今「第7波の真っただ中」にあるといわざるをえません。

 こうした状況を踏まえ、本日、新型コロナ対策協議会と本部員会議を開催し、今後の対策「「第7波」急拡大防止に向けて」を決定しました。

 対策は、大きく3つの柱で考えています。まず1つ目に「感染防止対策の徹底」、ここでは特に「こまめに換気」ということで、1時間に2回以上の換気をお願いしています。2番目が検査を中心とする、各施設における対策の強化です。例えば施設で1人でも感染者が出たら、直ちに、接触者の職員・利用者を幅広く検査をし、また検査の頻度を上げる、直ちに専門家が支援に入り、徹底的な対策を講じていくといったものです。この観点で、施設や学校・幼稚園・保育所などの職員の皆さんの予防的検査を8月末まで延長するなどします。3番目の柱が、ワクチン接種の加速化です。高齢者の接種については、本県は順調に進んでいる一方で、中、若年層では接種率が低い状況ですので、オール岐阜で、集中的な広報活動も含めて徹底的に取り組みます。

 なお、行動制限については、専門家会議でも議論がありましたが、直ちに行動制限をお願いするという所までは至っていないだろうという判断に基づき、社会経済活動と感染症対策の両立をなんとか図りながら、乗り越えていこうと考えています。しかし、これは、感染防止対策を緩めてよいというものではありません。むしろ、お一人お一人徹底した対策を続けていただくよう重ねてお願いするものです。

 本県のこの対策については、夕方に行った東海3県知事の対策会議においても説明、共有し、連携して取り組んでいくことを確認しました。

(「『第7波』急拡大防止に向けて」はこちら>>>/uploaded/attachment/309667.pdf

第45回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第57回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議 東海3県知事による新型コロナウイルス対策に関するテレビ会議

7月14日(木曜)の公務報告

<11時00分~ 都内の都道府県会館で、中部縦貫自動車道建設促進長野・岐阜連絡協議会整備促進大会に出席>
<13時30分~ 国土交通省で、渡辺猛之 国土交通副大臣に対し、阿部守一 長野県知事、國島芳明 高山市長、臥雲義尚 松本市長とともに、中部縦貫自動車道建設促進に関する提言書を提出>
<13時45分~ ぶらさがり記者取材対応>

 中部縦貫自動車道の一日も早い全線開通を目指して、1999(平成11)年に発足した同協議会。発足時の長野県の3市、本県飛騨圏域の3市・1村の長に、2021(令和3)年からは両県の知事、長野県内東筑摩郡5村長が会員として加わり、県境を接する両県が連携し、さらに県境を越えた広い視野をもって建設促進に取り組むこととして積極的な活動を続けています。

 本日はまず協議会の昨年度の活動を振り返るとともに、今年度の活動方針等について会員相互で確認を行った後、来賓として大会にもご出席くださった渡辺猛之国交副大臣に早期整備を求める提言書をお渡ししました。

中部縦貫自動車道建設促進に関する提言書を提出

 建設により長野、東海北陸の両自動車道等が相互に連絡され、物流改善による地域の活性化だけでなく、関東、中部、北陸地方からのアクセス強化による広域的・一体的な発展が期待されます。激甚化・頻発化する自然災害に備える国土強靭化に大きく貢献する事業でもあります。さらにはこのエリアは奥飛騨温泉郷や上高地など多くの観光客が訪れる中部山岳国立公園の核心部でもあり、世界の人々から選ばれる旅行先となっていくためにも重要な道路整備であると考えています。しかしながら、中部縦貫自動車道には、長野県・岐阜県の県境付近に、いまだに事業化されていない区間が多く存在しています。これまで以上に長野県をはじめとして、皆さん方と一丸となり、あらゆる機会をとらえて早期の全線開通を働きかけていきたいと思います。

<14時00分~ 岐阜県東京事務所で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時45分~ 農林水産省で、武部新 農林水産副大臣に対し、農福連携推進に関する提言書を提出>
<16時00分~ ぶらさがり記者取材対応>

 「農福連携」については、現在、全都道府県をあげて、情報発信、有効施策の調査研究、国への提言活動などに取り組んでいます。本日は都道府県で組織する「農福連携全国都道府県ネットワーク」の会長として私から武部農林水産副大臣に、ネットワークの活動の紹介と提言を行いました。

 農福連携は、障害がある方にとっては農業分野での活躍を通じて、自信や生きがいを得、社会に参画していくことができ、かつ、農業分野の方々にとっては労働力の確保にも資するものであり、双方の課題の解決につながる「社会運動」の一つと捉えて推進を図っています。とはいえ、農福連携の取組みが社会に根付いていくためには様々な課題があるのが現状です。農業者が農福連携を導入できるか検討するために行う試行的な雇用の経費に係る支援の創設や、福祉事業所が生産した農産物等を積極的に購入する企業を認証する制度の創設、障害がある方が働きやすくなるスマート技術活用促進に向けた支援の実施等、細やかかつ幅広く提言を行いました。武部副大臣にはいくつかの項目について前向きなコメントを頂戴しました。これからも課題の解決に向け全都道府県が一体となって取り組んでいきます。

農福連携推進に関する提言書を提出

<16時30分~ 岐阜県東京事務所で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 新規感染者数の急激な増加を受けて、先日来、週内にも人流が増える夏休みをに向けた対策を打ち出す、とお話しさせていただいています。市町村長や医療、経済関係団体等の皆さんとともに議論する対策案などについて詰めの協議を行いました。

 

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は1,040人。12日(火曜)から2日を経て、再度の1,000人超えとなりました。年代別では10代未満が186人で最も多く、次いで30代が168人となっています。子どもさんから親御さんへ等、家庭内の感染が増えているようです。手指消毒、換気など、各ご家庭でも、基本的な感染防止対策を丁寧にとっていただきますようお願いします。

7月13日(水曜)の公務報告

<12時00分~ 都内で、彦谷直克 財務省理財局次長と懇談>

 彦谷次長は、2011(平成23)年7月から3年、財務省から本県に派遣され、総務部長としてご活躍いただきました。財務省に復帰後は、主計局主計官や内閣官房副長官補などを歴任され、このたびの6月24日の人事異動で国の財産管理や、国債の発行などを担当する「理財局」の次長となられました。本県勤務時代の思い出話も早々に、現下の国の財政運営や公有財産の管理などについて意見交換をしました。

<13時45分~ 内閣府で、藤井健志 内閣官房副長官補と面談>

 先にお会いした彦谷次長と同じく財務省ご出身で、現在内閣官房で、政策立案の総括や省庁間調整など事務方の要におられる藤井副長官補にお会いしました。

 参議院議員選挙後の国の最新動向等をお伺いするとともに本県の新型コロナ対応や経済対策などについて現状をご説明し、意見交換をしました。

<14時30分~ 岐阜県東京事務所で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 観光交流政策に関する協議>

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、先月(6月)観光庁が発表していた全国を対象とした観光需要喚起策の実施については、その先行きが不透明になっています。

 こうした国の動向や感染状況、また県内観光地の状況などを分析しながら、今後の対応方針などについて協議しました。

<16時00分~ 県土整備に関する協議>

 明日(7月14日・木曜)、近隣自治体とも連携して、道路整備の要望を関係省庁に行う予定です。夏を控え、毎年のように発生する豪雨災害、あるいは突然襲ってくるかもしれない地震などに備える上でも、広域支援や救急搬送の基盤となるのが道路です。また、物流の時間短縮や新たな観光ルートの創出など、さらなる人流・物流の活性化にもつながります。本県の現状や効果について地道に要望を続け、着実な事業推進を求めていきます。

<17時00分~ 都市公園に関する協議>

 夏休みを前に各都市公園では様々な企画を進めていますが、現在の新型コロナウイルスの再拡大を踏まえ、今後の対応を協議しました。

 また、県内には、県営都市公園のみならず、ライチョウで名高い中部山岳国立公園と白山を主峰とする高山植物が豊かな白山国立公園の2つの国立公園、さらには、飛騨木曽川国定公園、揖斐関ケ原養老国定公園といった国定公園など様々な公園があります。それぞれの魅力を強みとして活かし、発信していけるよう連携や相互の活性化についても協議しました。

 

 さて、本日の新型コロナウイルスの新規感染者数は992人でした。過去最多に迫る昨日の1,229人に比べると減少していますが、1,000人に近い感染者数であり、先週の同じ曜日からは400人近い増となっています。拡大が続いていることに危機感を強くしています。昨日もお伝えしたように重症化リスク等を踏まえれば、直ちに行動制限を求めるものではないと考えていますが、県民の皆さんお一人お一人に感染防止対策の徹底を改めてお願いします。

7月12日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、「清流の国ぎふ」創生総合戦略推進会議に出席>

 本県の中長期的な施策の方向性を示す総合計画である「清流の国ぎふ」創生総合戦略を、新型コロナウイルスの感染拡大による社会・経済情勢の変化等を踏まえたものとするため、2023(令和5)年度末としていた現行計画の終期を1年前倒しし、来年度を始期とする新たな計画とすべく見直しに取り組んでいます。本日は委員の皆さんから幅広くご意見をいただきました。しっかりと計画をまとめ、人口減少・少子高齢化の進行にも負けない、「持続可能な社会づくり」を県民の皆さんとともに進めていきたいと思います。

「清流の国ぎふ」創生総合戦略推進会議

<11時30分~ 新型コロナウイルス対策に関するぶらさがり記者取材対応>

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が1,000人を超えることが確実視され、過去最多を示す可能性も生じたことから、緊急の発表を行いました。  

 昨日の専門家会議での議論を踏まえ、現在は既に「第7波の真っただ中」にあると認識しています。このため、夏休みに向けた対策を週内にも発表する考えです。ただちに行動制限を求めることまでは考えていませんが、福祉施設での感染拡大や感染拡大による医療機関の機能停止を回避するための体制強化や、ワクチン接種推進、そして基本中の基本である感染防止対策の再徹底を盛り込むことを現時点では考えています。県民の皆さんには自ら、すぐに着手できる対策として、基本的な感染防止対策の徹底に取り組んでいただきますようお願いをいたします。

<11時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<12時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 現時点の感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 浜松市内で、鈴木修 スズキ(株)相談役と面談>

 経済人として長く活躍されている鈴木相談役。本県ご出身のご縁もあり、同社にはぎふ清流ハーフマラソンの第1回から現在まで途切れることのない特別協賛、またスズキアスリートクラブから多数の選手に出場をいただくなど、厚いご支援をいただいています。特に今年の大会はコロナ禍で3年ぶりの実走開催となり、男子ではムティソ選手が大会新記録で優勝、かつ3位までが60分を切るというハイレベルなレースとなったことなどを改めて報告し、ご支援への御礼を申し上げました。全国のランナーにも一目置かれる大会に成長しましたので、引き続きのご支援、ご協力をお願いいたしました。

<19時00分~ 都内の都道府県会館で、全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部に出席>

 本県の感染状況について報告するとともに、BA.5系統への置き換わりにより急激な感染拡大が進む中で、とるべき対策について意見を述べました。

 本日の新規感染者数は最終的に1,229人となりました。過去最多の1,234人に次ぐ結果です。全国的に感染者が急増する中ではありますが、現在のところ、国も行動制限までは考えていないという報道もなされています。行動制限を回避するためにも、さらなる感染拡大は抑え込んでいかねばなりません。引き続き基本的な感染防止対策の徹底、体調が悪いときには行動を自粛し、医療機関を受診するなどの対応をお願いします。

7月11日(月曜)の公務報告

<14時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日夜の感染症対策専門家会議に向けて、最新情報や論点の確認を行いました。

<14時30分~ 加藤元康 岐阜トヨタ自動車(株)代表取締役社長から、燃料電池自動車の寄贈を受領及び感謝状の贈呈>

 同社が創立80周年を迎えたことを契機に、県に燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を寄贈くださいました。水素で走り、走行時に二酸化炭素を排出しないFCVの普及は、2050年の「脱炭素社会ぎふ」実現に向けて大きなポイントになると考えています。本県では平成28(2016)年にFCV1台を県内自治体としては初めて公用車として導入したことを皮切りに、今年3月には3台導入、そして今回の寄贈で計5台所有となりました。今回の1台も県内外からの来訪者の送迎やイベントなどで大いに活用し、普及と「脱炭素社会ぎふ」実現に向けて機運を高めていきたいと思います。

燃料電池自動車の寄贈を受領及び感謝状の贈呈

<16時30分~ 劉暁軍 駐名古屋中華人民共和国総領事らと面談>

 劉総領事には、新型コロナウイルス感染症の拡大でマスク不足の折に、本県にマスクをご寄贈いただいたこともあります。これまでのご助力に感謝申し上げるとともに、引き続き岐阜県政への応援をいただけるようお願いしました。

劉暁軍 駐名古屋中華人民共和国総領事らと面談

<19時30分〜 第54回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は426人。前週同曜日と比較しての増は15日連続、いずれも2倍前後の急激な増加で、BA.5系統への置き換わりが進み第7波に入ったと考えています。人流が増える夏休みに向けて今週中にも対策を出すべく専門家の方々とともに議論を行いました。

第54回岐阜県感染症対策専門家会議

7月7日(木曜)の公務報告

<13時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<13時30分~ 早田辰比呂 県タイル商業協同組合連合会理事長らタイル業界関係者、山本勝敏 県議会議員と面談>

 本県のタイル業は、2019(令和元)年工業統計で内装タイル出荷額は約54億円(全国比76%)、その他のタイルの出荷額は113億円(全国比46%)と全国のトップシェアを誇り、またモザイクタイルは多治見市笠原地区が発祥の地であるなど、本県を代表する地場産業の一つです。

 コロナ禍の影響もあり、地場産業全体が厳しい状況下にあり、県としても先の6月議会で予算案をお認めいただき地場産業支援の強化を図っています。本日は業界の状況についてのご報告をいただいたほか、タイル名称統一100周年を記念して、4月に開催された「美濃焼タイル祭」や今秋に予定する「セラミックバレー展」などについてもお話をお聞きしました。大変な中にあっても前向きに事業に取り組む皆さん。県もしっかりとサポートをしていかねばと改めて感じました。

<14時30分~ 広域連携の推進に関する協議>

 近隣県との連携は、新型コロナ対策をはじめ、観光や道路などの基盤整備を進めるにあたっての大きな力となります。広域連携の現状と今後の方向性について協議を行いました。

<15時00分~ 陸上競技 走高跳の赤松諒一 選手が、黄倉寿雄 (一財)岐阜陸上競技協会専務理事らとともに、オレゴン2022世界陸上競技選手権大会日本代表への選出を報告>

 岐阜で学び・育ち、社会人となった現在も県内でトレーニングを続ける、生粋の岐阜のアスリートである赤松選手が、今月15日(金曜)から開催される世界陸上に日本代表として初出場されるにあたり、意気込みをお聞かせくださいました。今年は好記録が続いているそうで、6月の日本陸上競技選手権大会で3位入賞、ワールドランキング26位の実績での堂々の出場です。早速7月16日(日本時間)には男子走高跳予選が始まるとのこと。テレビ放送を通じてになりますが、赤松選手の華麗な跳躍を拝見できることを楽しみにしています。

<16時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 今週5日(火曜)の記者会見でもお話ししたとおり、来週11日(月曜日)に現状の分析や見通しなどについて専門家の皆さんと議論をする予定です。会議に向けて議論いただく論点などについて整理を行いました。

<16時45分~ 清流の国ぎふづくりに関する協議>

 来週12日(火曜)に予定する「清流の国ぎふ」創生総合戦略推進会議に向けて、資料の最終調整などを行いました。

<17時00分~ スポーツ推進施策に関する協議>

 コロナ禍で延期・中止を余儀なくされつつも、令和7(2025)年の本県開催が決定した「ねんりんピック」。開催に向けた現在の取組状況について確認を行いました。

<17時30分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 新庁舎のオープンに先駆けて、来週16日(土曜)に、いよいよ開園となる県庁前公園。開園セレモニーの段取りについて協議を行いました。岐阜県庁前の公園にふさわしくと、県ゆかりの桜を植樹するなど工夫をしています。私も毎日、現庁舎の執務室から公園を眺めていますが、今の季節は木々の緑も美しく、よい景観です。オープンの暁にはぜひ、足を運んでいただけばと思います。

<18時30~ ぎふワールド・ローズガーデンに関する協議>

 オープンに向けて、現在の整備の完了状況などについて確認を行いました。

 

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は533人でした。前日からは60人の減ですが、前週の同曜日との比較で本日を含め11日連続の増となっています。自宅療養者数は1日経過で200人ほど増え1,832人(6日現在)となりました。30代までの若い方が全体の3分の2を占め、学校、飲食、スポーツ、旅行などで感染したとみられる例が把握されているとのことです。感染防止対策の徹底とともに、体調不良時は行動を控え、医療機関を受診する等、対応をお願いします。

7月6日(水曜)の公務報告

<10時30分~ 県庁で、農業政策に関する協議>

 午後に開催する農福連携の会議に向けて、最終の確認などを行いました。

<14時30分~ ぎふ清流文化プラザで、「清流の国ぎふ」文化祭2024実行委員会設立総会・第1回総会に出席>

 コロナ禍を経験した今こそ、2024(令和6)年の本大会を、皆さんとともに、これまで培ってきた地域の魅力や文化的な魅力を再認識し、磨き上げ、県内外に発信していく機会としたい、という強いのもと、実行委員会の設立総会を本日執り行いました。

 国との協議を経て、大会の会期も、2024(令和6)年10月14日(月曜・祝)から11月24日(日曜)の42日間に決定しました。文化団体にとどまらず、広報、観光、輸送など多方面の関係機関の皆さんが、今回実行委員会の委員等として参画くださいました。その数、総勢301名。皆さんとともにオール岐阜のパワーで本番に向けて準備を進めていきたいと思います。

「清流の国ぎふ」文化祭2024実行委員会設立総会・第1回総会

<16時00分~ 「農福連携全国都道府県ネットワーク」会長・副会長会議に出席>

 当ネットワークは、都道府県が連携して、農福連携に係る情報の交換や発信、有効施策の調査研究、国への提言などを進めていくため、私を含む6県の知事が発起人となって立ち上げました。現在では全47都道府県が参画する組織となり、昨年9月からは私が会長を務めさせていただいています。

 本日は2015(平成27)年の発足以来、例年開催している会長・副会長会議がオンラインであり、今後の活動内容について協議を行うとともに、それぞれの県での現在の取組みについて紹介をするなどしながら、意見交換を行いました。

 今年に入ってからは、ネットワークとしては初めて、各都道府県での「ノウフクマルシェ」の開催実態に関するアンケートを実施したり、会員間の交流や専門家の方から農福連携推進における行政の役割や必要性について理解を深めるため研修会を開催するなど、積極的な活動を展開しています。都道府県には、農業、福祉のそれぞれの現場に近く、両者の間をつなぐ仲介役としての役割が強く求められていると感じています。そうした役割を強く認識して、これからも他の都道府県と連携、時には切磋琢磨しながら、よりよい取組みができるよう努力したいと思います。

「農福連携全国都道府県ネットワーク」会長・副会長会議

<16時30分~ 飛騨・美濃観光大使の和太鼓奏者 加藤拓三 氏と面談>

 本日開催した「清流の国ぎふ」文化祭2024実行委員会設立総会でも、和太鼓の演奏を見せてくださった加藤さん。今秋から活動の拠点をアメリカに置かれるとのこと。自分の活動や日本文化を通して、米国でも国際友好を深めたいとの志をお持ちで、渡米に先立って、県内42市町村も廻られるとのこと。本県の最新の情報を携え、現地において発信していただけるのは大変ありがたいことです。世界で活躍する岐阜県人のお一人として、米国においてもますますのご活躍を期待しております。

 

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は593人でした。前週の同曜日と比べ増加したのは10日連続となります。自宅療養者数は5日(火曜)現在で1,624人となり、前日4日(月曜)からも155人増えるなど、警戒を強めなければならない状況となってきています。全国的にみても新規感染者数の増加の傾向は顕著で、前週の同じ曜日から倍近く増えています。県民の皆さん、適切なマスクの着用、手指消毒の実施等、感染防止対策を徹底いただきますようお願いいたします。

7月5日(火曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、田村栄規 (株)森養魚場代表取締役社長、藤吉隆行 同取締役、平野祐也 県議会議員と面談>

 生態系や資源の持続性に配慮した方法で漁獲・生産された水産物に対して、消費者が選択的に購入できるよう商品にラベルを貼付する仕組みが「水産エコラベル」です。

 大垣市墨俣町の (株)森養魚場さんが、このたび国際基準の水産エコラベルである「マリン・エコラベル・ジャパン」 の養殖認証規格を取得され、その報告にお越しくださいました。同養魚場は、防疫対策を徹底し、高品質の鮎を計画的に安定生産し、県内最大手、また全国トップクラスの生産量を実現しています。今回のエコラベル取得は、淡水のみの養殖としての認証規格取得であり、全国初とのことで、お祝いと本県産の鮎の認知度向上や魅力発信に取り組んでこられたことに感謝と敬意をお伝えしました。

 持続可能な開発目標(SDGs)の14番目には「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」ことが、記載されています。今を生きる我々だけでなく、将来の世代にも鮎をはじめとする本県の清流の恵みを引き継いでいけるように関係の皆さんとともに取り組んでいきます。

養殖認証規格取得の報告

<12時15分~ 都市政策に関する協議>
<12時45分~ エネルギー政策に関する協議>
<15時00分~ 記者会見>

 行事や施策のお知らせ、また新型コロナの感染状況や対策について会見を行いました。

 お知らせとしては、新庁舎の開庁に先立ち、7月16日(土曜)に県庁舎前の公園の開園式を行うことなどを発表しました。

 県庁舎前の公園は、整備前は開園後50年以上が経過し、老朽化などもあって乱雑になっていましたので、新庁舎整備と併せて、より開放的・快適な空間をと再整備しました。

 新しい公園には、「県民の暮らしを守る」ため、場外離発着用のヘリポートや防災井戸、また直接下水道とつながるマンホールトイレなどを整備。また、「地域の魅力発信」として、県ゆかりの桜の植樹や県内各地の特産の石を配置しました。さらに地表面の冷却効果を高める保水力のある素材の活用など「環境負荷やライフサイクルコストの低減」も実現しました。ぜひ、末永く親しんでいただければと思っています。

 また、新型コロナについて現在の状況や今後の対応について説明しました。

 増えるときは増える、減るときは減るというシンプルな動きだった第1から5波と異なり、第6波は、増えて減ってを繰り返し、そして今また増え始めているという「行きつ戻りつ」の状態にあります。

 このところは、全国的にも増加傾向にあり、BA.5系統への置き換わりやワクチンの3回目接種の効果の減衰、そしてこれから夏を迎え、人流が活発になるであろうことを踏まえ、来週11日(月曜)に専門家会議を開催し、現状の分析や見通しなど専門家の皆さんと議論し、今後の対策をお示ししたいと考えています。  

 なお、本日の新規感染者は、5月末以来の500人超えが見込まれます。県民の皆さんには、熱中症のリスクにも注意しながら、場面に応じて適切にマスクを着用いただき、基本的な感染防止対策を徹底していただきますよう改めてお願いします。

記者会見

<15時40分~ 「ぎふDX支援センター」開所式に出席>

 3月に策定した「岐阜県DX推進計画」の各施策を着実に実施するため、県内のDX推進をワンストップで支援する窓口を設置することとし、センター長をお願いする(公財)ソフトピアジャパンの松島桂樹理事長とセンターの開所・看板懸けを行いました。

 センターでは、事務の見直しからデジタル技術を活用した課題解決まで幅広くサポート可能な体制を整備します。具体には、センター内に有識者からなる「ぎふDXアドバイザー」や、県・市町村職員などからなる「庁内及び県内市町村DX支援チーム」を設置し、民間IT企業などとも連携しながら各種相談に対応します。誰ひとり取り残されないデジタル社会をまさに「オール岐阜」で構築していく、そのための相談窓口として大いにお役立ていただきたいと思います。 

(「ぎふDX支援センター」についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/231469.html

「ぎふDX支援センター」開所式

<16時30分~ 岐阜市内で、(株)インフォファームのDX事業部オフィスを視察>

 同社の辻会長は、長く本県の情報産業をけん引され、その発展に多大な貢献をしてこられました。このたび、同社のオフィスをデジタル対応オフィスとして再整備されたということで、参考にさせていただこうと視察に伺いました。

 各種事務のペーパーレス化や社員間の連絡・報告等のデジタル化、またフリーアドレスにより、テレワークやリモート会議に適したオフィスとする一方で、社員の交流も含めた部署間のコミュニケーションの促進や観葉植物を多く配置するなど働く人へのやさしさや働き甲斐につながるようにされたとのこと。そのコンセプトを実際に体感し、デジタル一辺倒ではなく、アナログの必要性も認識しながら、DXを進めていくことが肝要であると改めて思いました。

7月4日(月曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に関する協議>

 本年(2022・令和4年)5月15日に、2018(平成30)年3月24日のリニューアルオープンからの来場者が100万人を超えた空宙博ですが、その後も多くの皆さんにお越しいただいています。よりよい館を目指していくため、施設の課題や企画展など今後の方針について協議しました。

 なお、7月16日(土曜)からは、企画展「空とぶ船 UF-XS 展-荒波をこえる飛行艇のはじまり-」を開催します。「水に浮く」船と「空を飛ぶ」飛行機の両方の特徴をあわせ持ち、海難救助や消火などで活躍する飛行艇。空宙博では、その実験飛行艇UF-XSの実機を展示しています。今回、1962(昭和37)年の同機の初飛行から今年で60年の節目を迎えることから企画展を開催し、企画展中は普段よりも近い位置で同機をご覧いただいたり、貴重な映像や写真なども展示します。夏休み期間も重なりますので、ぜひお越しください。

(企画展についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/232663.html

<11時30分~ 元宝塚歌劇団の橘幸 氏と面談>

 「タカラジェンヌ」といえば、どなたもご存知のあの宝塚の華やかな舞台で歌い舞う宝塚歌劇団の団員さんですが、本県出身で、昨年(2021・令和3年)11月に退団された橘幸(たちばな こう)さんが退団のご報告にお越しくださいました。

 まず宝塚音楽学校という狭き門を突破され、本県出身としては40年ぶりのタカラジェンヌとして数々の舞台でご活躍された宝塚時代のお話や、その経験を活かして現在取り組まれているメンタルコーチ活動など興味深いお話をたくさん伺いました。

 宝塚音楽学校といえば、「清く 正しく 美しく」が校訓。橘さんの立ち居振る舞いやお話、そしてこれから目指す生き方には、まさにその校訓が表れているように感じました。今後のご活躍をお祈りしています。

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 牛込進 (株)TYK代表取締役会長から、TYK絵画大賞受賞作品寄贈を受領及び感謝状の贈呈>

 多治見市に本部を置き、耐火物や新素材の開発等の事業を展開されている同社が創立50周年を記念し、1996(平成8)年に地元在住・在勤の新進・気鋭画家の創作活動を支援するとともに地域文化の高揚に貢献することを目的として始められた同賞。大賞受賞作品は、同社が購入され、公共団体等に寄贈されています。今回、大賞受賞作をぜひとも県施設での展示・活用いただきたいというご希望で、同賞では初めて県に寄贈をいただきましたので、お礼を申し上げ、感謝状をお渡ししました。

 素晴らしい作品を多くの皆さんに末永く、そして日常的に鑑賞していただきたいとの牛込会長さんのお気持ちも含めて頂戴し、大切にそして多くの皆さんにご覧いただけるようにしたいと思います。

TYK絵画大賞受賞作品寄贈を受領及び感謝状の贈呈

<16時00分~ 国際的なミスコンテスト「ミス・プリティーン・インターナショナル2022日本大会」グランプリ(パン・パシフィック代表)のアディカリ夢さんが、姉でモデルのアディカリ自然さんらとともに、アメリカで開催される同世界大会への出場を報告>

 本県在住のアディカリ夢(ゆめ)さんが、同コンテストの日本大会でグランプリ(パン・パシフィック代表)となり、7月25日(月曜)からアメリカで行われる世界大会への出場権を獲得されたということで、世界大会出場とお姉さんのアディカリ自然(しぜん)さんやご家族とともに日頃から取り組まれている社会貢献活動の報告と併せてお越しくださいました。

 お祝いをお伝えするとともに栄冠を勝ち取られるまでの道のりや世界大会に向けた意気込みなどをお伺いしました。

 また、ご両親のご出身であるネパールをはじめ、世界の国々に対して教育環境の拡充など文化的生活環境の整備発展の支援や、ネパールや世界の国々の文化や芸能などの普及など、日本と世界の国々との相互理解を深め、国際協力と親善交流につなげる活動にご家族で取組んでおられるお話もお伺いし、深い感銘を受けました。今後のご活躍を大いに期待しています。

<18時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は223人でした。先週の月曜日(6月27日)に比べて約2倍となり、これで8日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。全国的にも増加傾向が強く出始めており、オミクロン株の派生型BA.5への置き換わりやワクチン接種効果の低減などが背景にあるのではないかといった分析もあり、一層の警戒感をもって状況を注視していきます。

 蒸し暑い日が続き冷房を適切に使用いただいているとは思いますが、長時間換気がされないことで感染リスクが高まるとも言われています。定期的な換気も心掛けていただきますようお願いします。

7月1日(金曜)の公務報告

<7時00分~ 名古屋市内で、金子慎 東海旅客鉄道(株)代表取締役社長、大石英一郎 中部運輸局長らと面談>
<7時25分~ 特急ひだ新型車両(HC85系)出発式に出席>

 特急ひだが走る高山本線は、沿線地域の皆さんの生活や仕事を支えるとともに、首都圏・関西圏からの人を呼び込む観光路線としても大変重要な存在です。   

 本日導入された新型車両では、車窓から望む「清流」と「山々」が織りなす美しい景色のみならず、本県が誇る「一位一刀彫」や「美濃和紙」の展示も楽しんでいただくことができ、乗車した瞬間から旅する高揚感を存分に味わっていただけるものとなっています。アフターコロナを見据え、国内のみならず海外からのお客さまに岐阜を訪れていただけるよう、JR東海、地元市町村と手を携え取組みを進めていきたいと思います。

特急ひだ新型車両(HC85系)出発式

<9時30分〜 県庁で、大森康宏 副知事に対し辞令交付>
<9時35分〜 部長級職員、国交流職員に対し辞令交付>

 本日就任された皆さんに辞令をお渡ししました。さらなる県政発展のため、ともに力を合わせ頑張っていきたいと思います。

<10時30分~ 令和4年度第1回岐阜県総合教育会議に出席>

 当該会議は、知事部局と教育委員会が連携して、重点的に講ずべき教育施策やいじめ等の緊急対応などについて協議する場として設置されたもので、本日は演劇ワークショップの取組事例について発表がありました。若い皆さんには、多様な他者と協力しながら社会参画していくためコミュニケーション能力が求められていますが、学校現場ではコミュニケーションを図ることが苦手なことで学業や対人関係に行き詰まりを感じる生徒もあることが、この取組みの背景にあります。ワークショップを通じ、高校生の皆さんが互いにディスカッションしたり、自己表現を通じて、自身の感情を解放できたり、言葉だけではないコミュニケーションの方法を体得できた、など様々な効果が得られたとのこと。こうした取組みはさらに広げていくべきと感じました。

 本日は演劇のプロである、女優の竹下景子さんや演出家の西川信廣さんにもご参加いただきご意見をいただきました。教育委員会だけでなく、知事部局、専門家が相互に連携し「オール岐阜」でどのように人材育成と定着を図っていくのか、これからも引き続き幅広く検討していきたいと思います。

岐阜県総合教育会議

<14時30分~ 県幹部会議に出席>

 本日付けで県幹部となられた皆さんからご挨拶をいただきました。ウィズ・コロナ、アフター・コロナ、物価高騰等への対策など、対応は待ったなしの状況です。本日で今年度の体制は整いましたので、さらに迅速、的確な対応をお願いしました。

<15時30分~ 県図書館で、令和4年度永年勤続職員表彰式に出席>

 今年勤続20年となる職員の皆さんが、厳しい社会情勢の中、多年にわたり県政発展のためご尽力されていることに感謝し、表彰を行いました。

 本日表彰された皆さんが入庁された20年前は、「カミオカンデ」の名を世界に広めることとなった、小柴昌俊さんのノーベル物理学賞受賞など、明るいニュースの一方、中国での新型肺炎患者の発生、米英軍によるイラク攻撃など世界的な危機事案が生じた年でもありました。しかし現在も新型コロナウイルス感染症、ロシアによるウクライナ侵攻など、国際秩序の根幹を大きく揺るがすような厳しい社会情勢に見舞われており、行政に求められる役割や支援を必要とする声はますます大きくなっています。これからも「県民目線」に立ち、「現場主義」、「対話重視」の姿勢を徹底し、公務員となった初心を忘れることなく県政発展のために頑張っていただけることを期待しています。

<16時30分~ 塩入俊樹 岐阜大学大学院医学系研究科精神医学分野教授、大西秀典 同小児科学分野教授、古井辰郎 岐阜大学医学部附属病院成育医療センター長、長屋光征 県議会議員と面談>

 岐阜大学医学部の先生方がお越しくださいました。妊婦のメンタルヘルスや子どもの心の問題などについて現状をお聞きするとともに、意見交換を行いました。

<17時00分~ 国際交流に関する協議>

 海外との交流の現状や今後の進め方について協議しました。

<17時15分~ 「清流の国ぎふ」文化祭2024に関する協議>

 開催まで2年半をきった「清流の国ぎふ」文化祭。文化祭単体で考えるのではなく、様々な文化振興の施策を丁寧に進めて、その成果も文化祭へつないでいけるよう検討を行いました。

 

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は280人、先週金曜日(6月24日)が153人でしたので、倍近い数値で、127人の増となっています。オミクロン株の派生型「BA.5」の感染者も新たに7人把握され、この中には市中感染と見られる例も含まれているとのことです。感染者数の増傾向と「BA.5」との連関ははっきりしませんが、注意をするに越したことはありません。引き続き感染防止対策の徹底をお願いいたします。

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