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令和4年6月

記事ID:0242511 2022年8月17日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

6月30日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 6月14日(火曜)に開会した今議会が最終日を迎えました。本日(6月30日)に平木副知事が退職されることに伴い、総務省の大森康宏氏を新たに副知事に選任する人事案を追加で議会に提出。その同意案や一般会計補正予算案など24議案を可決いただきました。

 議決いただいた補正予算は、物価高騰やコロナ禍で影響を受けている生活困窮者や事業者に向けた支援策に充てるものです。議員皆さんからいただいたご意見やご指摘を十分に踏まえ、これらを速やかに実施していきます。

<13時00分~ 東海環状自動車道西回りルート建設促進大会に出席>

 東海環状自動車道は、首都圏と近畿圏、太平洋と日本海側を繋ぐ日本のまん中のロータリーとして、またこのエリアの経済や観光、産業の発展を支えるだけでなく、大規模災害時には、物資供給や救急搬送などの広域支援を担い命と暮らしを守る、極めて重要な道路です。

 2022(令和4)年度、同自動車道の整備には、約267億円が投入され、着実に事業が推進されており、全線開通に向け、地元の期待も日に日に高まる中、その進捗にあわせて、県もアクセス道路の整備などを進めています。

 本日お集まりの県議会議員連盟、沿線自治体の協議会、そして商工業団体による協議会と力をあわせて、国等に整備促進を強く訴え、一日も早い全線開通に向け引き続き取り組んでいきます。

東海環状自動車道西回りルート建設促進大会

<14時15分~ 平木省 副知事に対し退職辞令を交付>

<14時20分~ 国からの派遣職員(国復帰)に対し退職辞令を交付>

<14時30分~ 県幹部会議に出席>

 本日をもって退任、総務省に復帰される平木副知事をはじめ、省庁に戻られる職員に退職の辞令をお渡ししました。その後、現在の顔ぶれとしては最後となる県幹部会議を開催し、退任される皆さんからご挨拶をいただきました。

<15時00分~ 大澤淳 ジェトロ岐阜貿易情報センター所長、和波真帆 同前所長が就任及び退任挨拶>

 ジェトロは、本県を含む国内49 拠点、海外 55か国 76 拠点のネットワークをフル活用して、海外ビジネス情報の提供、中小企業等の海外展開支援などをされています。ジェトロ岐阜でも、県内企業の工芸品、伝統工芸品、日用品等の輸出支援など海外市場を見ながらも地域に根差した活動を展開されています。このたび所長さんが交代されるということで新旧所長さんとご挨拶させていただき、アフターコロナを見据えた海外事業の展開について意見交換をしました。

<16時30分~ 平木省 副知事離任式に出席>

 先ほど辞令をお渡しした平木副知事がいよいよ県庁を去られることになり、河合副知事や県幹部職員、また平木副知事とともに3年間共に取り組んできた多くの職員とお見送りをしました。

 令和元年7月の就任から3年の月日は、そのほとんどが今も続く新型コロナ対策という未曽有の危機への対処でしたが、平木副知事は先頭に立って、専門家の皆さんや、市町村、医療機関、経済団体等と丁寧な対話を重ね、きめ細かな対策を決定し、そして迅速に実行してこられました。とりわけワクチン接種においては、供給・接種の方針を迅速に決定。そして、市町村、県の大規模接種、職域接種によるベストミックスな接種体制の構築につなげ、特に高齢者への接種は全国トップのスピードで完了。県民の生命と暮らしを守られました。

 平木副知事からも挨拶で、「こうした難局における一つ一つの決断は重く、時に怖さも感じたが、古田知事や職員の皆さん、そして岐阜県の多くの皆さんとともに仕事ができたことは、かけがえのない財産となった」とのお話があり、私もこれまで共に歩んだ日々が思い出され、万感胸に迫るものがありました。

 「これからもオール岐阜、チーム岐阜の一員です」と仰った平木副知事。明日(7月1日)からは、総務省に財務調査課長として復帰されますが、同時に新型コロナ対策における地方連携を担う室の室長代理も兼ねられるとのこと。コロナ対策はじめ、様々な場面で引き続き一緒に取り組むことも多くありそうです。これからもよろしくお願い申し上げ、またこれまで本当にお疲れ様でしたと心から感謝申し上げ、益々のご活躍をお祈りしています。

平木省副知事離任式  平木省 副知事離任式2 

 さて、本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は、274人で先週木曜日(6月23日)に比べ52人増となりました。前の週の同じ曜日を上回るのはこれで4日連続となります。隣接する愛知、三重両県でも増加しており、全国的にも多くの都府県で増加に転じる動きがみられます。BA.2よりも感染力が強いといわれるBA.5への置き換わりによるものではないかという専門家の分析もありますが、警戒を強め、動きを注視していきます。

 暑さ厳しい中ですが、リバウンドにつなげないよう、県民の皆さんにおかれては、適切な感染防止対策を続けていただきますようお願いします。

6月29日(水曜)の公務報告

<10時30分~ 県庁で、小栗達弘 (株)岐阜造園代表取締役会長から、県立国際園芸アカデミーにおける人材育成のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 園芸業界で将来にわたって活躍する人材の育成に役立ててほしいとのご趣旨で、同社からは令和元(2019)年以降、毎年ご寄附をいただいています。ご寄附をもとに県国際園芸アカデミーにおいて、学生の研修、技能五輪等への参加、資格取得等のために大事に使わせていただいております。今後も学生の活躍ぶりを多いに発信し、若い皆さんに園芸への関心を高めてもらえるよう取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。

<11時15分~ 県立森林文化アカデミーの杉本和也 准教授、エンジニア科の学生らが、涌井史郎 同学長とともに、第4回日本伐木チャンピオンシップにおける入賞報告>

 林業技術・安全作業意識の向上等を目的に開催され、木の伐倒、輪切り、枝払い等の技術を競う同大会。今年5月の大会では「プロフェッショナルクラス」で杉本准教授が2位、「ジュニアクラス」で学生が3位に入賞しました。同大会での入賞は岐阜県内では初めてのことです。森林文化アカデミーの名を全国に知らしめる快挙に、私からもお祝いの気持ちをお伝えしました。今回の2位入賞により杉本准教授は世界大会への切符を獲得されたとのこと。アカデミーの皆さんのさらなる活躍を期待しています。

<13時30分~ 建築家の隈研吾 東京大学特別教授・名誉教授、涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長らと新県庁舎建設工事の進捗状況を視察及び県庁舎再整備に関する協議>

 外装・屋根工事が完了し、内装工事が進む新県庁舎。デザイン等についてご助言を頂いているアドバイザーの皆さんとともに、内装工事を中心に工事全体の進捗状況についての確認と、意見交換を行いました。

<16時30分~ 「清流の国ぎふ」文化祭2024 県・市町村連携会議に出席>

 文化祭の開催まで2年半を切り、急ピッチで内容を詰めていかねばならない時期に差し掛かっています。先日6月25日(土曜)には企画委員会を開催し、各分野を代表する委員の皆さんから多様なご提案をいただきましたが、さらにアイディアを出しあい、実のある議論を深めていくため、市町村の皆さんにお集まりいただきました。市町村の皆さんと連携を密にしながら、大会の成功に向けて一つ一つ着実に準備を進めていきたいと思います。

<18時15分~ デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協議>

 本県では「誰一人取り残されないデジタル社会である岐阜県」を基本理念として掲げ、DXの取組みを進めています。その中でまずは新しい概念を“わがこと”として捉え、その上でどのように取り組んでいくのが効果的、効率的なのかを考えていく必要があります。さらなる理解やDXの機運の醸成を図るための今後の取組みについて協議を行いました。

 

 さて、本日の新型コロナウイルスの新規感染者数は287人。3日連続で前週の同じ曜日を上回りました。前週の水曜日(6月22日)は146人でしたので、ほぼ2倍となっています。県境を接し経済的な結びつきが強い愛知県においても増加傾向が見られるようです。これまでの波の経験も踏まえて、緩みなく警戒をし、感染防止対策を継続いただけますようお願いします。

6月28日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 傍島茂夫 岐阜県中小企業団体中央会会長、今井哲夫 同前会長(現同顧問)が就任及び退任挨拶>

 今井さん・傍島さんがお越しくださいました。2期4年にわたり会長として県経済の発展にご尽力をいただいた今井さんには御礼を申し上げるとともに、現在、エネルギー価格等の高騰の影響により厳しい経営環境におかれている事業者の皆さんのため、傍島新会長には引き続き県内中小企業の経営の安定化・活性化に向けたお力添えをお願いしました。

<11時00分~ 中部電力ボート部の成瀬歩美 選手、𠮷田拓人 選手が、若宮節夫 岐阜県ボート協会理事長、林洋一郎 中部電力ボート部部長らとともに、全日本選手権大会の結果報告>

 5月の大会で、女子軽量級ダブルスカルで優勝された成瀬選手、男子フォアで準優勝の𠮷田選手。ともに本県出身のお二人の好成績を、大変うれしくお聞きしました。現在も、週末には川辺町の川辺漕艇場で練習をされているとのこと。年間を通してボート競技には絶好の場所である同所で、トレーニングを重ねていただき、ますますご活躍されますことを期待しています。

全日本選手権大会の結果報告

<14時00分~ 吉村伸一 ジェイアール東海フードサービス(株)代表取締役社長が、高山本線の新車両「HC85系」導入を記念し、岐阜県産の食材を活用した「特急ひだぴよりん」を紹介>

 テレビでも取り上げられ話題のスイーツ「ぴよりん」。本日は新車両導入を記念した「特急ひだぴよりん」を試食させていただきました。新型車両のボティ帯のオレンジ色を帽子と羽に配しただけでなく、県産の卵、ジャム、牛乳を用いた、まさに岐阜づくしのスイーツ。7月には期間限定で販売予定とのことです。今回、ぴよりんがPRしてくれている新型車両の導入により飛騨への旅はさらに快適になります。多くの方々にぜひ観光で岐阜にお越しいいただきたいと思います。

<14時45分~ 小室俊二 中日本高速道路(株)代表取締役社長、宮池克人 同前社長(現同相談役)が就任及び退任挨拶>

 本県において高速道路は、地域経済の活性化、国土強靭化の観点から非常に重要な存在であり、多くの県民の皆さんから整備が強く望まれています。引き続き東海環状自動車道の整備、同道や東海北陸自動車道の4車線化を推進いただけるよう、新旧の社長さん方がお越しくださったこの機会をお借りしてお願いしました。

<15時30分~ 矢橋修太郎 (公社)岐阜県交響楽団理事長、岡本太右衛門 同前理事長(現同名誉理事長)が就任及び退任挨拶>

 6月12日付で同楽団の理事長が岡本さんから矢橋さんに交代されました。1953(昭和28)年の発足以来ほぼ70年、そのうち30年を岡本さんは理事長として活動を支えてこられました。岡本さんの、地域に根差した音楽文化普及へのご尽力に敬意と感謝の気持ちをお伝えするとともに、あとを継がれる矢橋さんには県民の皆さんの文化活動を促進するため、以前にも増してのご協力をお願いしました。

<18時00分~ 名古屋市内で、伊藤彰彦 (株)ジェイアール東海ホテルズ代表取締役社長、宮澤勝己 同前社長が就任及び退任挨拶>

 午後に発表されたばかりのJR東海グループの人事異動を受けて、伊藤新社長、宮澤前社長がご挨拶くださいました。「アソシア」のホテルブランドを展開する同社には、この後、開催される岐阜バルをはじめ、岐阜の食や観光の発信にご協力をいただいておりますので、引き続きの連携をお願いしました。

<18時30分~ 県産食材を使用した岐阜フェア「岐阜バル」に出席。県産食材をPR>

 本日と明日(6月28~29日)の夜、名古屋マリオットアソシアホテルにおいて、岐阜県産食材を使用した「岐阜バル」が開催されます。清流長良川を代表する素晴らしい環境の中で育まれた、飛騨牛やボーノポーク、鮎、ほうれんそう、宿儺かぼちゃ等々、本県が非常に美味しく魅力あるものと自負する品々がふんだんに使用されたフードメニュー、お酒、そして食事を楽しむ各テーブルには県産花きが配されるなど、会場はまさに岐阜一色でした。「岐阜バル」にお越しくださった近県の皆さんには、現在展開中のウィズ・コロナの観光キャンペーン「ほっと一息、ぎふの旅」を利用して本県へとさらに足を延ばしていただいて、本県の食・魅力を直に、さらに深く楽しんでいただけたらと思います。

岐阜バル

 さて、本日の新型コロナウイルスの新規感染者数は、351人でした。前週の火曜日(6月21日)と比較して117人の増加で、増加は2日連続となります。このところ1日当たりの新規感染者数は100人台、200人台で推移していましたので、2週間ぶりの300人超えには警戒を強めずにはいられません。本県のみならず、他都道府県でも増加傾向が転じつつある気配が感じられます。非常に暑い折ではありますが、マスク着脱を適切に行うなど、感染防止対策の継続をお願いします。

6月27日(月曜)の公務報告

<13時30分~  県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数やその状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~  中川正之 (一社)岐阜県経済同友会筆頭代表幹事が就任挨拶>

 先日(6月14日)の同会の定時総会において筆頭代表幹事に就任されたご挨拶にお越しくださいました。

 同友会では、産業経済、教育文化、社会の制度などについて経済人の立場から提言いただくなど地域社会の繁栄に寄与する様々な活動をされておられ、県に対しても毎年政策提言をいただくとともに時宜を捉えた様々なご意見、例えば感染症対策、DXの推進、カーボンニュートラル等に関する提言など、貴重なご意見をいただいています。

 就任のお祝いをお伝えするとともに昨今の経済状況を踏まえた会員企業の皆さんの状況や今後の対応などについて意見交換しました。

<15時30分~  中西香 (一社)全国ママさんバレーボール連盟専務理事、廣瀬眞弓 同常任理事と面談>

 本年(2022(令和4)年)8月に岐阜メモリアルセンターで開催される「全国ママさんバレーボール大会」の開催ご挨拶にお越しくださいました。

 同大会は、1970(昭和45)年に第1回の大会が開かれ、以来52年続く伝統ある大会です。同連盟に登録している会員により構成された各都道府県選出チームが、時には熱く、時には笑顔で、スポーツを通じた交流を深めておられるということです。本県では、初の全国大会となります。全国のママさんバレーボールプレーヤーが、ここ岐阜の地でハツラツとしたプレーを繰り広げられることはもちろん、清流の国ぎふの文化や食、観光などもぜひ楽しんでいただければと思います。

<16時20分~  堀田治 中部地方整備局長が退任挨拶>

 堀田局長さんにおかれては、2020(令和2)年7月の就任以来、同局のトップとして、本県の基盤整備に様々な面でご支援をいただきました。災害対応、とりわけ2021(令和3)年5月の豪雨により橋脚が傾くなどした各務原市の川島大橋については、専門家の現地派遣や復旧計画立案の支援、そして国の権限代行による復旧工事と地元の想いを汲み取っていただき、ご対応いただきました。心から感謝申し上げます。

 6月28日(火曜)付で国土交通省港湾局長に就任されるとのこと。引き続き本県をはじめ、中部地方の基盤整備にご理解とご支援をお願いしたいと思います。

<17時00分~  県庁舎再整備に関する協議>

 新庁舎は、現在、行政棟及び議会棟ともに外装及び屋根工事が完了。内装や設備工事も順調に進んでおり、外構工事等を含めた全体工事も2022(令和4)年内の完了を見込んでいます。

 現庁舎と同様に、外装は比較的シンプルなものとする一方で、県議会はじめ県民の皆さんからの幅広いご意見を踏まえながら、大きく3つ、すなわち第一に「県民の暮らしを守る」、第二に「地域の魅力を発信する」、第三に「環境負荷やライフサイクルコストを低減させる」という観点を十分考慮して、整備を進めてきました。このうち、「地域の魅力発信」の観点では、外壁に県産タイル、内装に檜をはじめとする県産材や美濃和紙をふんだんに活用。また、飛騨や美濃の家具の配置なども検討しています。こうした細部についての検討を行いました。

<18時00分~  タリック・サディック モロッコ王国手工芸庁長官、ラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国特命全権大使とのウェブによるぎふワールド・ローズガーデンに関する会議に出席>

 ぎふワールド・ローズガーデンのモロッコ・ロイヤルローズガーデンの整備については、2019(令和元)年11月、同国の当時の手工芸庁長官が来岐され、同国政府の全面的な協力のもと、モザイクタイルや木彫など、モロッコが世界に誇る伝統技術で美しく装飾されたモロッコ庭園を忠実に再現するための改修工事を実施することとし、新型コロナの影響による工事中断時期を経て、本年4月末からは、同国の技術者10名に来岐いただき、作業を進めていただきました。

 この間、同国のブフラル大使とはプロジェクトの進め方や今後の展開についての打合せや、可児市にお越しいただいての現場確認を行いながら、連携して進めてきたところです。

 本日は、同国のサディック手工芸庁長官にもオンラインでご参加いただき、これまでのプロジェクトの確認や今後の活用、そして更なる交流の促進について協議しました。

 

 さて、本日の新型コロナウイルスの新規感染者数は116人と先週の同じ曜日から20人増となりました。またオミクロン株の派生型BA.5の県内2人目の感染も確認されました。国内ではじわじわと増加に転じている地域もあります。警戒と対策はともにしっかりと継続いただくよう重ねてお願いします。

6月25日(土曜)の公務報告

<10時00分~  県庁で、「清流の国ぎふ」文化祭2024企画委員会に出席>

<12時00分~  文化振興に関する協議>

 土曜日の開催となりましたが、企画委員の皆さんにお集まりいただき、実施事業の検討を行いました。

 本日の会議の開催にあたっては、企画委員会委員長の日比野克彦県美術館長から委員の皆さんに、大会で実施したい事業について持ち寄っていただくという、まさに「宿題」が出されていました。委員の皆さんからは、それぞれに本県の文化芸術を深堀していく企画や今回を契機に新たな展開を図っていくものなど様々な企画が寄せられ、出席の皆さんとも活発な意見交換が行われました。

 文化祭のキャッチフレーズは「ともに・つなぐ・みらいへ~清流文化の創造~」です。まさにその「清流文化」をオール岐阜で見つけ、創造し、発信していこうとする委員の皆さんの想いがあふれる会議となりました。本番まで2年半、一つ一つ着実に準備を積み重ね、大会を盛り上げていきたいと思います。

 なお、「清流の国ぎふ」文化祭2024については、現在、大会のロゴマーク及びポスター原画を公募しています。ロゴマークは、県内に在住または在学する中学生以上の個人の方で、プロ、アマ問わず、またポスター原画は、県内に在住または在学する、小、中、高等学校、特別支援学校、義務教育学校及び高等専門学校(3年次まで)の生徒さんに応募いただけます。9月9日(金曜) 締め切りとなっていますので、ぜひ奮ってご応募いただきたいと思います。

(「清流の国ぎふ」文化祭2024やロゴマーク、ポスター原画公募についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/223732.html)

 

 さて、新型コロナの新規感染者数ですが、24日(金曜)は153人で前の週の同じ曜日に比べ83人の減でしたが、25日(土曜)は283人で、前の週の土曜日から77人の増となり、約1ヵ月ぶりに増加となりました。これからも、厳しい暑さが続く見込みとのことです。適切にマスクを使用いただきながらも、決して警戒は緩めず対策を続けていただきますようお願いします。

6月24日(金曜)の公務報告

<10時00分~  県庁で、県議会定例会に出席>

 本県議会の一般質問最終日となる3日目は、8人の議員の皆さんから県政全般にわたってご質問をいただきました。

 このうち、松岡正人議員(各務原市)からは、県民の健康づくりに資する「ミナレク運動」の全県展開について質問をいただきました。

 まず、「ミナレク運動」ですが、2016(平成28)年の「全国レクリエーション大会in岐阜」をきっかけとして、県民誰もがレクリエーションに取り組み健康長寿を目指す運動として展開してまいりました。県民「み」ん「な」で「レク」リエーションとの意味が込められています。

 さて、本年2022(令和4)年度から2026(令和8)年度を計画期間とする「第2期清流の国ぎふスポーツ推進計画」においては、「生涯にわたる健康と生きがいづくりのスポーツ推進」を第一の柱に位置付け、その実現方策として、2025(令和7)年度における「ねんりんピック」の開催と様々な場面での「ミナレク運動」の展開を掲げています。

 新型コロナの影響で開催を一旦中止し、改めて開催を目指す「ねんりんピック」ですが、2021(令和3)年度に予定していた大会の開催方針と同様、全ての市町村を会場に様々な世代の方々が参加する「オール岐阜」での開催を目指して取り組むこととし、その基盤となる「ミナレク運動」の全県展開を更に進めるため、大きく3点での取組みを推進することとしました。

 第一に「ミナレク運動」に関する県の事業の強化として、今年度当初予算において、ミナレク推進リーダーなどの「人材育成」、放課後児童クラブへの指導者の派遣などの「普及強化」、レク用具の貸出しなどの「環境整備と基盤強化」について、県の事業規模を抜本的に拡充しました。

 第二に、市町村との連携を深化させるため、県、市町村、競技団体及び全市町村に設立されておりますレクリエーション協会の間の情報交換、意見交換、情報共有を進める場として、「ミナレク運動連携会議」を新たに設置したいと考えいます。そして第三に「オール県庁」で部局横断的に取組みを進めます。具体的には、各部局で行う様々な施策、イベント企画などにおいて、「ミナレク運動」を積極的に取り入れていきたいとお答えしました。

 このほか、本日の質問では、少子化対策の今後の取組みや県産材利用の更なる促進など多岐に渡る県政の課題について議論いただき、3日間の一般質問が終わりました。

県議会定例会 県議会定例会2

<16時30分~  アトリエ・オイ共同代表のパトリック・レイモン氏らと面談>

 スイスの著名デザイナー兼建築家であるパトリック・レイモン氏とは本年4月にもお会いし、岐阜ブランドを世界へ発信するための連携策について意見交換をしたところです。再びの来日に併せてお会いし、現在の商品開発の状況についてお伺いするとともに新たな展開についての意見交換を行いました。

6月23日(木曜)の公務報告

<10時00分~  県庁で、県議会定例会に出席>

 県議会の一般質問の2日目は、8人の議員から県政全般にわたってご質問をいただきました。

 水野吉近議員(岐阜市)からは、岐阜県議会公明党代表質問として大きく6点質問をいただきました。6月補正予算の編成方針についてのご質問に対しては、現下のエネルギー、物価等の高騰の影響により厳しい状況におかれている県民の皆さん、事業者の皆さん、各業界や議員の方々のご意見を丁寧に把握して対応しており、今後も経済情勢をしっかりと注視し、現場のご意見を丁寧に把握していく姿勢を崩すことなく、必要な対策を躊躇なく講じていくとお答えしました。

 また野島征夫議員(郡上市)からは濃飛横断自動車道の整備促進に関するご質問がありました。下呂市を経由して郡上市と中津川市を結ぶ、いわゆる高速道路の空白地帯を解消する重要な位置づけの道路であり、この全線開通とリニア開業とが一体となることで、本県の発展に更なる寄与が期待できます。期成同盟会、関係市町村の皆さんと力を合わせ、機会をとらえて国へ財政支援を要望するなど、強い意思・決意を持って取り組んでいきたいと思います。

 長屋光征議員(岐阜市)からは全国将棋サミット2022の準備状況についてお尋ねをいただきました。県内でプロ棋士、女流棋士の誕生が相次ぐなど、将棋への興味や関心が高まっている中で、サミットを一過性のイベントとして終わらせるのではなく、盤上のいくさが天下分け目の戦いの場・関ケ原で行われることと絡めて、歴史と将棋、双方の魅力を実感いただけるものとし、その成果や機運を「清流の国ぎふ」文化祭2024、全国高等学校総合文化祭へとつないでいけるよう、しっかりと準備を進めていきたいと考えています。

 そのほかにも、医療的ケア児・そのご家族への支援、県有施設の男性用トイレへのサニタリーボックスの設置、消防操法大会の運営の在り方、など県民の皆さんの代表としての様々な課題意識に基づいて、県の考え方、方針を問う多様なご質問を頂きましたので、県として真摯にお答えをさせていただきました。今後もご質問に託された、県民の皆さんのお気持ちをしっかりと受け止めて、県政推進に生かしてまいります。

県議会定例会

<16時45分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 県議会一般質問(3日目)の答弁についての打合せを行いました。

<19時00分~ ぎふワールド・ローズガーデンに関する協議>

 ぎふワールド・ローズガーデン内のモロッコ・ロイヤルローズガーデンの改修も、モロッコ人技術者によるゼリージュタイル貼りの作業が完了するなど、完成に近づいています。魅力を増したぎふワールド・ローズガーデンをより皆さんに知っていただき、足を運んでいただけるよう、今後の取組み等について協議を行いました。

 

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は222人。前週の同じ曜日(6月16日)に比べ5人の減で、前週同曜日と比較して減少するのは31日連続です。こうした減少基調が今後も続くよう、そして感染者数がゼロに近づくよう、感染防止対策の徹底を引き続きお願いしたいと思います。本日は武田社ワクチン(ノババックス)の追加接種(3回目)を希望する方の接種機会を確保するため、接種会場の臨時増設を発表しました。ワクチンの追加接種について、ぜひご検討ください。

(ワクチン接種会場の増設に関する情報についてはこちら>>/uploaded/attachment/306210.pdf​) 

6月22日(水曜)の公務報告

<10時00分~  県庁で、県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 明日以降の県議会一般質問(2日目、3日目)について、論点や答弁の整理を行いました。

<14時00分~  新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~  県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 午前中に引き続き、県議会一般質問の答弁についての打合せや整理をしました。

 

 さて、本日の新型コロナウイルス新規感染者数は、146人でした。前の週の水曜日(6月15日)から70人の減で、これで30日連続で前の週の同じ曜日を下回っています。県内、また全国的な傾向としても感染状況の落ち着きを感じます。

 一方で、本日併せて、県内で初めて、新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型「BA.5」の感染者が確認されたことを発表しました。南アフリカで本年(2022年)2月に初めて確認され、南アフリカやヨーロッパで多く検出されており、国内では、検疫や、海外渡航のない方からの市中感染と思われる形で、東京都や大阪府、島根県、沖縄県など各地で既に確認されています。

 現在国内で主流となっているオミクロン株の「BA.2」に比べ、重症度は同程度ながら、感染力が若干強いとも言われています。今回感染が確認された方については、症状は重くないようですが、その感染経路は、海外渡航歴がないことから、市中感染とみられるとのことです。

 こうした派生型の出現や、減少傾向にあるとはいえ依然として連日100人を超える方たちの感染が確認されている状況からすれば、警戒や対応を緩めることはできません。基本的な感染防止対策の継続を重ねてお願いします。

 

 また、本日(6月22日)第26回参議院議員選挙が公示されました。

 県選挙管理委員会の大松利幸委員長も談話で「投票は国民が政治に参加する最も重要で基本的な手段であります。選挙公報や政見放送、ウェブサイトなどで各候補者や政党の政策などを見極めていただき、積極的に投票に参加されることを願う」と仰っています。

 今回もコロナ禍での選挙になりますが、各投票所では感染防止対策が徹底されていると伺っていますので、ぜひとも足をお運びいただきたいと思います。

6月21日(火曜)の公務報告

<10時00分~  県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は県議会の一般質問の初日です。

 県政自民クラブを代表して田中勝士議員(羽島郡)、午後は県民クラブを代表して伊藤正博議員(各務原市)の他、3人の議員から、県政全般にわたってご質問をいただきました。

 田中議員からは、「ウィズ・コロナからアフター・コロナへ」の取組み、中でも経済活動の回復を着実に進めるための事業者に向けた今後の支援について質問をいただきました。

 まず、本県経済の状況を概観しますと、新型コロナウイルス感染症の影響により、2020(令和2)年4月から6月期の県内企業の景況感は、マイナス83.4ポイントと大きく落ち込みました。その後は、徐々に回復し、直近の本年令和4(2022)年4月から6月期はマイナス18.8ポイントまで持ち直してきています。

 しかし、アメリカやヨーロッパの景気回復に伴い需要が高まる一方で、国際状況の変動により、原油や原材料価格の高騰が続いています。

 県としても、毎月実施している県内事業者へのヒアリング調査や、各分野代表者による「経済・雇用再生会議」などで幅広くご意見・ご提案を伺っていますが、皆さんからは、先行きの不透明感、価格転嫁の難しさ、輸入から県産・国産への切替えなど、強い危機感が寄せられています。

 こうした状況やご意見を踏まえ、5月30日に「『ウィズ・コロナ』総合対策」を決定し、「事業継続に向けた緊急支援」と「持続可能な事業展開に向けた支援」の両面から、広く各種支援策を講ずることとしたところです。

 「事業継続に向けた緊急支援」では、燃料や原材料価格高騰の影響を受けている幅広い事業者に対して、事業継続や業態転換を目指すため、新たな県制度融資を創設し、信用保証料を全額支援します。また、価格転嫁が難しい陶磁器などの地場産業事業者に、県独自の支援金を支給します。燃料、飼料、県産木材の高騰の影響を直に受ける、地域公共交通、生活衛生、農林業や住宅事業者には、価格上昇分の支援制度を創設することとしています。

 「持続可能な事業展開に向けた支援」については、目下の厳しい状況を契機として、エネルギー利用の効率化を一層促進するため、再生可能エネルギーの活用や、省エネに取り組む事業者、施設園芸農家に対し、必要な設備の導入を支援していきます。また、県産材の安定供給に向けて、原木や加工材の増産に取り組む林業事業者、輸入飼料の削減や自給飼料の生産を拡大する畜産農家を支援し、物流業界に対しては、デジタル技術を活用して、積載効率の向上と燃料費の節減を目指す新たな地域物流モデルの構築を支援していきます。

 今後は、燃料、原材料価格に加え、電気料金の高騰や円安などによる影響が一段と顕在化することが懸念されます。引き続き県下の経済状況の動向を注視しつつ、必要な追加対策も検討していくとお答えしました。

 伊藤議員からも、新型コロナウイルス感染症防止対策の更なる推進として、マスク着用の明確化など今後の県の感染対策について質問をいただきました。

 「マスク着用の明確化」については、エアロゾル感染を徹底回避しつつ、今年の夏の熱中症リスクを低減していくため、場面ごとの感染リスクに応じた、メリハリを付けたマスクの着用が必要であり、国においても場面ごとのマスク着用のあり方が示されたことは適切なものであったと考えています。

 本県も、先にまとめた「総合対策」の中で、「人と人との距離が2メートル以上あるか否か」、「会話の有無」、「屋内か屋外か」、この3つの要件の組み合わせによって、「マスク着用の推奨」と「マスク着用の必要なし」を整理し、わかり易く県民の皆様にお示しをしたところです。

 また、学校においては、児童生徒の間隔や会話の有無に留意したうえで、体育の授業、運動部活動や夏場の登下校時にはマスク着用は不要であるとしました。

 こうした整理について、県民の皆様さんに広くご理解いただくため、引き続き、新聞広告、ツイッターをはじめ、身近でかつ多様な広報媒体を活用しながら、周知を徹底するとともに引き続き警戒と対策を続けていきます。

(マスク着用についての整理>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/225854.html

県議会定例会

<16時00分~  国際交流に関する協議>

 本県における国際交流の現状や今後の対応について協議しました。

 同時に先の伊藤正博議員の質問でも「水際対策の見直し」についての質問をいただきましたが、入国制限の緩和、インバウンドや国際交流の再開が感染拡大のきっかけとならないよう、関係機関の皆さんとも連携して対策を講じていきます。

<16時30分~  県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 明日以降の県議会一般質問(2日目、3日目)に向け、論点や答弁の整理を行いました。

6月20日(月曜)の公務報告

<12時30分~ 県庁で、リニア中央新幹線に関する協議>

 工事の環境保全措置及び安全対策について、現時点の状況を確認するとともに、今後の対応について協議しました。

<13時00分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 いよいよ明日となった県議会の一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

<15時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。比較的新規感染者数が少ない月曜日ではありますが、本日は100人を下回る見込みとのことで、減少基調は続いています。

<15時30分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 引き続き一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

<17時00分~ ぎふワールド・ローズガーデンに関する協議>

 6月19日(日曜)に行った視察を踏まえ、ぎふワールド・ローズガーデンの今後の運営、対応を図るべき点についての意見交換と、スケジュール等の確認を行いました。

 本日の新規感染者数は96人。100人を下回るのは、なんと160日ぶりのことです。また、17日(金曜)から19日(日曜)にかけて、236人→161人→127人と推移したあとの96人ということでもありますので、日々数値が減じていくことに若干の安堵を感じてしまう向きもあるのではと思います。もちろん減少基調にあるのはよい傾向ではありますが、社会全体で経済との両立を図っていく機運が高まっていることを受けて、今後旅行など移動の機会が増えていくことが想定されますし、また1か月ほど後には夏休みも到来することを考えますと、緩みは大敵と言わざるをえません。引き続き感染防止対策の徹底をお願いいたします。

6月19日(日曜)の公務報告

<15時30分~  災害対策に関する協議>

 お隣の石川県で大きな地震があり、本県でも飛騨市で震度2などの揺れが観測されました。この地震で被害を受けられた皆さんにお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りします。なお、県内では担当部局からの報告によりますと、被害は確認されていないとのことで、ひとまず安堵しました。この揺れを伴う地震がいつまで続くのかは定かではありません。県民の皆さんにおかれても地震情報に注意を払いつつ、災害時の備えについて改めてご確認いただければと思います。

<16時15分~  ぎふワールド・ローズガーデンで、建築家 モハメッド・ベナディバ氏の案内で、ラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国特命全権大使らとともに、モロッコ・ロイヤルローズガーデンを視察>

 ガーデンの改修工事もほぼ完了となりました。モロッコ人の技術者の皆さんには、コロナ禍で現場確認や資材の輸送がままならないという困難な状況を乗り越え、また慣れない異国の地での約2か月間もの長期滞在により、改修工事を成し遂げてくださり感謝の言葉しかありません。改めて関係の皆さんとともに、まさに本県の宝となる庭園を鑑賞、堪能しました。県民の皆さんにお楽しみいただける日ももうすぐです。その暁にはぜひ足を運んでいただければと思います。

6月18日(土曜)の公務報告

<18時30分~  岐阜市内で、ラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国特命全権大使と懇談>

 翌19日(日曜)に、モロッコ・ロイヤルローズガーデン改修工事の状況をご視察くださる予定のブフラル大使が、前日から岐阜入りしてくださいました。モザイクタイルや木彫りなど、同国が世界に誇る伝統技術で美しく装飾されたモロッコ庭園を、ここ岐阜の地に忠実に再現するにあたり、国をあげてご協力くださったことに改めて感謝の気持ちをお伝えしました。

6月17日(金曜)の公務報告

<10時00分~  県庁で、県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 昨日に引き続き、県議会の一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

<12時15分~  リニア中央新幹線に関する協議>

 6月11日(土曜)には、リニア中央新幹線岐阜県駅 安全祈願・起工式に出席させていただきました。県内でのリニア建設工事がいよいよ本格化していく中で、工事の環境保全措置及び安全対策の強化・徹底など、改めてしっかりと丁寧にやっていかねばならないと、身の引き締まる思いでいます。今後のスケジュールや対応方針などについて協議を行いました。

<16時00分~  都内の駐日リトアニア共和国大使館で、金子政則 八百津町長とともに、オーレリウス・ジーカス 次期駐日リトアニア共和国大使と面談>

 私の2015(平成27)年のリトアニア訪問時、また2019(令和元)年、当時のナウセーダ大統領の本県ご訪問の際には通訳をお務めくださった、ご縁のあるジーカスさんの大使就任が決定したとのことで大使館に伺い、お祝いをお伝えしました。また、本年(令和4年)8月から1か月間開催される、日本とリトアニアの友好100周年を記念したイベント「リトアニアNOW2022」について、本県の取組み状況をご説明するとともに、意見交換を行いました。

6月16日(木曜)の公務報告

<12時30分~  県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<13時30分~  福祉政策に関する協議>

 県では、福祉、医療、教育、文化芸術、スポーツ及び就労支援が一体となった県の障がい者支援の拠点としての機能強化を図り、また、障がい者にやさしい地域づくりの拠点となるよう、岐阜市鷺山・早田地区周辺を「ぎふ清流福祉エリア」と名付けて施設整備を順次進め、2020(令和2)年7月に10施設全てが完成しました。

 完成からまもなく2年。現状の確認とともにより広くこうした取組みを多くの方々に知っていただき、活用いただくための情報発信などについて協議しました。

(ぎふ清流福祉エリアの紹介パンフレットはこちら>>/uploaded/attachment/277325.pdf

<14時00分~  県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 昨日に引き続き、県議会の一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

<15時30分~  広域連携の推進に関する協議>

 ウイズ・コロナ、アフターコロナ、両面における近隣県との連携を促進するため、その方向性や具体の施策について協議しました。

 新型コロナ対策に関する様々な情報やそれぞれの知見、好事例を共有したり、近隣県で連携した観光プロモーションを展開していくなど連携して取り組むことで相乗効果が期待できるものがあります。観光需要の喚起については、昨日(6月15日)に行われた記者会見で、岸田総理から、感染状況の改善が確認できれば、7月前半より地域観光をより一層強力に支援するため、地域観光事業支援について、全国を対象とした観光需要喚起策を実施するとの表明がありました。全国規模での観光需要の取込みを図るにあたって、近隣県とともに選ばれる旅先となるための事業展開や強化の方向性などについて検討しました。

<16時00分~  県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 先ほどに引き続き、一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

 さて、本日の新型コロナウイルス新規感染者数は、227人でした。先週の木曜日(6月9日)に比べて100人の減で、24日連続で前の週の同じ曜日を下回っています。

 一方で、10万人あたりの新規感染者数について、本県の状況を全国でみてみると、前日(6月15日)時点の数値ではありますが、多い方から15位(90.41人)となっています。これは、愛知(20位・76.90人)、三重(31位56.09人)の東海3県で最も高く、さらには東京(18位・78.67人)よりも高い値となっています。着実な減少傾向にありますが、それでも新規感染者数が100人を下回ることはなく、依然として300人、200人台で推移する日が続いています。

 こちらも昨日(6月15日)の記者会見における岸田総理のお言葉ですが、「世界では新たな変異の報告もあるなど、まだまだ気を緩めることはできません。」と仰っています。本県も危機意識と緊張感をもって対応を続けていきますので、県民の皆さん、事業者の皆さんもご自身、大切な方々を守るための感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

6月15日(水曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 昨日(6月14日)の県議会初日に、他の議案に先行しての審議をお願いしました、ひとり親世帯に対する給付金に関する予算案について、ご審議いただきお認めいただきました。対策実施まで一刻の猶予も許されないという状況をご理解いただいて、これまでにあまり例のない先行審議でした。皆さんの強い思いを真摯に受け止め、迅速かつ的確な支給に向け鋭意対応していきます。

<10時15分~ ぎふワールド・ローズガーデンに関する協議>

 可児市の「ぎふワールド・ローズガーデン」で進めているモロッコ庭園の改修工事について、進捗状況の報告を受けるとともに、完成までのスケジュール等について確認を行いました。

<14時00分~ 県庁で、国際交流に関する協議>

 コロナ下で、海外との交流もオンラインでという状況が続いてきましたが、社会全体が感染防止対策と経済活動の両立に向けて動きだしたことを受けて、本県にも各国の大使がたなど、海外の方々をお迎えすることが徐々に増えてきました。現在の国際交流の状況について報告を受けるとともに、今後の対応について協議を行いました。

<14時15分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 来週の県議会一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

<16時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は216人で、先週水曜日(6月8日)に比べ129人の減少となりました。前週の同じ曜日と比較して減少しているのは23日連続です。こうした減少基調は、経済経済活動の回復に向けて好材料とはいえますが、他方、感染防止対策の緩みにつながることも懸念されます。引き続き、感染防止対策を徹底いただきますようお願いいたします。

6月14日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県議会定例会に出席>

 令和4年第3回県議会が開会しました。

 まず、新型コロナウイルス感染症の現状や感染防止対策など昨今の県政を取り巻く状況について報告し、補正予算や条例関連など24の議案を提出させていただきました。

 今回、提出した約167億円の補正予算案は、長引くコロナ禍、そして現在のエネルギー価格や物価等の高騰の影響により、厳しい環境にある県民や事業者の皆さんへの支援と新型コロナの感染抑制対策の更なる強化を実施するためのものです。生活者への支援対策については、生活困窮者を官民が連携して支援する組織の新設や収入が減少した世帯への生活福祉資金の貸付け及び支援金の支給の期間延長などを進め、このうち、ひとり親世帯に対する給付金の支給については、対象となる方に一刻も早く支援をお届けできるよう、他の議案に先行しての審議をお願いしました。

 また、事業者への支援対策として、地場産業事業者に対する支援金の支給、施設園芸農家や地域公共交通事業者等に対する燃料価格高騰への支援、畜産農家や県産材を使用する工務店などに対する原材料価格高騰への支援などを行います。

 本日から6月末までの17日間、議員の皆さんにご審議をいただき、先に策定した「ウィズコロナ総合対策」にもありますとおり、感染対策を適切に講じつつ、社会経済活動をしっかり進め、そのための施策を丁寧に進めていきます。

県議会定例会

<14時00分~ 県議会一般質問に対する答弁の打合せ>

 今議会では、6月21日(火曜)、23日(木曜)そして24日(金曜)の3日間が一般質問の予定となりました。その一般質問に向け、論点や答弁の整理を行いました。

<15時00分~ 少子化対策に関する協議>

 先日(6月3日)、厚生労働省が「2021(令和3)年人口動態統計月報年計(概数)の概況」を公表。全国の出生数は約81万人で、出生数としては過去最少、また、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率も1,30で6年連続の低下とのことでした。

 本県については、今回の公表内容によれば、出生数は11,730人。昨年は12,092人でしたので、約3%の減少です。こうした状況を踏まえ、本県の少子化対策について、今後の取組みの方向性などについて協議しました。

<15時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス新規感染者数は372人で、先週火曜日(6月7日)に比べ94人の減少となり、22日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。着実に減少基調で推移しており、10万人あたりの感染者数も100人を切り、第5波のピークを下回る水準となってきました。こうした状況も踏まえながら、対策決定から2週間が経過した「『ウィズ・コロナ』総合対策」の現況などについて確認、協議しました。

<16時30分~ 櫻井宏 岐阜県農業協同組合中央会代表理事会長・岐阜県農協農政連盟会長らから、肥料等の価格高騰対策に関する要請書を受領>

 ウクライナ情勢などの影響により深刻化している肥料原料の高騰などについて県内JAグループの皆さんからの緊急要請をいただきました。

 肥料の価格高騰が農業経営に及ぼす影響を緩和するため、肥料の価格高騰に対する影響緩和対策のしくみの創設などを国に対して働きかけることや堆肥など地域資源の活用による地域循環型農業の促進に必要な県による技術指導強化、さらには、堆肥製造設備などへの支援を講じることなど、まさに現場の切実なお声をいただきました。

 肥料高騰への対応については、これまでに例のない値上げによる農業経営への影響を県としても非常に懸念しており、先日、農林水産省に対し、機動的な対応策を講じるよう要望したところです。国では農家への支援策が検討されている模様であり、こうした国の肥料高騰対策を注視しながら、県においても、必要に応じて、補完的な対応を検討していきたいと思います。

 また、地域循環型農業の促進についても、「ぎふ清流GAP」の普及などを通じて、県の普及指導員がJAの指導員の皆さんとともに現地での技術指導を実施しているところですが、更なる技術指導の強化に向け、地域循環型農業を進める指導員の育成・確保などに取り組みたいと考えています。

 いただいた要請の内容は、いずれも重要かつ緊急のものと受け止めています。国に対して積極的に働きかけながら、県としての対応を検討していきます。

肥料等の価格高騰対策に関する要請書受領

6月13日(月曜)の公務報告

<10時20分~ 県庁で、日置敏明 郡上おどり運営委員会・白鳥おどり実行委員会名誉会長、野島征夫 県議会議員ら郡上おどり・白鳥おどり開幕キャンペーンPRキャラバンと面談>

 江戸時代・寛永年間(1624~1644年)に郡上藩主が領民の融和をめざし、無礼講の盆おどりを奨励したのが始まりといわれる郡上おどりは、1996(平成8)年、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

 また、白鳥おどりも同じく江戸時代の享保年間以前から踊られていたといわれ、2001(平成13)年、岐阜県重要無形民俗文化財、2003(平成15)年には「白鳥の拝殿踊り」が国の選択無形民俗文化財に登録されています。いずれも徹夜おどりで知られ、県内外から多くの皆さんが集い、踊る、本県の夏の風物詩でもあります。

 ここ2年は新型コロナ禍で、開催が見送られてきましたが、開催日の縮小、徹夜おどりの時間短縮、入場制限などの感染対策を講じ、2019(令和元)年以来3年ぶりの開催を決定され、日置市長さんはじめ、両おどりのキャラバン隊の皆さんがPRにお越しくださいました。

 市長さんからは、「地元の皆さんや全国のファンの皆さんからの「おどりある郡上」にしたいという期待に応えたい」という想いをお聞きしました。また、今年度は郡上おどり保存会が創立100周年を迎えられるとのこと。コロナ禍を乗り越え、このおどりの文化を未来へとしっかりつなげていただきたいと思います。

郡上おどり・白鳥おどり開幕キャンペーンPRキャラバン

<11時40分~ 卓球競技の横谷晟 選手が、大平満 岐阜県卓球協会会長らとともに、2022世界卓球選手権団体戦日本代表への選出を報告>

 中国・成都(せいと)市で開催される、世界卓球選手権の団体戦・日本代表に初選出された山県市出身の横谷選手がお越しになり、世界選手権に向けての意気込みなどをお話くださいました。

 県出身選手としては31年ぶりの世界選手権出場、まずもってお祝いをお伝えしました。

 横谷選手は、3歳で卓球を始め、地元のスポーツ少年団や愛知県の強豪校で活躍。世代トップクラスの選手でありながら、さらに卓球と向き合える環境を求め、大学1年の時にドイツのリーグに渡って半年間の武者修行を敢行されたと伺いました。上位選手との対戦や言葉の壁など様々な困難を乗り越え、その経験を糧に掴んだ日本代表入り。喜びもひとしおと思います。

 横谷選手は、「初めての世界選手権を思い切って、楽しんでやりたい。同時にこれから世界ランキングを上げ、攻めの姿勢で、恐れることなく戦いたい。」とのこと。世界選手権の団体戦メンバーは5人、このうち試合出場できるのは3人ということで、さらなる挑戦になろうかと思いますが、活躍を大いに期待し、応援したいと思います。

2022世界卓球選手権団体戦日本代表への選出報告

<14時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日も先週の同じ曜日に比べると減少する見込みとの報告を受け、着実な減少傾向を感じます。ですが、この時点までに100人を超える新規感染者が確認されています。対策と警戒を緩めることなく続けていただくようお願いします。

<15時00分~ 日本労働組合総連合会岐阜県連合会(連合岐阜)の女性役員との懇談会に出席>

 連合では、6月を「男女平等月間」として活動を強化されており、その一環として、毎年開催されている女性役員の皆さんとの懇談会にお招きいただき、意見交換をしました。

 皆さんは、日ごろから女性が働き続けやすい労働環境改善につながる活動や、加盟組合の女性相互のセミナー等を通じて、男女平等参画及びジェンダー平等社会の実現に取り組まれているとお伺いしています。

 県でも、これまで「第4次岐阜県男女共同参画計画」において、働く場における男女共同参画に向けた取組みを実施してきました。また、岐阜で活躍する輝く女性「ぎふ女(じょ)」が企画開発に携わった商品やサービスを「ぎふ女のすぐれもの」として認定し、女性の創造力を応援する取組みも行っています。

 一方で、本日の意見交換でも伺いましたが、昨今の新型コロナの拡大により、家事・育児・介護等の負担といった女性を取り巻く問題が浮き彫りとなっています。こうした状況、また皆さんのご意見を踏まえながら、働く皆さん、企業そして、県が一体となって、より一層女性の活躍が推進されるよう取り組んでいきます。

<17時45分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 外装、屋根工事がおおむね完了し、最上階まで伸びていたタワークレーンも解体され、外観もすっきりしてきました。

 新庁舎はそのコンセプトにもあるように、県政の拠点であるとともに清流の国ぎふの魅力を感じていただく場ともなります。内装はもちろん、調度品や案内サインなどについて、コンセプトを具体化できているか、一つ一つ詰めの検討を行っています。

<18時15分~ 農業政策に関する協議>

 コロナ禍に加え、国際情勢に伴う生産資材の高騰などを受けた県産農畜水産物の生産や販売の状況について報告を受け、今後の対応を協議しました。

6月11日(土曜)の公務報告

<10時00分~ 中津川市内で、リニア中央新幹線岐阜県駅 安全祈願・起工式に出席>

 リニア中央新幹線の県内中間駅となる岐阜県駅(仮称)の新設工事着工にあたり、建設予定地の中津川市坂本地区で行われた安全祈願及び起工式に出席しました。

 約55km・16の工区からなる県内のリニア路線は、現在13工区が工事契約済みとなっており、県内工区の軌道延長距離の90%が契約済みという状況ですが、こうして駅の起工を迎え、県内でのリニア建設工事が、いよいよ本格化してきたと実感しています。

 リニア開業後、この駅は、本県の東の玄関口となり、本県の顔になります。現在本県では、リニア活用戦略の改訂作業も進めていますが、今日この日をばねにして、本県の未来に向け、さらに前に進めていきたいと思います。

 なお、JR東海の金子社長からも挨拶の中で「安全第一で進める」との言葉がありました。私からも引き続き、工事の環境保全措置及び安全対策の強化・徹底を確実に行い、地元住民の皆さんの不安や心配、課題には丁寧に対応いただくことをお願いしました。

リニア中央新幹線岐阜県駅 安全祈願・起工式

<14時00分~ 大垣市内で、ニトリJDリーグ「大垣ミナモソフトボールクラブ 対 シオノギレインボーストークス兵庫」戦を観戦>

 大垣ミナモのホームゲームをクラブの堤俊彦会長さんや育てる会の小川信也会長さんはじめ、多くの皆さんとともに応援しました。

 7勝9敗で東地区8チーム中6位で本日の対戦に臨んだ大垣ミナモ、先制したものの追いつかれ、逆転されましたが、最終回の7回に粘り強さを発揮して同点、延長戦に持ち込みました。しかし、延長9回、相手に満塁ホームランを打たれて残念ながら敗退。悔しい結果となりました。

 小雨の中でしたが、スタンドには600人を超える応援団からの「手拍子の声援」が送られ、選手皆さんもその声援を力に精一杯のプレーを見せてくれました。明日も試合が続くということですが、切り替えて、頑張ってほしいと思います。

 この2日間の新型コロナの新規感染者数は、10日(金曜)が275人、11日(土曜)が282人と19日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。減少基調は続いていますが、警戒も感染防止対策も緩めることなく、続けていただきますようお願いします。

6月10日(金曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、武藤昭成 (一社)岐阜ファッション産業連合会理事長らと面談>

 同連合会は、本県の地場産業の一つである繊維・アパレルの振興や、本県の玄関口の一つであるJR岐阜駅前地区の活性化等を目的として1974(昭和49)年に設立されました。この連合会の理事長に先月(令和4年5月)に就任された武藤理事長が挨拶にお越しくださいましたので、お祝いをお伝えするとともに、現在の岐阜アパレルの現況やオンライン展示、ファッションショーのライブ配信といった新しい取組みの状況、また今後の展望についてお話を伺いました。

<14時00分~ ぎふ清流文化プラザで、第48回全国高等学校総合文化祭岐阜県実行委員会設立会・第1回岐阜県実行委員会に出席>

 6月7日、文化庁からの開催地決定通知をいただきました。これを受け、2024(令和6)年度の大会開催に向けて、県、開催市町、県高等学校文化連盟などの関係機関が一丸となって準備を進めていくため、本日、県実行委員会を立ち上げました。

 「全国高等学校総合文化祭」は、毎年、各都道府県が持ち回りで開催する、各都道府県を代表する約2万人の高校生による芸術文化活動の発表の場であり、「文化部のインターハイ」とも呼ばれるものです。

 本県における開催は、1984(昭和59)年度の第8回大会以来、40年ぶり2回目であると同時に、1977(昭和52)年度の第1回大会から47都道府県をぐるっと一巡し、本県が2巡目を迎える全国最初の開催県となります。

 大会では、総合開会式やパレード、国際交流行事のほか、演劇、合唱、将棋、かるたなど、規定の19部門、本県が独自に設定する特別支援学校による発表・展示、郷土研究及び花いけバトルの3つの協賛部門を計画していますが、本大会の特色は、高校生が主体的にこれら行事のすべての面で企画、準備、運営に携わっていくことにあります。コロナ禍で部活動にも大きな制限がかかり、思うように活動ができなかった高校生たちが、この大会を機に、文化芸術活動を通じて多くの仲間とつながり、本県の魅力に触れてもらえるよう、最高のおもてなしでお迎えしていきたいと思います。

 本日の大会では、公募していた文化祭のテーマも併せて発表しました。「集え青き春 漕ぎ出せ知の筏(いかだ)、水面煌めく清流の国へ」です。本県の清流に高校生の皆さんの輝きが重なり、文化祭にふさわしいテーマと思います。

 折しも、同年には「清流の国ぎふ」文化祭2024も開催されます。全国高等学校総合文化祭とあわせ、「清流文化」を全国に広め、次世代に伝える絶好の機会として、「オール岐阜」で準備に取り組んでいきます。

第48回全国高等学校総合文化祭岐阜県実行委員会設立会・第1回岐阜県実行委員会

6月9日(木曜)の公務報告

<12時45分~ 県庁で、スポーツ推進施策に関する協議>

 新型コロナの現状を踏まえ、今後のスポーツ施策の推進について協議しました。

<15時00分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 新県庁舎は、行政棟、議会棟とも外装、屋根工事がおおむね完了し、現在は内装や設備の工事が進んでいます。執務環境も徐々にはっきり見えてきましたので、実際の運用に向けた検討などを行いました。

<15時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<16時00分~ リニア中央新幹線に関する協議>

 リニア中央新幹線については、先日(6月7日)、閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2022」いわゆる「骨太方針2022」にも「水資源、環境保全等の課題解決に向けた取組を進めることにより品川・名古屋間の早期整備を促進する」と盛り込まれたところです。改めてアフターコロナ社会を見据えた、国家プロジェクト、それも本県、そして我が国の未来を切り拓くビッグプロジェクトであるとの認識を強くしています。

 工事の進捗や環境保全、安全対策の状況、リニア活用戦略の改訂作業の状況などについて確認し、今後の対応を協議しました。

<17時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス新規感染者は、327人でした。先週の木曜日に比べ101人の減少で、17日連続で前の週の同じ曜日を下回っています。着実に減少傾向にあるということは間違いないですが、まだまだ警戒を緩めてはならないと考えています。引き続き基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。

<17時45分~ SDGsに関する協議>

 2020(令和2)年7月、本県はSDGs達成に向け、優れた取組みを提案する自治体として「SDGs未来都市」に選定され、SDGs未来都市として、SDGsの達成に向けた3年間の主な取組みをまとめた「岐阜県SDGs未来都市計画」を策定しました。

 計画では、2030(令和12年) 年のあるべき姿を「自然と人が創り出す 世界に誇る『清流の国ぎふ』」としています。本県では、古くから、美しい清流と豊かな森などの地域資源を活用して、質の高い業が受け継がれ、生活の糧となる自然環境を守ってきました。そして、この自然環境と産業の連関を支えてきたのは、それを担う「ひと」です。新たな技術を活用し、多様な人材の活躍を促進しながら、県内の地域資源を見い出し、守り、世界に認められる「ぎふブランド」にまで磨き上げることで、新たな価値を生み出して未来へとつないでいく、それが現代を生きる私たちの使命であり、目指すべき持続可能な「清流の国ぎふ」の姿であると考えています。

 こうした取組みを進めるため、県内の企業や団体、NPO、個人など多様な主体が連携し、SDGsを原動力とした地方創生の実現を目指す「SDGs推進ネットワーク」を設置。また、ネットワーク会員の中から、SDGsの達成に向けた取組みが顕著であり、他の会員をけん引する役割を担っていただく「リーディング会員」認定制度を設けるなど、オール岐阜でのSDGs推進に取り組んでいます。

 計画策定から3年が経とうとしていますので、こうしたこれまでの取組みについて振り返りながら、今後の方向性などについて協議しました。

(本県のSDGsの取組みについてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/26370.html

<18時15分~ デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協議>

 令和4(2022)年3月に策定した「県DX推進計画」の進捗について報告を受けるとともに各施策を着実に実行していくための体制構築や市町村への支援などについて協議しました。

<18時30分~ 観光交流政策に関する協議>

 現在放映中のNHK大河ドラマに関連するゆかりの場所が県内にも多数あり、それらの地を巡られる方も増えていると伺っています。大河ドラマの舞台となっている鎌倉時代の「承久の乱」のほかにも、飛鳥時代の古代日本最大の内乱「壬申の乱」、そして江戸時代の幕開けとなった「関ケ原の戦い」と時代のターニングポイントとなる戦はいつもここ岐阜の地で行われてきたました。他の土地にはない、まさに本県だけが持つ天下分け目の地の歴史。こうした歴史を強みとし、また大切にしながら、歴史観光、戦国武将観光の今後の展開について協議しました。

6月8日(水曜)の公務報告

<10時15分~ 県庁で、デジタル政策に関する協議>

<11時00分~ 県庁で、西尾直樹 県酪農青年女性会議委員長らから、父の日のプレゼントのPRとして牛乳を受領>

 国内での牛乳消費拡大策として、2007(平成19)年から酪農家の皆さんが“「父の日」に牛乳(ちち)を贈ろう”というキャンペーンを展開しておられます。私も父親の一人として、本日、県酪農青年女性会議の皆さんから牛乳の贈呈を受け、頂いたその場で、早速、濃くておいしい牛乳を楽しませていただきました。コロナ下では学校給食用の供給が低迷したり、現在は飼料価格の高騰と、酪農家の皆さんにとって厳しい状況が続いています。県民の皆さんには、これから暑い季節を迎えるにあたって喉を潤すにも、また日々の食卓にもう1杯と、牛乳を飲んでいただいて消費拡大にご協力いただければ幸いです。

父の日のプレゼントのPRとして牛乳受領 面談の様子

<11時30分~ 篠田薫 学校法人篠田学園理事長、猿渡真里恵 かぐや第三幼稚園園長、坂玲 かぐや第一こども園園長と面談>

 1952(昭和27)年に最初の保育園を開園以来、70年にわたって幼児教育に携わってこられた篠田学園の皆さんから、その歩みや、現在、求められている教育などについてお話を伺いました。

<14時00分~ リニア中央新幹線に関する協議>
<15時00分~ 記者会見>

 本日は大きく3点についてお話をさせていただきました。

 2024(令和6)年度、全国高等学校総合文化祭の岐阜県での開催が正式決定したことを受けて、「第48回全国高等学校総合文化祭岐阜県実行委員会」の設立と第1回岐阜県実行委員会の開催についてお知らせしました。当文化祭は「文化部のインターハイ」とも言われるもので、高校生が主体的に運営をすることになっていますが、既にご承知のとおり同年には「清流の国ぎふ」文化祭も開催予定となっております。夏には高等学校の総合文化祭、秋にはオールジャパンの国民文化祭、ということで、一つの流れとして「清流文化」を存分に発揮していきたいと思います。

 2点目は献血プロジェクトです。県内では、ここ10年で献血者が12,000人も減少し、特に10~30代の若年層の減少が顕著となっています。現在、献血者は40代以上の方が中心で、献血できる上限が69才ということを考えても、10年、20年先、輸血用の血液が確保できないといった深刻な事態も想像されます。このため岐阜県出身のタレントや大学生のボランティアの方などに、SNSを利用した情報発信を行っていただくなど、若年層への啓発活動を若い方に担っていく形で運動を進めていきたいと考えています。

 3点目は「NEXT GIFU HERITAGE~岐阜未来遺産~」という認定制度のスタートについてです。これまで「全国に通用するもの」として本県の地域資源「岐阜の宝もの」を育ててきましたが、国際版・日本版の「サステイナブル・ツーリズム」の基準もにらみながら、岐阜県独自の要素を加えつつ、「世界に認められるもの」を意識して、新たな認定基準を整理した、というものです。今後は「観光資源単体」ではなく、それらを組み合わせた「観光プログラム」として認定していこうというのも新たな制度のポイントとなっています。この制度を通じて、例えば、上流から下流まで清流が維持されている長良川を軸に、歴史・伝統・文化・様々な活動が行われているという川の文化、清流の国というプログラムとして、またそのストーリー性を、大いにアピールしていきたいと思います。

 その他、会見の場では記者の方から、新型コロナウイルス対策について今後の展開を問うお尋ねもありました。本日の新型コロナウイルス新規感染者は345人、前週の同曜日との比較では16日間連続で減少、ここ1週間の10万人当たりの新規感染者数は126.24人、という状況です。徐々に下がってきていますが、第5波のピークよりも高い水準にあることに変わりはありません。感染防止対策と社会経済対策をバランスよく両立させるべく、6月議会で約167億円の大型補正予算を提案させていただきますので、議会でのご審議、ご理解をいただきながら、引き続きしっかりと取組みを進めていきたいと思います。

(知事記者会見についてはこちら>>>https://www.youtube.com/watch?v=bhvv0Bw546g<外部リンク>

記者会見

<16時00分~ 村瀬美代子 (特非)グッドライフ・サポートセンター理事長に対し、子育て支援事業の推進等に係る感謝状を贈呈>

 村瀬さんは、1997(平成9)年に団体を立ち上げられ、以来、地域の中で会員が相互に助け合う仕組みを構築するなど、働く女性、育児中の親御さんの子育てや、高齢者の自立を支援する活動に、情熱を傾け奔走され、地域の方々から高い評価を得てこられました。

 このたび団体の長を辞されるあたり、地域への貢献、また県の各種会議委員としての県の政策決定への多大なご協力に、敬意と感謝の気持ちをお伝えし、表彰状をお贈りしました。ご勇退は残念ではありますが、ともに活動されてきた皆さんに、村瀬さんの思いはしっかりと受け継がれているものと思います。そんな皆さんとともに、県も子育て支援に引き続きしっかりと取り組んでいきます。

6月7日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県幹部会議に出席>

 令和4年度も2か月が過ぎ、各部局の体制や運営も安定しつつあるところですが、新型コロナ対策はもとより、デジタル・トランスフォーメーションの推進など部局横断、あるいはオール県庁で取組む施策や課題が沢山あります。これらについて全部局長と情報共有や今後の対応の確認・検討などを行いました。

県幹部会議

<11時30分~ 林新太郎 大垣市議会議長、関谷和彦 同副議長が挨拶>

 本年5月に議長、副議長に就任されたご挨拶にお越しくださいました。

 議会運営へのお二人の意気込み、また、地域活性化や防災対策などについてお話を伺いました。

<13時00分~ 岐阜大学大学院自然科学技術研究科の学生らが、第14回学生金型グランプリのプレス用金型部門における金賞及び(一財)産業デザイン賞の受賞報告>

 本年4月に開催された、教育現場で金型製作を学ぶ学生たちが同じテーマに基づいて金型の製作、その成果を発表する「第14回学生金型グランプリ」において、プレス用金型部門の最高賞に該当する金賞等を獲得された報告にお越しくださいました。

 今回のテーマは、「環境にやさしい金型」。このテーマに沿って、学生が金型を製作し、出来上がった製品の見栄えや金型の構造などが総合的に審査された結果の最高賞受賞。また、同時に製品の寸法精度が優れている点も評価され、産業デザイン賞も受賞されたとのことで、素晴らしいダブル受賞に心からお祝いをお伝えしました。

 本県としても岐阜大学との共同提案で、加工条件の自動調整等の技術開発による金型やプレス機のスマート生産システムの事業化拠点整備を行い、企業との共同研究や研究成果の地域企業への展開、また今回のような実践的な教育プログラムによる人材育成を進めています。本県が誇る製造業、ものづくりの未来をけん引いただける皆さんには、さらに技術を磨き、そして大いに本県で培われた技術の高さを発信していっていただきたいと思います。

第14回学生金型グランプリのプレス用金型部門における受賞報告

<13時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 関ケ原町内で、県町村会との意見交換会に出席>

 県内21の町村長さん方で構成する県町村会の皆さんと新型コロナウイルス感染症対策やデジタル・トランスフォーメーション推進計画、また「脱炭素社会ぎふ」の推進などについて情報を共有し、意見交換を行いました。

 新型コロナ対策協議会・本部員会議などの場では、画面を通じて頻繁に顔を合わせていますが、こうして対面してお話することができ、うれしく思います。

 直接に県政についてご説明でき、同時に各町村の状況や課題、取組みも伺うことができ、大変有意義な会となりました。

 新型コロナ対策をはじめ、本日共有したいずれの施策も市町村の皆さんと協力して進めていかねば実現はできません。県と市町村が「オール岐阜」で足並みをそろえ、緊密な連携を取りながら取り組んでいきます。

 

 本日の新型コロナウイルス新規感染者は、466人でした。昨日が187人でしたので、280人近くの増ですが、先週の火曜日(5月31日)が624人でしたので、前の週との比較では158人少なくなり、これで15日連続で前の週の同じ曜日を下回わる結果となりました。

 以前の会見でも申し上げたのですが、「ウィズ・コロナ」とは、漫然とコロナと共存することではありません。仲良くするお友達ではなく、油断なく警戒していくべき相手であると考えて、適切に対策を講じていく必要があります。

 今、この時点で県民、事業者の皆さんに実行いただきたいことは、基本的な感染防止対策の徹底と継続にほかなりません。重ねてよろしくお願いします。

6月6日(月曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、高井法博 税理士法人TACT高井法博会計事務所代表社員と面談>

 岐阜市で税理士をされてきた高井さんは、私財で奨学金制度を設立、経済的理由で大学に進学できない学生の支援をされています。「自利とは利他をいう」というご信念、またその信念の実践についてお話を伺いするなどし、大いに感銘を受けました。

<13時15分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<13時30分~ 第8回清流の国ぎふ女性の活躍推進会議に出席>

 本県が取り組むべき女性活躍推進施策の方向性、その取組みに対する評価・検証、それを踏まえた新たな施策について議論するため2016(平成28)年12月に本会議を設置。今回が8回目の会議となります。

 本県では、2017(平成29)年3月に「清流の国ぎふ女性の活躍推進計画」を策定し、「女性活躍の組織風土づくり」、「ワークライフバランスの実現や働き方改革」、「女性のキャリアップ支援」の3つの柱で政策を展開してきました。計画の数値目標の状況から見ると、男性の育児休業取得率や女性の活躍に取り組む企業の数は順調に推移していますが、一方で、子育て世代の女性労働力率や女性管理職比率は、数値は上昇傾向にはあるものの、まだまだ目標数値には及んでいません。

 女性管理職の登用については、県において、「まず隗より始めよ」の意識で積極的に進めており、知事部局における今年度の女性管理職比率は過去最高の21%に、また、2020(令和2年)度の男性県職員の育児休業取得率は64.9%で全国1位となっています。こうした流れを民間事業者の皆さんにも波及させていきたいと考えています。

 さて、今回の会議では、コロナ禍で顕在化した課題等を中心に意見交換を行い、今後の対策について審議いただきました。新型コロナの感染拡大は、女性の休業者や自殺者の増加、子育てや介護負担の増加など、女性に深刻な影響を及ぼしていることが明らかとなっています。また、デジタル社会やテレワークなど多様で柔軟な働き方への環境整備、社会的孤独・孤立への対応も求められています。こうした状況も踏まえながら、今後も男女共同、女性の活躍について、オール岐阜で推進していきます。

第8回清流の国ぎふ女性の活躍推進会議

<15時00分~ 東海北陸7県議会議長会議に出席>

 本県議会主催で開催された議長会議の冒頭、開催県を代表してご挨拶させていただきました。

 この会議は、本県のほか、愛知、三重、静岡、富山、石川及び福井各県の県議会の正副議長で構成され、各県持ち回りで年2回開催されています。本県議会主催は前回の2019(平成31)年1月から3年半ぶりのことで、ぜひとも皆さんに本県にお越しいただきたかったのですが、残念ながらオンラインでの開催となりました。

 本日の会議では、観光振興の推進や高速交通網の整備促進、医療体制の充実、農林水産業の発展などについて審議されるとのこと。いずれもアフターコロナを見据えて社会経済活動を進めていくにあたり、非常に重要な課題です。実り多い会議となることをご期待申し上げ、挨拶しました。

東海北陸7県議会議長会議

<15時30分~ 那須史明 岐阜バスケットボール(株)代表取締役社長、田中昌寛 同代表取締役兼岐阜スゥープス選手らが、2021-2022シーズンの結果報告>

 プロバスケットボール男子B3リーグの岐阜スゥープスの皆さんが5月に終わった昨シーズンの結果報告にお越しくださいました。

 新加入選手の活躍や同チームの日本人初のプロ契約選手・キャプテンの荒川選手を中心にベテランがチームを支え、B3参入の4年間では最高勝率でシーズンを終了。課題だったシーズン後半での失速もなく、終盤には上位チームにも勝利する事もあり、成長を感じたシーズンだったと伺いました。来期は上位を目指すとの意気込みもお聞きし、一層の奮起を期待するとともに本県のスポーツのすそ野を広げていく、子供たち向けの取組みなどをご一緒できればとお伝えしました。

2021-2022シーズンの結果報告

<17時30分~ 国際交流に関する協議>

 国においても6月1日(水曜)から国際的な人の往来再開に向けた措置について見直しがなされたところです。こうした動きを踏まえ、国際交流について、現状を確認し、今後の対応について協議しました。

 さて、本日の新型コロナウイルス新規感染者は、187人でした。先週の同じ曜日から61人少なく、本年3月21日(月曜・祝)に175人となって以来、約2か月半ぶりに200人を下回りました。減少傾向にはありますが、一喜一憂せず、引き続き気を引き締めて対応してきます。なお、分析では、発熱などの体調不良を押して当園・登校したり、出勤した結果、感染が拡大しているケースが多く見られるということです。体調不良の際は、行動をストップする、また体調不良の方がいる場合は休ませる、互いの思いやりで感染拡大を防いでいきましょう。

6月5日(日曜)の公務報告

<14時30分~ 県庁で、モロッコ・ロイヤルローズガーデンの施工技術者 ベナディバ・サイッド氏からの寄贈品設置工事を視察>

 現在、可児市の「ぎふワールド・ローズガーデン」でモロッコ庭園の改修工事を進めていただいているモロッコ人技術者の皆さんから「ゼリージュ壁泉(へきせん)」を寄贈いただくことになり、県庁舎2階で行われている設置工事の模様を拝見し、代表のサイッドさんをはじめ皆さんとお話をしました。

 ゼリージュとは、着色されたタイルをカットして小さなパーツを作り、それを幾何学模様に組み合わせたモザイクタイルで、モロッコの建築物には欠かせない装飾です。また、ゼリージュで装飾された壁から水を流す壁泉は、モロッコ庭園の象徴的な構造の一つです。

 技術者の皆さんの丁寧なお仕事ぶりが、細かなタイルの模様から伝わる素晴らしい作品をいただきました。県庁舎へお越しいただいた多くの皆さんにもぜひご覧いただきたいですし、「ぎふワールド・ローズガーデン」のモロッコ庭園の完成が一層楽しみになりました。

寄贈品設置工事視察 ゼリージュ壁泉(へきせん)

 新型コロナウイルスの新規感染者は、3日(金曜)425人、4日(土曜)397人、そして5日(日曜)250人と、いずれも前の週を下回ってはいますが、ウイルスは、私たちの目の前から消え去ったわけではありません。その危険性を忘れず、基本的な感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

6月3日(金曜)の公務報告

<10時30分~ 都内の在日フランス大使館で、フィリップ・セトン 駐日フランス共和国特命全権大使と面談>

 本県と駐日フランス大使館とは、2008(平成20)年に「日仏交流150周年」を迎えることを機に、ともに持続可能な交流を進めることに合意し「フランス・岐阜/地域交流プログラム」を策定しました。2019(平成31)年2月には、「観光・食・モノ」「自治体交流」「ハイテク産業交流」「教育・文化・スポーツ・若者交流」の4分野での交流拡大を目指す第3期「フランス・岐阜/パートナーシップ」を共同で発表。双方の産品の販売促進やアルザス・オ=ラン県と本県内市村との自治体同士の交流、同国のル・ブルジェ航空宇宙博物館と岐阜かかみがはら航空宇宙博物館との共同展示企画など多層的な交流を積み重ね、またコロナ禍でも互いに工夫しながらさらなる交流を進めています。

 都内のフランス大使館にセトン大使を訪ね、双方の現状を確認しあうとともに今後の交流促進について意見交換をしました。

<14時00分~ リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会に出席>

 リニア中央新幹線の沿線9都府県で構成する同盟会の定期総会が開催され、私も副会長として出席。今年度の事業計画などの審議やリニア建設促進に向けた総会決議を決定しました。

 総会には、沿線都県の知事や幹部はもとより、自由民主党超電導リニア鉄道に関する特別委員会の委員長でもある本県選出の古屋圭司衆議院議員、また県議会の平岩議長や山本副議長をはじめとする関係県議会議員、東濃地域の市町長の皆さんも出席されておられました。リニア中央新幹線の早期整備・活用は、分散型国家形成に向けた、また、アフターコロナにおける未来を切り拓くための本県、そして我が国のビックプロジェクトです。皆さんと一丸となって取り組む決意も新たなものとなりました。

 同時に本日の総会決議にも盛り込まれましたが、工事の安全性確保が第一です。工事の安全対策、また盛土の安全性など建設発生土に係る課題や騒音振動及び地下水・土壌汚染対策など様々な課題もあります。安全・安心な事業遂行のため、住民の皆さんの不安や懸念を払拭し、リニアの着実な整備を進めていくよう、同盟会関係自治体とも連携して、事業主体のJR東海に引き続き求めていきます。

リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会

<16時00分~ 佐藤康光 (公社)日本将棋連盟会長と面談>

 今秋、本県で予定されている将棋サミット開催などについて意見交換しました。

 将棋サミットは、将棋文化の継承と普及に取り組む自治体と連携し、将棋の普及啓発を図るため、同連盟が主催して開催しています。本県では、2020(令和2)年11月に「全国将棋サミット2020」として、関ケ原町で開催予定であったところ、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、残念ながら中止となった経緯がありますので、今度こそは!との想いも一層強くなります。

 本県では、2015(平成27)年に33年ぶりとなる名人戦が高山陣屋で開催され、2017(平成29)年10月には関ケ原町で開催した「関ケ原 武将シリーズ第四弾~島津義弘~」の中で人間将棋やプロ棋士7人と県民100人が同時に対局する「百面指し」を初開催。以後令和元年まで毎年実施してきました。近年は、若手の棋士、女流棋士も相次いで誕生しています。

 こうした機運を一層盛り上げる大会とすべく、企画の内容や今後の進め方について直接佐藤会長とお話することができ、大変有意義な時間となりました。

6月2日(木曜)の公務報告

<11時45分~ 都内で、涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長と懇談>

 涌井学長とアカデミーの教育活動の状況や昨今の林業をめぐる情勢についてお話を伺い、意見交換をしました。

<13時30分~ アートディレクターの北川フラム氏と面談>

 北川氏は、アートによる地域づくりに長く取り組まれており、施設整備やまちづくり、また「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」、「北アルプス国際芸術祭」、「奥能登国際芸術祭」などのイベントの総合ディレクターとして、全国各地で活動されています。

 「清流の国ぎふ」文化祭2024の開催も控えている本県として、アートを通じたまちづくりや地域への理解を深める方法、あるいは地域を巻き込んでどう進めていくかなど、北川さんのご経験やアドバイスを伺いました。

<15時00分~ 外務省で、長岡寛介 外務省中東アフリカ局長と面談>

 資源開発や経済発展の可能性、あるいは平和と安定に関する諸課題などアフリカ外交は重要度を増しています。本県にも一昨日、在京アフリカ外交団貿易・投資委員会のメンバーの皆さんがお越しくださり、私も直接大使の皆さんと意見交換をしたところです。

 こうした状況について、外務省で、中東地域とアフリカ地域の68か国を管轄する中東アフリカ局のトップ、長岡局長とお会いし、ご説明や意見交換をしました。

<16時00分~ 岐阜県東京事務所で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の新規感染者数や医療提供体制、また自宅療養者数やその状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

 新規感染者は、428人で、前の週の木曜日に比べ106人の減となりました。10日連続で前の週の同じ曜日を下回っていますが、決して警戒を緩めることなく基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。

 また、本日は、東海・北陸の9県と名古屋市のトップによる「中部圏知事会議」が三重県で開催されました。東京出張の私に代わって、平木副知事に出席してもらいましたので、会議の概要について報告を受けるなどしました。

 知事会議では、ワクチンの4回目接種の対象に医療関係者や高齢者施設の従事者を加えるように求めることや、アフターコロナに向けた取組みなど、国に対して新型コロナ対策の更なる強化を求める提言がまとまりました。中部エリアの各県、市とも連携しながら、「感染防止と社会経済活動の両立」を進めていきます。

<16時30分~ リニア中央新幹線に関する協議>

 明日(6月3日)には、東京でリニア中央新幹線の沿線9都府県で構成する建設促進期成同盟会の総会が開催され、私も出席します。改めて県内における工事の状況について報告を受けるとともに総会の議事、また国やJRに対して行う要望の案などについての検討、整理をしました。

6月1日(水曜)の公務報告

<7時30分~ 高山市内で、ラシャッド・ブフラル 在京アフリカ外交団貿易・投資委員会委員長(駐日モロッコ王国特命全権大使)ら同委員会メンバー(アフリカ8カ国の駐日特命全権大使)と懇談>

 昨日から本県にお越しいただいている在京アフリカ外交団貿易・投資委員会のメンバーの皆さん。高山市内にご宿泊され、本日はこれから白川郷や高山市内の視察、また地元商工業団体の皆さんとの交流をされるということです。

 今朝、改めて皆さんから今回の視察の感想や今後の本県との交流に寄せる期待などをお伺いしました。私からも今回のご縁を大切に、新たな関係づくりをお願いし、視察に向かわれる皆さんをお見送りしてお別れしました。

<10時45分~ 県庁で、ぎふワールド・ローズガーデンに関する協議>

 モロッコ政府の全面的な協力のもと、来日されている本場の技術者の皆さんの手で作業が進められている、ぎふワールド・ローズガーデンのモロッコ庭園の工事状況を確認し、同庭園を活用した今後の企画などについて協議しました。

<11時30分~ 豪雨災害対応防災訓練を指揮>

 これから夏の出水期を前に、県警、全市町村、岐阜地方気象台や国土交通省、陸上自衛隊やインフラ関連事業者、報道機関等と連携した豪雨災害対応防災訓練を実施しました。

 訓練では、県、市及び関係機関の災害対応の手順を確認するとともに新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難対策、2021(令和3)年8月の大雨災害等の検証結果を踏まえた対応策についてもより実践に近い形で訓練しました。

 本県では、この4年間に3度の豪雨災害に見舞われています。また、コロナ禍にあっては、限られた人員で豪雨災害と新型コロナの両方に対応する必要があります。「豪雨災害は毎年発生する」との認識に立って、関係機関と緊密に連携し、防災体制の強化を着実に進めていきたいと思います。

豪雨災害対応防災訓練

<14時00分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 工事の進捗について確認するとともに運用に向けた協議などを行いました。

<15時30分~ 林業政策に関する協議>

 本年4月に県産材利用の促進を図るための課題や木材利用促進条例の制定などについて検討いただく「木材利用促進条例研究会」を設置し、林業関係者や建築、木材加工、木工製品などの事業者、また森林環境づくりの専門家の皆さん方に参加いただいています。

 4月、5月に開催された研究会での議論の内容や昨今の木材不足・価格高騰(いわゆるウッドショック)への対応、そして環境保全など森林が持つ機能など様々な観点かあら今後の方向性などについて協議しました。

<15時45分~ 「清流の国ぎふ」文化祭2024に関する協議>

 2024(令和6)年開催予定の第39回国民文化祭と第24回全国障害者芸術・文化祭の統一名称が「「清流の国ぎふ」文化祭2024」。大会の基本方針でもある「清流の国ぎふ」の文化力を結集・発信するための市町村や関係団体との連携、企画について協議しました。

<17時30分~ 都市政策に関する協議>

 県内の市街地整備の状況について報告を受け、今後の対応などについて協議しました。市街地再開発事業の施行者の取組みを注視しながら、地域の活性化や防災対策に資する快適な都市環境の創造を図っていきます。

 

 本日の新型コロナウイルス新規感染者は、453人でしたが、累計の感染者数が2020(令和2)年2月に県内で初めて感染者が確認されて以来約2年3か月で10万人を超えました。特に昨年12月末から続いている感染力の高いオミクロン株の影響は大きく、それまで2万人弱だった累計感染者が、今年、2022(令和4)年に入って8万人以上の増となっています。ここ数日は前週の同じ曜日に比べて減となっている日が続いていますが、感染者数としては高止まりの状態が続いていることに変わりありません。引き続き基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。 

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